「アメリカン・ユートピア」

〔2020年/アメリカ〕


試写会で観た。


ロックバンド・トーキングヘッズの、
ボーカルでギタリストのデヴィッド・バーンによる
ライブを、
スパイク・リーが監督した映画。


めちゃくちゃ洗練されたステージパフォーマンスに、
圧倒される。
無駄がまるでない。


デヴィッドも、
バンドのメンバーも、
シンプルなスーツの衣装を身に着け、
靴さえ履いていない。


全ての楽器は、
奏者が手で持てるタイプのもので、
デヴィッドも言っていたけれど、
床にはコードの1本もなく、
ポップで、
無機的で、
洗練されている。


ドキュメンタリー映画には違いないんだろうけど、
一般的に、
頭に思い浮かべるドキュメンタリーではない。


カメラに向かって、
誰かが解説することもなく、
ステージだけを見せる。
それだけ、
パフォーマンに自信があるのだろう。
実際、素晴らしい。


新コロな今、
ライブにも中々行けず、
ストレス溜まっている方も多いと思うけれど、
この映画を観たら、
かなりスッキリできるのではないでしょうか。
それだけのパワーが、
この映画にはあります。


トーキング・ヘッズや、
デヴィッド・バーンを知らない方でも、
十分楽しめると思います。


評価　★★★★☆

コメント 8

気になりますね~しかしG県の公開はないだろうなあ…＾＾
by 拳客の奥様 (2021-04-24 18:38) 

この映画もそのうち上映されるんですか。こちらには
イオンシネマしかありませんがコロナ禍になってからは
私の好きな洋画がまったく上映されなくなってしまいました。
コロナ禍と洋画が何か関係あるんでしょうかね。好きな映画を
観るとストレス発散になってすごくスッキリするんですが(-_-;)
by プー太の父 (2021-04-25 11:03) 

洋楽で来ましたね。
トーキングヘッズの名前を聞いたことがあるのですが思いだせません。
解説が無いとは凄いパワーですね。
洋楽ついでにワンオクロックのRenegades（映画るろう人剣神最終章）で歌ってますが、ヤマカゼいい年して好きですね。
熱狂的な歌い方は案外、父親の森進一さんゆずりなのかもしれないですね。
by ヤマカゼ (2021-04-25 14:56) 

拳客の奥様さん
コメントありがとうございます。

上映スケジュールを調べてみました。
確かに公開の館数はあまり多くはないようですが・・・、
でも、
自宅で鑑賞するのも、それはそれで、
いい面があります。
どうぞ、いつか観てみてくださいね＾＾
by 青山実花 (2021-04-25 23:13) 

プー太の父さん
コメントありがとうございます。

コロナと洋画は、関係大ありだと思います。
というのも、
ハリウッドのスタジオがコロナで閉鎖されているので、
新作が中々作れないようなのです。
日本の配給会社は、仕方がないので（？）、
今までなら輸入しなかったであろう映画を輸入したり、
数年前の映画を買い付けて、公開しているようです。

とにかく、感染者を減らして、
ハリウッドに活気が戻ってほしいです。
それまで頑張りましょう。

by 青山実花 (2021-04-25 23:18) 

ヤマカゼさん
コメントありがとうございます。

トーキングヘッズは、日本では、
アメリカほどの知名度はないように思います。

残念なことに、ワンオクロックは、
名前しか知らなくて・・・申し訳ないです。
森進一さんの息子さんがメンバーだった
ジャニーズのグループ、NEWSは夢中でしたが、
それも、好きだったのは山Pと加藤君と小山君＾＾；
by 青山実花 (2021-04-25 23:24) 

これを「映画」に分類していいもんですかねぇ。

やはり「音楽ライブ」「演劇ステージ」、
ストリップ」は別にあるべきですよ。

音楽ライブは全身で音を感じて受け止めたいし、
映画は普段味わえない出来事を疑似体験したい。

ストリップは1回目のステージが終わってから、
踊り子さんのパンツのヒモに1万円札を挟んで、
正面から写真を撮らせてもらいたい…。

それが感動のステージってもんじゃないですか？。

ただ、気を付けないといけない点がありまして、
ストリップ小屋はときどき警察の手入れが
あるんです。その時は一斉に電気が落とされますので、
裏口から逃げる際には、小さな懐中電灯をひとつ、
持参しておいたほうがいいですよ。

足元が危ないですから。
青山実花さんもお出かけの際には忘れずに。
以上、暮らしの豆知識でした。
by 裏・市長 (2021-05-14 01:00) 

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

今回のコメントは、
本当にためになります。

ありがとうございました。

なるほど、ストリップには、
警察の手入れが入るのですね。

来週行く時は、
必ず懐中電灯を持参いたします。
それも2つ。

だって、警察が来た時、
客であるわたくしが逃げるのは当然の事として、
踊り子さんである、
裏・市長さんも逃げなくてはならないでしょう？

その時は、客席から、
懐中電灯を投げますから、
必ず受け取ってくださいね。

by 青山実花 (2022-09-06 20:35)