「女と味噌汁」 [映画]
〔1968年/日本〕
新宿弁天池界隈で、芸者をする千佳子（池内淳子）は、
「非売品」と呼ばれるくらい、
身持ちが固く、
男に頼らず、自分の力だけで生きている。
千佳子は、将来の事を考え、
置屋の近くに、
ライトバンで営業する味噌汁屋を始める。
千佳子の作る味噌汁は、
大変に美味しく、
酔客たちから評判となる。
そんなある日、
若い男・智一郎（田村正和）が千佳子を訪ねてくる。
智一郎は、千佳子の、
腹違いの弟だった。
天涯孤独だと思っていた千佳子は、
弟の存在に、心弾む。
ところが、
妹分の芸者・小桃（長山藍子）が、
智一郎に惚れてしまい・・・。
私は、映画同様、
昭和のドラマが大好きで、
↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-08-01
特に、平岩弓枝さんが好きな事は、
↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2021-02-03
以前に、書いた。
この映画「女と味噌汁」は、
平岩弓枝さんのテレビドラマを、
映画化した作品なのだそうだ。
といっても、
私はドラマ版を見た事がないので、
だから、
「女と味噌汁」初体験。
そもそも、芸者が、
本業の片手間に、
ライトバンで味噌汁屋をするような
時間的余裕があるのか、というのが、
ちょっと疑問な気もするけれど、
まぁ、そこは深く追求はしまい(笑)。
97分という、
そう長くない映画の中に、
これでもかと、
エピソードが詰め込まれていて、
すごく内容の濃いものを観た気がする。
池内淳子さん演じる、芸者の千佳子は、
男に身は売らないけれど、
美しく、気風がいいので、
男性が放っておかない。
それでも、
ある男の妻には乗り込まれ
ある男の母には「芸者なんぞとは一緒にさせられない」と言われたりして、
芸者という立場の、
世間の見方が分かる。
さらに、
同窓会で久し振りに再会して以来、
時々会うようになった、
同級生たち（佐藤慶、田中邦衛など）の、
秘密を知ってしまったり。
ポスターで分かるように、
出演陣たちが、
とにかく豪華で、
誰かが登場する度に、
おぉ！と思う。
一人で生きていく事の、
気楽さと、
それに伴う、
寂しさ、
哀しさを、
平岩弓枝さんテイストで描かれた作品。
評価 ★★★☆☆
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確か？TBSの日曜日に放送されていたドラマだと記憶してます
叔母が好きで、一緒に観ていた覚え有り。
長山藍子さんの甘ったるい声が印象に残っています
山岡久乃さんのシーンは特に好きでしたょ。
by 拳客の奥様 (2021-11-28 14:09)
女と味噌汁って題名に魅かれました^_^
私も先にポスターで出演者の名前を見たら
すごく豪華版だなと思いました。みなさん
全員が主役級のすごい俳優さんばかりですものね。
by プー太の父 (2021-11-28 15:20)
このドラマは見ていました。
池内淳子さん 印象に残っているのは毎日
お蕎麦を食べていますということ
さっぱりとした良い女優さんでした。
by きよたん (2021-11-28 17:35)
「女と味噌汁」をタイトルにしちゃうのも凄いかも？(^_^;)
しかし、出演者は豪華絢爛だね（^∇^;）
by 英ちゃん (2021-11-28 23:55)
私もテレビでは全部見ました。
by enosan (2021-11-29 07:43)
女と味噌汁。昭和の良き時代ならではのタイトル。池内淳子の味噌汁は格別においしいと思う。
by beny (2021-11-29 12:43)
面白い題名ですね、どんなアストーリ何だかと思いますね。
by kousaku (2021-11-29 16:23)
妹分の芸者・小桃が智一郎に惚れて・・その後どうなったの？。
池内淳子さんは張りのあるパンチの効いた役者ですね。
by お散歩爺 (2021-11-29 19:03)
こんばんは＾＾
このドラマは大好きで、毎回観ていました。
池内淳子さんは素敵な女優さんでしたね＾＾
by いろは (2021-11-29 20:11)
拳客の奥様さん
コメントありがとうございます。
調べてみると、
東芝日曜劇場で放送されていたようですね＾＾
長山藍子さん、
確かに、この映画では完全に「妹」キャラで、
甘えっ子という感じでした＾＾
山岡久乃さんもいいですね＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 21:31)
プー太の父さん
コメントありがとうございます。
「女と味噌汁」って、
いかにも昭和なドラマのタイトルですね＾＾
そうなんです、主役級の方が次々出てくるので、
心で、おぉ！と言いっぱなしでした＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 21:31)
きよたんさん
コメントありがとうございます。
ドラマを見られていたなんて羨ましいです。
池内淳子さんは、いかにも江戸っ子という感じで、
気風が良くて、素敵ですね＾＾
お蕎麦も上手に食べられるのでしょうね＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 21:31)
英ちゃんさん
コメントありがとうございます。
確かに、今、このようなタイトルは付けないかもですね＾＾；
豪華な出演者が、
ほんのチョイ役で出てくるので、
ビックリしました＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 21:32)
enosanさん
コメントありがとうございます。
全部見られているなんて、
本当に羨ましいです＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 21:33)
benyさん
コメントありがとうございます。
昭和の、そして平岩弓枝さんらしい
タイトルですね＾＾
ほんと、池内淳子さんのお味噌汁は
美味しいだろうと想像します＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 21:33)
kousakuさん
コメントありがとうございます。
タイトルだけ見ると、
ファミリードラマかと思っちゃうかもですね＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 21:33)
お散歩爺さん
コメントありがとうございます。
小桃と智一郎は、
池内さんに内緒で、何度かデートするのですが、
バレてしまい、
そして、結ばれる事はなく終わります＾＾；
by 青山実花 (2021-11-29 21:34)
いろはさん
コメントありがとうございます。
やはり、ドラマ版は人気なのですね＾＾
池内さん、とってもお綺麗でした＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 21:34)
池内淳子さんは好きでした。
上品で、小学校の時の、霜野先生みたい。
上品で気品がある女性は芸者でも教師でも好きです。
by tommy88 (2021-11-29 21:42)
tommy88さん
コメントありがとうございます。
池内淳子さんは、
女性から好かれる女性ですね＾＾
学校の先生、いいかも＾＾
演じたことはあったのでしょうか。
私も気品のある人、憧れます＾＾
by 青山実花 (2021-11-29 22:10)
池内淳子さんは、上品なおばあさんという
年代からしか知りませんでした、お若いときは
チャキチャキ美人という感じなんですね。
by su-nya (2021-11-30 09:19)
母が見続けていたので、わたしも何回かは見ていると思います。
たしか、母の本棚にもこの本があった記憶が。
「肝っ玉母さん」とか、この手のドラマが好きな母でした。
by わたし (2021-11-30 22:34)
su-nyaさん
コメントありがとうございます。
私も、そうお若い頃を知っているわけではないのですが、
古い邦画を観ると、
色気を売り物にするわけではない、
素敵な女性だとお見受けしています＾＾
by 青山実花 (2021-12-01 18:31)
わたしさん
コメントありがとうございます。
わたしさんのお母様と、私と、
なんだか気が合いそうな気がします＾＾
私も、「肝っ玉母さん」見てみたかったな＾＾
by 青山実花 (2021-12-01 18:36)
この作品、田村正和さんが出られているので、
なぜか追悼上映されて見る事がでけました。
田村正和さんご自身がおっしゃられていましたが、
自分は「田村正和を演じている」と。
プライベートをあまり表に出さないところなど、
あのSSブログで悪名高い裏・市長さんと
だぶるところがあります。
それだけにご本人も納得していなかったと言う、
最後の主演作となった「眠狂四郎」。
あの仕事をなぜ受けたのか…
それだけが悔やまれます。
それもまた、現在の田村正和を包み隠さず
映していたのですが、70代後半の田村氏が
20代の狂四郎を演じる…すでに無理がありました。
そして動き、なによりも声が…出ていないのです。
見ているこちらがつらくなるほどに。
低予算のためか安っぽいビデオ撮影。
共演者も目玉になる俳優がおらず散々な出来でした。
さすがは人の道に外れた番組を
送り出し続けるフジテレビ…と言わざるを得ない。
田村正和さんの遺作がこれとはちょっと認めたくない。
そう考えれば、50年前のテレビ版はよかったです。
最終回でいきなりカツラを外すんですよ。
そして現代の田村正和がタバコをふかしながら、
歩いてる「今の街並み」が映し出される。
え…なんで？と視聴者に思わせたまま、
番組はエンディングへ…
なんだったんだ、あの演出。
すべてが新しすぎました。
今の番組制作者に足りないものは「挑戦」です。
チャレンジ魂なくして、新しいものは、
ヒットは生まれない。私は常にそう思っています。
私は常に朝鮮し続けます。
毎日、痴漢やわいせつ教師を糾弾し続けます！ニダ！
by 裏・市長 (2021-12-31 17:23)
テスト
by 青山実花 (2022-01-28 21:27)
裏・市長さん
コメントありがとうございます。
今回は本当にビックリいたしました。
まさか、この世の中に、
わたくし以外に、
この「女と味噌汁」を観られている方がおられるとは
思ってもいませんでしたので。
こんな古い、
テレビドラマを劣化させたような映画を
好んで観る人がよくいるものだと、
感心している次第でございます。
しかも、脇も脇、
脇役でしかなかった田村正和さんにスポットを当てるなど、
池内淳子さんも草葉の陰で泣いておられるのではないでしょうか。
田村正和さんは、いつからイケメン扱いになったのでしょう。
わたくしの知っている田村さんは、
市川雷蔵さまのはまり役、
「眠狂四郎」を演じるなど許されなかったはず。
彼は、1967年に、
「痴人の愛」でトンデモ大学生を演じておられます。
女に振り回され、
トランクス一丁で、右往左往する、
そのアホなお姿は、
「眠狂四郎」のイメージとは、
かけ離れた、情けないお姿でございました。
時は流れ、62年後、
石原真理子さんの暴露本「ふぞろいの秘密」では、
田村さんの秘密が書かれてしまいましたわね。
あの本には、
石原真理子さんが関係したビッグネームな
男性スターの名前が、
これでもかと書かれておりましたが、
田村さんは、そのメンバーではなく、
別の枠で、「とてつもなく性格の悪い俳優」として、
暴露されておりました。
田村さんは石原真理子さんに、
他のスターと同様には手を出さなかったのでしょうか。
本当は出したかったけど、
枯れてしまっていたのでしょうか。
役立たずだったのでしょうか。
by 青山実花 (2022-01-28 21:27)