「観賞用男性」

〔1960年/日本〕


パリで修行して帰国した、
デザイナー・芦谷理麻（有馬稲子）は、
「これからは男性も、オシャレでなくてはならない」、
という考えのもと、
「観賞用男性論」を提唱する。


理麻は、国会議員や、
母の経営する広告会社「広報堂」の
社員のユニフォームをデザインするが、
それが、
色々な意味で、世間で話題に。


しかし、
理麻の姉の夫の弟・文二郎（杉浦直樹）は、
「こんな服は絶対着ない！」と、
一人、スーツで出社する。


喧嘩ばかりの理麻と文二郎だが、
実は心の奥底で、
互いに惚れ合っている事に気付かずに・・・。





有馬稲子さん扮する、
若手デザイナーが、
男性の見栄えをよくするために、
「観賞服」というものをデザインするのだけれど、


これが、まぁ、
「妙ちくりん」としか言いようのない服で（笑）、
道を歩けば、
世間様に笑われ、
妻に逃げられる社員までいるという有り様。


そりゃあ、個性というのは大事だけれど、
奇抜にすればいいというものではないし、
映画を観ていただければ解かるけど、
いくらなんでも、あの服装は、
ちょっと「ない」かなぁ（笑）。


でも、「観賞服」はともかく、
有馬稲子さんが、
オシャレで、可愛くて、
見とれてしまう。
ファッションショーの場面も、
なかなか素敵。


それにしても、
「観賞用男性」かぁ。


今では、
そのような事を、殊更に強調しなくても、
女たちは普通に、
カッコいい男性を鑑賞していると思う（笑）。


映画の中で、
「これからは、鑑賞されるのは女性だけではない」って
セリフがあったけど、
当然よね（笑）。
女だって、イケメンがいたら、
そりゃあ、見ちゃうに決まってる（笑）。


評価　★★★☆☆

コメント 4

景色のよい人って良いですよね～♪観賞したい～。
by Ginger (2019-07-23 21:01) 

Gingerさん
コメントありがとうございます。

私も、常に観賞用男性に囲まれていたい（笑）。
by 青山実花 (2019-07-30 07:54) 

「観賞用男性」！！。

ボクを呼びましたか？呼びましたね？！。
いやぁ～、観賞用だけではなく、
実用にも適しておりますので、
遠慮なくご活用ください！！。

様々な「技」も会得してございます。
きっとご満足いただけることでしょう。

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真面目な話、野郎なんか見たくない。
汚らしい！。これを女性側から発言すると
差別だ！と怒られるけれど、男側だから問題ない。

なのに今、世間では男同士、
それも、オッサン同士がブームらしい。
「オッさんズラブ」などという物語が、
映画にまでなるらしい…。

なにが、おもしろいのだろう…。

あぁっ！汚らしい…！！。
想像できる？裏・市長さんと遠藤憲一の同棲生活！。
フリー・リランキーでも可。
あぁっ！本当に汚らしい！！。

やはり男と女はつがいでくっつくのが、
自然でよろしい。自然の摂理に逆らうな。
青山実花さんは裏・市長さんに逆らうな。
by 裏・市長 (2019-07-31 21:00) 

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

確かに裏・市長さんの「技」が凄い事は、
わたくしも、認めざるを得ませんわ。

たった一度、
和歌山でお会いした時、
見せてくださいましたわね、
寄り切り、うっちゃり、寄り倒し、
浴びせ倒し、押し出し、押し倒し、などなど、
裏・市長さんが相撲部屋にいた当時、
会得した技を。


えーーー！
今、生きていて、
時々、「オッさんズラブ」という言葉が、
目に入るなーとは思っていたのですが、
それって、そういうお話しだったのですか！？

つまりそれは、
「ボーイズラブ」の「ボーイズ」が
年を取って、「オッさんズ」になったという
認識でよろしいのかしら？

へぇー世の中って、
おかしなものが流行りますのね。
それを見るのは、
どういう層なのでしょう。

女性ですか？男性ですか？
ゲイですか？
ストレートですか？

なんだか昨日と同じような事を書いている気がしますが、
この疑問も自然の摂理でございます。
わたくしに逆らうのは、やめてくださいませね。

by 青山実花 (2019-08-04 09:41)