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「シンガポール珍道中」 [映画]

singaporechindochu.jpg
〔1940年/アメリカ〕


大きな船会社の御曹司・ジョシュ(ビング・クロスビー)は、
親友・エイス(ボブ・ホープ)と2人で世界を旅していたが、
アメリカに戻ると、
父から、会社を継げ! 結婚もしろ! と命じられ、
再び、旅に出る。


シンガポール近くの島に着いた2人は、
酒場で踊っていた娘・ミーマ(ドロシー・ラムーア)を気に入り、
3人で暮らし始める。


3人の楽しい生活が続いていたが、
ジョシュの父親は、
彼の居場所を突き止め、
ジョシュの婚約者を連れてやって来た。


アメリカに帰るしかなくなったジョシュは・・・。





一人シンガポール映画祭も、
3本で終わりかと思っていたけれど、
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2023-07-15
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2023-07-24
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2023-07-26


探してみると、まだ数本、
ソフトがあった。
ちなみに、私のシンガポール映画の定義は、


・タイトルにシンガポールという言葉が入っている
・製作国がシンガポール単一
・ほぼ全編シンガポールで撮影


の、どれか1つの条件を満たしている事。
(どーでもいいが(笑))


で、この映画は、
1940年に製作されたもので、
「珍道中」シリーズの1作目。
その後、
「アフリカ珍道中」
「モロッコへの道」
「アラスカ珍道中」
「南米珍道中」
「バリ島珍道中」
と続くそうだ。


そんなこんなで、
観始めたわけだけど、
まぁ、こんなもんかな、
という感じ(笑)。


タイトルには「シンガポール」とあるけれど、
殆どがセットだし、
何より、
シンガポールが、
とんでもなく未開の国みたいに
描かれているのが、
事実というより、
偏見に思える。


もちろん、1940年当時のシンガポールが、
実際、どんなだったかは、
私には知る由もないけれど、
土人(差別用語でしょうが、他に言い様がない)
みたいな人々が出てきたりする。


とにかく、
ビング・クロスビーの歌声が聞けたから、
良しとしよう。


評価 ★★★☆☆

nice!(131)  コメント(20) 
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コメント 20

よしあき・ギャラリー

1940年と言えば太平洋戦争中、アメリカはこんなに余裕があったということですね。
by よしあき・ギャラリー (2023-08-20 06:39) 

tommy88

アメリカは差別と偏見に満ちた国ですから未開の国と我々も見られていました。いや、今もそう思っている方々はいらっしゃるでしょう。差別の連鎖は階層化しますから、脱亜入欧ののち、アジアを見向きもしなかった日本、どんどん先を越されてしまいました。気づいた時には遅く、そのくせ優越感だけはしっかり持っており、困ったキツネ眼の黄色いお猿さんです。
さて土人の話。元NHKアナウンサーの失敗談。
縦書きの原稿で「今日、瀬戸内海の島で十一人の子どもがキャンプをしました」というのを読んだのですが、「十一人の子ども」を「土人の子ども」と読んでしまったと書いており、失笑しました。2、30年前の話でしょうか、国語の授業で扱いました。「わかりやすい表現」の一コマです。

by tommy88 (2023-08-20 07:29) 

扶侶夢

その時代のアメリカ映画だったら、日本の描写も同じようなものでしょう。街にはサムライ・ゲイシャが歩いていたりして…(苦笑)
by 扶侶夢 (2023-08-20 08:00) 

お散歩爺

なんか日本で言ったらドリフターズの続き映画みたいなものなのかな?。
シンガポールには行きましたが街路は実に手入れが行き届いた綺麗な国でしたよ。
by お散歩爺 (2023-08-20 09:00) 

プー太の父

またずいぶん古い、私の生まれる9年も前の映画ですね。
ビング・クロスビーの歌は若いころに何度か聴いたことが
あるので歌手だと思っていましたが俳優でもあったのですね。
先日はテレビでプレスリーの映画(西部劇)を初めて観ましたが
なかなか素晴らしい演技で今になってプレスリーを見直しました(^^

by プー太の父 (2023-08-20 14:02) 

青山実花

よしあき・ギャラリーさん
コメントありがとうございます。

本当ですね。
これだけ余裕がある国に、
いっぱいいっぱいだった日本は負けるはずですね。

by 青山実花 (2023-08-20 17:38) 

青山実花

tommy88さん
コメントありがとうございます。

一般のアメリカ人は、
日本とシンガポールの違いも分かっていないでしょうね。
原爆を映画のキャッチコピーにしてしまう国です、
何も考えていないと思います。

土人の子供と言われた子とその親は、
ビックリしたでしょうね^^
旧中山道を、「いちにちじゅう、やまみち」とか、
「江東区」を「えとうく」とか、
アナウンサーだからと、
お利口さんばかりではないようですね^^

by 青山実花 (2023-08-20 17:38) 

青山実花

扶侶夢さん
コメントありがとうございます。

現代日本を描いた映画でさえも、
「日本の女は必ず男と一緒に風呂に入り、
 体を洗ってやる」という内容のものを
観たことがあります。
そこまでくると、嫌になります。

by 青山実花 (2023-08-20 17:38) 

青山実花

お散歩爺さん
コメントありがとうございます。

確かにドリフみたいなコント満載の映画でした^^
私も6月に行ったばかりですが、
綺麗で、大好きになりました^^

by 青山実花 (2023-08-20 17:39) 

青山実花

プー太の父さん
コメントありがとうございます。

83年も前の映画ですものね。
リアルで観たかたは、もう殆どいないのでは^^;
私もビング・クロスビーというと、
「ホワイトクリスマス」しか浮かびません^^

プレスリーの映画、
面白そうですね^^
今度観てみます^^

by 青山実花 (2023-08-20 17:39) 

JUNKO

シンガポールは20年くらい前に1度行きました。綺麗な町並みで多国籍の人がエキゾチックでした、
by JUNKO (2023-08-20 22:32) 

英ちゃん

珍道中だらけだね(^_^;)
日本映画でも昔は珍道中が付くタイトルが結構あったかも?
by 英ちゃん (2023-08-21 01:43) 

kousaku

私はまだ生まれていない時代の映画なんですね、その時代にはやはり日本も同じような国民だったかもしれませんね。
by kousaku (2023-08-21 09:42) 

青山実花

JUNKOさん
コメントありがとうございます。

20年前のシンガポールは、
もう既に美しい国だったのですね^^
何度でも行きたくなりますね^^

by 青山実花 (2023-08-21 21:52) 

青山実花

英ちゃんさん
コメントありがとうございます。

珍道中って言葉、
楽しそうで好きです^^
 
調べてみましたら、
洋画の方が多いようですが、
松島トモ子さんのシリーズがあるようです^^

by 青山実花 (2023-08-21 21:52) 

青山実花

kousakuさん
コメントありがとうございます。

古い映画ですよね^^;
欧米から見たら、
日本も、そんなイメージだったのでしょうね^^;

by 青山実花 (2023-08-21 21:53) 

yokomi

定義は3つのうちの、どれか1つの条件を満たしている事....とは面白いです(^_^;) 
中には訳も知らずに作られている映画も有るようですね。なので本と同じようにより多くの映画を見るようかも(^_^;)
by yokomi (2023-08-23 02:23) 

青山実花

yokomiさん
コメントありがとうございます。

定義を決めないと、
キリがないのです^^;
映画の一部にシンガポールが映るなどまで
含めると、無数にあるので^^;
by 青山実花 (2023-08-23 19:11) 

裏・市長

やはり日本もシンガポール人も、
考える事は同じですね!

1本当たれば2匹目のドジョウを狙って、
シリーズ化。駅前シリーズとか、黒シリーズとか、
虫コナーズとか、男はつらいよシリーズとか。

こちらも珍道中シリーズの第一作とのこと。
よほど当たったのでしょうね。

青山実花最大のヒット作「のんびり。」も
続編ブログを作ったらいいんですよ!
そうすればブログランキング独占ですよ!

見てる限り青山実花さんは欲がない。
実に欲がない。

ランキングなんて、本当にいいかげんなもので
特にこのSSブログの集計方法は実に不透明です。
数年前、一度事務局の不具合で順位がシャッフルされて、
1か月程度メチャクチャだったでしょう?

結局、また不透明な順位に戻りました。

何カ月も更新していないブログが上位だったり、
もう完全に更新をやめているブログが20位以内に
入っていたり、集計方法が公開されていないのを
いいことに好き放題で、がんばって毎日更新されて
いる方や、地味だけれど非常に有益な記事を
あげておられる方、派手さはないけれど、
独特のすばらしい世界をお持ちの方、
たくさんたくさんおられます。

それが評価されないのは、
なにか違うよなぁ・・・と思うのです。

思うにこのブログランキングも頻繁に
順位が入れ替わり立ち替わりすれば、
皆さんのモチベーションも立ちションベンも
あがると思うのですが・・・。

このままでは「ブログ」というもの自体が、
尻すぼみになるばかりだと思います。

「ブログ」はXや、ヘイトブックにはない
独特の良さがあると思うのです。
やりようによっては、第2、第3の
真鍋かをりさんを輩出して、真・ブログの女王として
ザ・エローモンキーのボーカルと結婚したり
出来るかもしれないのに。

目指そうと思えば青山実花さんも
1位をはるかに越えた第0位を獲得する事も可能
なのです。なのに、なぜかそれをしない。

いつまで経っても、古家を探し、
インド料理屋に入り、ラーメンを注文し、
店主を激怒させ追い出される・・・の繰り返し。

これではアクセス数が稼げません!
もっとアクセクしてください。

そうだ!今、注目のアーチストを毎回
採り上げましょう!あいみょん、あのちゃん、
あのねのね、あきらちゃん・・・。

今は「ア行」のタレントがトレンデーなのです。
毎回、あのちゃんを載せましょう!

これから以後、SNSの世界でブログという
カテゴリーが生き残れるかどうかは、
青山実花さんの両肩にかかっているのです!

どうかよろしくお願い申し上げます。
by 裏・市長 (2023-09-02 22:06) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

裏・市長さん、
あなた、ちょっと違っておりません?

「やはり日本もシンガポール人も、
考える事は同じですね!」

この映画は、別にシンガポール人が
作ったわけじゃないのよ。
アメリカ人よ。
それを言うなら、
日本人も、アメリカ人も考える事は同じ、よ。


え?
ブログのランキングですか?
そんなもん、気にしている人がいるんですか?

だって、ブログは、
確かに楽しいですけれど、
金になるわけじゃなし、
生活の中の、ほんのちょっぴりの部分を
占めているだけじゃございませんか。

逆に、ブログが全て、なんて人がいたら怖いですわ。

わたくしは、ブログは書いたら書きっぱなし、
あと、コメントが付いた時だけ、
メールが来るように設定しているので、
なるべく早く承認するようにしてはおりますが、
それだけです。

順位の付け方も不透明だし、
ブログの順位なんて考える暇があったら、
所有している株の事を考えますわ。


アクセス数でアクセクするなんてのも、
アホらしい事です。

何度も言いますが、
このブログは、全く、1円の金にもなりません。

一生懸命やったって、
儲かりません。
自分の意見を人様に知らしめたとて、
世の中に影響を与えるほどの数ではありません。

所詮、ど素人の遊びです。
そんなものに、
必死にはなりません。

必死になるとするなら、
わたくしの場合、
日記としての意味があるからでしょうね。

それも写真日記。

映画や駅の記録になるからしているのです。
だから、
アクセス数が下がろうが、
順位が下がろうが
自分の為にやり続けます。
それだけです。

by 青山実花 (2023-09-13 10:07) 

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