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「最後のブルース・リー ドラゴンへの道」 [映画]

saigonoBruceLee.jpg
〔1972年/香港〕


イタリアに降り立ったブルース・リー。
ローマで知人が経営する中華レストランが、
地上げ屋から立ち退きを迫られ、
連日、嫌がらせをされていると知って、
助っ人に来たのだ。


店の従業員たちは、地上げ屋に対抗すべく、
武道の練習に余念がない。
彼らは、最初は弱そうなリーを馬鹿にする。


しかし、やって来た地上げ屋軍団を
たちまち撃退してしまったリーに、
皆の目が尊敬の眼差しに変わる。
彼らは、リーに武道を教えてほしいと頼む。


何人手下を送っても、
全員、リーに打ちのめされて帰ってくる事に業を煮やした
地上げ屋のボスは、
アメリカから、最強の武道家チャック・ノリスを迎え入れる。


ローマの古代遺跡、コロセウムで、
リーとノリスの対決が始まる・・・。





ノリが軽く、まるでコメディだが、
なかなか楽しい。
冒頭からリーは、空港のレストランでイタリア語が通じず、
スープばかりが5皿も来てしまう、そんな感じで、
それが最後まで続く。


そもそも、なぜ舞台をイタリアにしたのか、よく意味が分からない(笑)。
コロセウムとカンフーという、
そのミスマッチな感じが可笑しくてたまらない。
この内容なら、香港でも十分なのに(笑)。


ブルース・リーが、
製作・脚本・監督から音楽まで手掛けているというから、
映画にかこつけて、
イタリア旅行がしたかっただけじゃないのか?などと、
くだらない憶測をしてしまったよ(笑)。


しかし、カンフーの場面は見事。
武道の事は全く分からない私だけれど、
それでも、「凄い」というのは分かる。
無駄な動きが全く無いように思える。


私はブルース・リーの映画を観る前までは、
ヌンチャクというのは、
いったい武器として、どれだけの効力があるのかと、
ずっと疑問だったのだけれど、
初めて彼の映画を観た時、ちゃんとそれで相手を倒せる事を知った。
私が使ったら、自分の顔面に当てるだけで終わりそうだけど(笑)。


評価 ★★★☆☆

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コメント 2

don

「おまえはタンロンか」
とかいうカタコトの日本語は、この映画でしたっけ。
ブルースリーは大好きでした^^
by don (2011-10-15 22:07) 

青山実花

donさん

ブルース・リーを好きな男性って多いですね。
やはり彼の動きには特別のものがあるのでしょうか。

私は彼の顔が好きですよ。
よく見ると、とても可愛いので(笑)。
by 青山実花 (2011-10-17 14:07) 

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