◎生誕100年 岡本太郎展◎

絵心がまるで無いので、
美術について語る事はできないのだけれど、
岡本太郎の作品は面白くて好きだ。


何かに衝き動かされるようなタッチで描かれた絵には、
どれにも、物凄い情熱を感じる。


岡本さんは、自分の作品を
売りに出すのを嫌ったそうである。
「一人の人が所有してしまうと、沢山の人に見てもらえない」というのが
理由だそうだ。


来館者は、出口で三角くじのような、御神籤のような紙を
一枚引けるようになっていた。


私が引いた紙には、
「下手のほうがいいんだ。
　笑い出すほど不器用だったら、
　それはかえって楽しいじゃないか」
と書かれてあった。


“何も深刻に考える事はないんだ”と言われているようで、
なんだか嬉しくなった。

コメント 2

岡本太郎のことって全然知らないのですが、
（芸術は爆発だ！って言う、変わったおじさん、くらいで）
御神籤って、岡本太郎の言葉なんですよね。
なんだかとても、まっとうなことを仰る方だったのですね。
イメージがかなり偏ってました。失礼ですね・・
でも、出口のサービス、とても良いですね。
by yonta* (2011-05-03 22:50) 

yonta*さん

いえいえ、私も岡本太郎に関する知識は、
yonta*さんと大差ありません。
会場で、岡本さんがゲスト出演したテレビ、
「今夜は最高」の映像が流れていたのですが、
そこでの、タモリさんとの会話も大変に
面白かったです。
本音で生きている人っていいですよね。
by 青山実花 (2011-05-06 18:14)