「海外特派員」 [映画]
〔1940年/イギリス〕
これが70年前に撮影された映画だと考えると凄い。
アメリカ人新聞記者ジョエル・マクリーが、
アムステルダムで大物政治家の暗殺に遭遇し、
犯人を追ううちに起こる様々な出来事。
雨の中の暗殺シーン、風車小屋に忍び込んでの捜査、
塔からの突き落とし、
飛行機が海に墜落するまでとその後の乗客たちの行動、
受話器を外したままでの状況説明、などなど、見所多し。
本筋とは関係ないのだが、とても興味を持ったのが、
マクリーと、彼と恋に落ちたばかりのラレイン・デイが、
やむを得ずホテルに泊まる事になった時、
マクリーが部屋を二つ取った事に腹を立てて、
帰ってきてしまうデイの様子。
「部屋を別々に取るなんて、彼ったら私の事愛してないんだわ、ぷんぷん」ってな感じ。
70年前でも、女の貞操観念ってそんなものなのね。
評価 ★★★★☆
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