「高台家の人々」

〔2016年/日本〕


30歳のOL・平野木絵（綾瀬はるか）は、
地味で口下手、
唯一の趣味は妄想。


そんなある日、木絵の会社に、
大金持ちの御曹司・高台光正（斎藤工）が、
ニューヨーク支社から転勤してくる。


光正のあまりのイケメンっぷりに、
同じフロアのOLたちは色めき立つが、
木絵にとって光正は、
最初から別世界の人、と、
憧れる事も諦めていた。


ところが、どうした事だろう。
光正は木絵を好きになり、
お付き合いする事に。
実は彼は、人の心を読める能力があり、
純粋で、面白い妄想ばかりしている木絵に
惹かれたのだ。


光正の家に招かれた木絵だが、
彼の母は、
光正と木絵の結婚に猛反対。
家柄も、学歴も、
何もかもが高台家には合わないと言われてしまう・・・。





もう何も言う事はありません。
斎藤工くんの、
御曹司っぷり、紳士っぷりを堪能できただけで満足です（笑）。


斎藤工くんは、
人の心を読めるという能力のおかげで、
目の前にいる女性が、
いくら美しく着飾っていても、
好きになる事はない。


でも、綾瀬はるかさんは、
今まで会った女性たちとは全然違う。
なぜなら、彼女は、
他人の事を悪く思った事など一度もないし、
それから、
めっちゃ笑える妄想魔なのだ（笑）。


彼女が心に思い浮かべた妄想を見て、
斎藤くんは笑ってしまう。
その妄想、何に例えたらいいのか、
私は、
ちょっと、さくらももこさんの世界観に近いと思った。


でも、斎藤くんの能力を知った綾瀬さんは、
傷つく。
まぁ、それは当たり前だ。
今迄、自分の心を読まれてたの！？
と思うと、
恥ずかしくていられない。


彼を愛する気持ちと、
これから一生、心を読まれながら生活する事の
せめぎあいで、
悩むに決まってる。


それに、彼には、
とっても怖いお母さまがいるのよねぇ。


努力して、何とかなる事もあるけど、
生まれや育ちは、
もうどうする事もできない。
それを理由に結婚を反対されたら、
何も言えない・・・。


結末はどうなるのかは、
書かないけれども。


評価　★★★☆☆

コメント 8

人の心が読める能力もっているのは、幸か不幸か．．．
わたしだったら、小鳥の心が読める能力のほうがいいな＾＾
by mitu (2020-04-07 12:09) 

mituさん
コメントありがとうございます

私も心を読むことも
読まれることも嫌ですー。
知らない方がいい事がいっぱいありますよね(^_^;)

小鳥の心、いいですね。
私もシャンシャンの心が読めたらいいな。
お腹しゅいたでしゅ、とか(^_^)

by 青山実花 (2020-04-07 15:25) 

ずいぶん、若い頃の綾瀬さんですね。さくらももこみたいな子、確かに素直そうですけどちょっとウザそうですね。この映画まだ見た事ないですが、話題になった映画ですね。
by ヤマカゼ (2020-04-07 23:37) 

なんだかすっごく面白そう！！
「絶対見たい！！」
って久々に思いました！！
by 向日葵 (2020-04-08 03:14) 

ヤマカゼさん
コメントありがとうございます。

4年前の綾瀬さんですね＾＾
さくらもものさんの妄想は、
独特の世界観なのですよね。
私は友人から「ちびまる子」と呼ばれています（笑）
by 青山実花 (2020-04-10 10:55) 

向日葵さん
コメントありがとうございます。

斎藤工くんと綾瀬はるかさんのコンビを観るだけで、
楽しいです＾＾
機会がありましたら、
どうか観てみてくださいね＾＾
by 青山実花 (2020-04-10 10:56) 

あっ！青山実花さんもご覧になられたんですか！。
「高台家の人々」。
実はボクも見たんですよ。

正直に言って、絶妙なバランスの上に
成立している映画だと思いました。
主演の2人が。

人間の顔って、本当に目鼻口の微妙な配置で、
成り立っていて、ほんの少し位置がズレるだけで、
まったくの別物になってしまう。

本作もアップの画面で見ていると…、
斎藤工さんの「クチビル」。

あれ、もう2㎜ブ厚ければ、ただのタラコですよ！。
タラコ！。タラコの二段重ね！。

で、綾瀬はるかさん。
正面から見たらそうでもないんですが、
横顔が……………シ　ャ　ク　レ！！。

なんであんなにシャクレてんだ？
というぐらいシャクレてる。
でも、あのシャクレ具合も本当にいい塩梅の
シャクレ度であと1㎝違えば、エキストラ扱いの
女優止まり。

とてもひみつのアッコちゃんの主演で、
アカデミー賞を受賞するまでには
至らなかったでしょう。

2人ともに神が与えし、絶妙の造形の上で
成り立っている顔面の作りに感心するばかりの
一作でした。

え、内容ですか？あぁ、内容ねぇ～。
兄妹全員エスパー？！はぁ？。
で、最後は女の獣医師と弟がくっつく？。
なんか、余りもの同士で仲良く喧嘩しなってな、
安直なオチでした。

中盤、結婚式の最中に式場から飛び出す…なんてのが、
もうありえナイザー。

そんなもん、セクシィ～キャバクラに行って、
前金制で金払って、いざパンツ下ろした瞬間、
警察が踏み込んできて、両手をあげろ！と、
言われたような不完全燃焼感ですよ。

この不完全燃焼っぽさ、オンナにゃあ
わかるかなぁ～、わっかんねぇだろうなぁ～。
by 裏・市長 (2020-04-19 02:49) 

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

わたくし、
昔から思っていたけれど、
言えなかった事があるのです。

でも、今日はさすがに、
我慢の限界が参りました。
本当の事を言ってもよろしいでしょうか？


裏・市長さん、
あなたは、何か魚卵系の食べ物に恨みでもあるのですか？

わたくしが心から愛する斎藤工様の唇を、
「タラコ」と言ってみたり、

わたくしが心から可愛がっているシャンシャンの幼少期を、
「明太子」と言ってみたり、

わたくしに指輪を買って下さるというから楽しみにしていたのに、
付いているダイヤが、
「いくら」ほどの大きさでしかなかったり。

なぜ、わたくしの好きなものを、
すぐ魚卵に例えられるのでしょう。
魚卵にアレルギーでもあるのでしょうか。
魚卵を食べて、
腹でも下した過去があるのでしょうか。

どうか、次に買って下さるという約束のピアスには、
ウミガメの卵ほどのダイヤを付けてくださいませね。


綾瀬はるかさんの顔がしゃくれてるですって？

あなた、この物語は、
彼女がしゃくれているからこそ、
成り立っているのではありませんか。

例えばですよ、
綾瀬さんの顔が、
わたくしほど美しかったらどう思います？

「こんな美人が、
　さくらももこみたいな妄想魔なわけがない。
　コンプレックスなんてあるわけがない。
　今頃、男を食って食って食いまくっているはずだ」

と思うに決まっています。
微妙に欠点のあるお顔、
それこそが愛嬌の秘訣なのです。

わたくしも、その微妙な欠点が欲しいですわ。
なにせパーフェクトすぎちゃって。
おーほほほほほ。

by 青山実花 (2020-04-19 12:51)