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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 [映画]

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〔2023年/アメリカ〕


1944年。
インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は、
ナチスが強奪した「ロンギヌスの槍」を
奪還しようとしている中、
偶然、もう一つの秘宝、
「アンティキティラのダイヤル」を
手に入れる。


それから25年後の1969年。
インディは、
旧友の娘・ヘレナ( フィービー・ウォーラー=ブリッジ)と再会し、
「アンティキティラのダイヤル」を見せるのだが、
その時、
何者かに集団で襲われ、
そのどさくさに、
ヘレナは「アンティキティラのダイヤル」を持って
逃げてしまう。


その後、中東で、
ヘレナと再会したインディは、
「アンティキティラのダイヤル」を狙う、
ナチスの残党と闘う事になるのだが・・・。





映画が始まってすぐから、
「あぁ、これはまさしく冒険活劇だ。
 このシリーズはこうでなくちゃ」と思う。
ジャンル分けするなら、「アクション映画」なんだろうけど、
やっぱり「冒険活劇」という言葉がしっくりくる。


それから、
最初、あれ?と思う。
ハリソン・フォードが、
めちゃ若い。
彼ってたしか、御年80歳じゃなかったけ。
それにしては若すぎる。
このルックスは、
シリーズが始まった頃と変わらない、と。


話しが進み、
現在のハリソン・フォードが出てきて、
今までは過去の出来事を描いていたのだと
分かったけれど、
では、あの若々しいインディを
どうやって描いたのだろうと気になり、
帰ってから調べてみる。


種明かしとしては、
膨大な数残っている、
過去のハリソン・フォードの映像を、
AI技術で蘇らせたのだそう。
うーん、凄い。
AIの発達のしすぎには、
思うところあるけれど、
こんな風に、楽しませてくれるなら、
悪くないと思ったりもして。
(勝手すぎる(笑))


にしても、
かつてあれだけ活躍していた、
インディ・ジョーンズが、
淋しい生活を送っている事に、
哀愁を感じるなぁ(笑)。


彼は大学で教鞭をとってはいるけれど、
学生たちは、誰もインディの話に興味など持たないし、
逆にインディも、
若者の新しい文化を受け入れられないような、
脳味噌古い、頑固爺さんに成り下がっている。


ただ、そこまでは序章だ。
旧友の娘・ヘレナと出会ってから、
またまた冒険の旅へ。
インディ・ジョーンズの本領発揮。


80歳のハリソン・フォードが、
どこまで演技していて、
どこからがスタントなのか、
それは私には分からないし、
でももう、そんな事は考えずに、
映画を楽しめばよい。


終盤は、SFともいえる展開となり、
驚く。
だって、あんな事、
想像もしていなかったもの(笑)。


評価 ★★★☆☆

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