「おとなの事情 スマホをのぞいたら」 [映画]
〔2020年/日本〕
美容外科医の六甲隆（益岡徹）と、精神科医の絵里（鈴木保奈美）夫妻、
パラリーガルの園山零士（田口浩正）と、パート主婦の薫（常盤貴子）夫妻、
レストランの雇われ店長・向井幸治（淵上泰史）と、獣医の杏（木南晴夏）夫妻、
そして、教師で独身の小山三平（東山紀之）。
この、職業も年齢も違う7人は、
数年前に出会い、年に一度、パーティを開いている。
今年も、全員が揃い、テーブルに着いたところで、
杏が、
「このパーティの間に掛かってくる電話は、全てスピーカーで話し、
メールやLINEは読み上げる事ができるか」
と言い出す。
全員、ギョッとするが、
ここで拒否しては、
何か後ろ暗い事があるのかと、勘繰られてしまうので、
強く反対もできない。
7人は、この危険なゲームを開始するが・・・。
とにかく面白かった、
オリジナルのイタリア映画、「おとなの事情」。
↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2016-12-08
その会話劇は絶妙で、
最後まで、夢中になって観た。
この映画は、
「最も多くリメイクされた映画」として、
ギネスに載ったそうだ。
分かるなぁ。
舞台の殆どは、一軒の家の中、
登場人物は、ほぼ7人、
進行は会話が中心、となれば、
リメイクもしやすい。
何より、話が面白いので、
どこの国で作られても、観客の共感を得る事ができる。
本作は、日本でリメイクされた作品で、
基本の設定は同じ。
オリジナルを観ているので、
7人の秘密は知っているけれど、
それでも、所々可笑しくて、
声を上げて笑ってしまう。
特に、ヒガシと田口浩正さんのやり取りは最高。
これから観る方の為に、
詳しくは書けないけど、
そりゃあ、修羅場にもなるだろうって場面。
ちょっと不満があるとすれば、
日本版は、
ラストが「いい話」みたいな持って行き方だけど、
それは、ちょっと無理がありはしないか。
あの状況だと、
「いい話」で終わらないと思う。
たしか、オリジナルだと、
最大級の秘密は、
最後までバレずに終わったように記憶している。
それが日本版では、
途中でバレちゃってるし。
オリジナルの感想を書いた時、
私は、
「人のケータイなんか、見たっていい事は一つもない」
と書いた。
でも、不思議と、
この日本版では、
他人のメールを読み上げる場面を楽しんだ。
やはり、日本が舞台だと、
感情移入がしやすいのかもしれない。
世界中でリメイクされている作品を
観てみたい。
とりあえず、すぐ観られるのは、
韓国版だけらしいけど。
評価 ★★★☆☆
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聞いた事のあるタイトルと思いましたが、世界中でリメイクされている、有名な作品なのですね。
コメディ映画は、ほとんどみないけれど、これはみてみたいです。
特に、実花さん推奨の「ヒガシと田口浩正さんのやり取り」に興味あります。
by わたし (2021-01-15 13:09)
7人の構図や出演者が少し豪華な感じは、日本の映画やドラマにはありがちな感じだよね(^▽^;)
by 英ちゃん (2021-01-15 16:12)
笑えなかったりして・・(^▽^;)ﾔﾊﾞ・・
by 拳客 (2021-01-16 14:52)
さすがに2016年の記事にコメントしてるほど、
ボクとキミのつきあいは長くないわ…と思いつつ、
禁断のリンクを見たら…ボクみたいなコメントがっ！。
ボクは今日も昨日も2016年も、
なにひとつ変わらぬコメントっぷりですが、
青山実花さん！あなたはちゃんとコメントを
返してくれているじゃないですか！。
今では、どうせロクな事書いてねぇだろ？と、
ボクが睡眠時間を削ってまで書き上げた
珠玉のコメントをロクに読みもせず、
テケト～～～～な返事しかかかれていない
ご様子ですが、この当時はまだ「裏・市長」という
看板に敬意を抱いていて下さった気がします。
どうですか、ここらでいっちょ「初心忘るべからず」。
お年玉のひとつでも包んで、裏・市長さんの
ご機嫌を伺ってみては？。
しかし、今はもうスマホなしでは物語が
成立しませんね。
「スマホを落としただけなのに」
「スマホをのぞいただけなのに」
「スマホを食べただけなのに」…。
スマホには通話以外にもいろいろ、
使い道はありそうです。
そんな訳で、新年あけまして
おめでとうございます！。本年も本年こそお年玉。
by 裏・市長 (2021-01-16 23:36)
こういうコメント欄も、ゆる～く、他人のスマホを覗いているようなものかもしれないと、思うのでした。裏さんとの応酬も、ある種の覗き見で、見て楽しんでいます。むかし、姉が母の日記を読んで、母が姉の日記を読んでいることを知りました。壮絶なバトルがありましたが、そういうのはイヤなのでした。むかし、濃厚感という方法で、男の教授が女性の助手と実験し、助手が怒るという漫画みたいな映画がありました。全てを知りたいという独占欲は、破滅への道のように昔から思っています。言わぬが花という表現のように。
by tommy88 (2021-01-17 03:51)
わたしさん
コメントありがとうございます。
はい、この映画は世界中でリメイクされているようです。
おそらく、秘密を抱えて生きているのは、
万国共通なのでしょうね＾＾
修羅場になる場面が可笑しいので、
ぜひわたしさんにも観てほしいです＾＾
by 青山実花 (2021-01-20 11:49)
英ちゃんさん
コメントありがとうございます。
こういったシチュエーションコメディは、
7人くらいが丁度いいのかもしれませんね。
出演料なんかも、採算とれそうだし(笑)。
by 青山実花 (2021-01-20 11:49)
拳客さん
コメントありがとうございます。
多くの方が笑えないのでは、と思います(笑)。
人は思っている以上に、
秘密が多いし、
それが人なのだと思います＾＾
by 青山実花 (2021-01-20 11:50)
裏・市長さん
コメントありがとうございます。
そりゃあ、裏・市長さん、
あなたが、わたくしのコメント欄に
嫌がらせを書き込むようになったのは、
私はブログを始めた直後ですから、
もう62年にもなるのですよ。
2016年なんて、昨日みたいなものじゃありませんか。
本当に、毎日毎日、
飽きもせず、
嫌がらせにやって来るその姿勢には
頭が下がる思いです。
そして、その嫌がらせに、
毎回丁寧に、
全く同じ行数の返事をするわたくしというのも、
自分でもどうかと思いますわ。
それをテキトーな返事だなんて、
酷すぎます。
返事があるだけ、ありがたいと思ってくださらねば。
世間の皆様に、
わたしのスマホを覗くのは無理だと思われます。
なにせ、
パスワード、
指紋認証、
顔認証、
眼球認証、
血液認証の
5つを通過しないと、
スマホが開けないのですよ。
青山財閥の資産を全てわたくしが管理しているのですから、
当然と言えば、当然ですけれど。
おほほ。
by 青山実花 (2021-01-20 11:50)
tommy88さん
コメントありがとうございます。
いえいえ、
このような場所で、
スマホのやり取りのような私的な事を
するわけがありません。
人様に読まれる事を前提に書いているものは、
大した内容ではないと思います。
それも、たかだかブログのコメント欄で。
人の日記を読むというのは、
どうにも性に合いません。
怖ろしくて開けません。
そこまで人を知りたくありません。
by 青山実花 (2021-01-20 11:50)