「キャットウーマン」 [映画]
〔2004年/アメリカ〕
以前にミシェル・ファイファーが演じたキャットウーマンは、
もっと悪キャラだったような気がするのだが、
こちら、ハル・ベリー版は正義の味方っぽい。
シャイで自信の無い女の子だったベリーが、
キャットウーマンになった途端、
超人的な運動能力を発揮し、
生き生きとする様子が気持ちいい。
筆跡鑑定士が、ベリーとキャットウーマンの文字を比べて、
「別人ですね」と断言する場面など、中々上手い演出だと思った。
シャロン・ストーン姐さんも頑張ってるよ。
自分の老いを認めた上で
キャットウーマンと戦う姿が潔い。
20歳若かったら、キャットウーマンを演じたかっただろうな、と、
思いながら観ていた。
本作でラジー賞を取ったハル・ベリーは、
授賞式に出席し、会場は大受けだったそうな。
これぞスターの貫禄ね。
評価 ★★★☆☆
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