「すべてが変わった日」

〔2020年/アメリカ〕


1960年代。
元保安官のジョージ（ケビン・コスナー）と、
妻のマーガレット（ダイアン・レイン）は、
息子と、息子の妻・ローナと、孫のジミーに囲まれ、
幸せな日々を過ごしていたが、
ある日、息子が落馬して、死んでしまう。


3年後。
ローナが、ドニーという男と再婚。
するとある日、マーガレットは、
スーパーの駐車場で、
ドニーが、ローナとジミーに
暴力を振るっているところを見てしまう。


さらに、ドニーは、
ジョージたちに知らせる事なく、
突然、遠いノースダコタ州の実家に、
ローナとジミーを連れて引っ越しを。


あんな男に、
ローナとジミーを任せるわけにはいかない。
ジョージとマーガレットは、
ドニーの実家に赴くが、
そこには、
一般常識の通用しない家族たちが住んでおり・・・。





試写会で観た。


基本はサスペンスなんだけど、
ドニーの家族が出てきてからは、
まるでホラー。
ラスボス風情の、
ドニーの母親は、
見るからに異常だし、
ドニーの兄たちも、
母親に言う事には全て従う、
息子というより、
手下みたい。


そんな家族に立ち向かう、
ケビン・コスナー演じるジョージと、
ダイアン・レイン演じるマーガレット。


これは、中々難しい問題でもある。
確かにローナは、死んだ息子の嫁だけど、
再婚した以上、
ジョージたちには、
いわば、他人。
再婚相手がDV野郎だとしても、
どこまで介入していいのか。


いや、この問題を、
嫁家族の問題と考えるから、
面倒くさいだけで、
もしもジョージが、
福祉施設の職員だったら、
当然、手を差し伸べたはずだから、
介入していいのよね、うん。


それに、2人には、
目の中に入れても痛くないような、
可愛い孫がいる。
あんなDV野郎や、
その家族に育てられたら、
孫がどうなってしまうか分からない。
放っておけるわけがない。


途中で、
「う、嘘でしょ？やめてー！」という場面がある。
直視できない。
ケビン・コスナー、
それなりに年取ったな、って印象だけど、
体を張って、頑張ってる。
アメリカらしい娯楽映画で、
ハラハラドキドキが止まらない。
中々面白かった。


評価　★★★★☆

コメント 20

これは是非見てみたいです。
by t-toshi (2021-07-28 12:29) 

他人のことを言える立場かどうか、でもケビンさん年を取りましたね。
そんなに時間が過ぎているんだと思い知らされます。
by ヤマカゼ (2021-07-28 15:36) 

ケビンコスナーはいい映画に出ていますね。好きな俳優さんです。
by JUNKO (2021-07-28 19:50) 

先がどうなったのか知りたくなりました
孫と息子の奥さんを助けるのかな
きっと助かるとは思いますが。
by きよたん (2021-07-28 20:10) 

久しぶりのケビン・コスナー。そしてダイアン・レインですね。
ダイアンは昔結構好きでした(笑)。
このテーマは最近のアメリカの問題なのでしょうね。
観てみたいなぁ…。
by ぼの (2021-07-28 23:18) 

ケビン・コスナーもダイアン・レインもだいぶ老けたね(^_^;)
by 英ちゃん (2021-07-29 08:13) 

なんか・・ドキドキしてきた――
それで　　それで・・・見たいけど　　こわそ――
by もーもー (2021-07-30 08:09) 

あ、なんか久々にみてみたいアメリカ映画です。
昨年の8月公開？気づきませんでした。

by わたし (2021-07-31 09:10) 

あ、もうじき公開なんですね！(^-^)
by わたし (2021-07-31 09:14) 

ケンベン・コスナーも
もう「おじいちゃん」役か！。
感慨深いものがあるな。

あのケンベン・コスナーがですよ！。
まだついこの間、ボデーガードに
主演したばっかりじゃないか！。

と思ったら、ボデーガードも、
もう30年近く前の作品になるのですね。
懐かしく思いましたが、
ボクなんかまだ生まれてませんよ。
気のせいでした。気にしないでください。

この世はすべてまやかしです。
うたかたの夢なのです。


by 裏・市長 (2021-08-13 21:00) 

t-toshiさん
コメントありがとうございます

面白かったです。
私もぜひ観てほしいです＾＾

by 青山実花 (2021-08-15 11:24) 

ヤマカゼさん
コメントありがとうございます

どんな大スターでも、
年を重ねるのは、皆同じですね＾＾
平等な事があってホッとします＾＾

by 青山実花 (2021-08-15 11:24) 

JUNKOさん
コメントありがとうございます

私もケビン・コスナー好きです＾＾

by 青山実花 (2021-08-15 11:24) 

きよたんさん
コメントありがとうございます

この手のアメリカ映画は、
ラストが分かり易い事が長所でもありますね＾＾；
ぜひご覧になってくださいね。

by 青山実花 (2021-08-15 11:25) 

ぼのさん
コメントありがとうございます

ダイアン・レインの「リトル・ロマンス」の可憐さ、
そして、「ストリート・オブ・ファイヤー」のカッコよさ。
素敵でしたね。

by 青山実花 (2021-08-15 11:25) 

英ちゃんさん
コメントありがとうございます

若く、美しい俳優さんも老ける・・・
なんか安心します＾＾；


by 青山実花 (2021-08-15 11:25) 

もーもーさん
コメントありがとうございます

はい、とってもドキドキする映画です。
もーもーさんにも観てほしいです＾＾

by 青山実花 (2021-08-15 11:26) 

わたしさん
コメントありがとうございます

昨年でなく、
今年の8月なんですよ＾＾

by 青山実花 (2021-08-15 11:26) 

わたしさん
コメントありがとうございます

大きいポスターは劇場で、
小さいポスターは自宅で、と
分けているので、
そこで判断していただけたらと思います＾＾

by 青山実花 (2021-08-15 11:26) 

裏・市長さん
コメントありがとうございます

ケビン・コスナーを年食いましたが、
裏・市長さんも負けてはおりませんね。

なにせ、
お孫さんが9人、
ひ孫さんが20人、
玄孫さんに至っては、50人もおられるのでしょう？

これを、ネズミ算と言わずして何と言うのでしょう。
裏・市長一族が、
世界を席巻する日も近いですわね。


30年前、
裏・市長さんと一緒に「ボディガード」を観た日が
懐かしいですわ。
エンダァァァァーーーーー！！！

by 青山実花 (2021-08-15 11:27)