◆お徳用 愛子の詰め合わせ◆ [本]
大好き、佐藤愛子さん。
お母さんというには、ちょっと年上だけれど、
でも、ずっとお母さんみたいに思ってきた佐藤さん。
佐藤さんの本は、
小説よりエッセイが好き。
ご本人も仰られているように、
佐藤さんはいつも怒っている。
若者に、世の中に。
この本も、
佐藤さんが様々な雑誌に書いた短文を集めた内容で、
以前ほどではないけれど、
やっぱり現代の若者にカツを入れてくれている。
佐藤さんにどんなに叱られても、
それをイヤだとは思わないし、
納得させてしまう力がある。
現代に皇室問題に言及されている文章もある。
本当はもっと怒りたいのだろうけれど、
戦中派の佐藤さんには、これが限界なのだろう。
直接会ってお話を聞いてみたい所だ。
これからもずっとお元気で、
私たちを叱ってほしい。
コメント 0