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「今のままでいて」 [映画]

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〔1978年/イタリア〕


50歳の庭園設計士・マルチェロ・マストロヤンニは、
ある邸宅の庭で、16歳の少女・ナスターシャ・キンスキーと出会う。


マストロヤンニには、妻と娘がいたが、
キンスキーの美しさに抗う事ができず、
どうしようもなく惹かれてゆく。
キンスキーもファザコン気味で、
2人はいつしか関係を持つ。


ところが、マストロヤンニの古くからの友人が、
キンスキーは、
マストロヤンニが以前に付き合っていた女の娘である事を告げる。
時期から考えて、
自分の娘の可能性がある。
ショックを隠し切れないマストロヤンニ。


キンスキーの父親が誰であるか、
なんとか調べようとするマストロヤンニだが、
ハッキリとは分からない。


彼はその事をキンスキーに話すが、
彼女はそれでもいいと言う。
以前より激しく愛し合うようになった2人だが・・・。





中年男の幻想みたいな話だ(笑)。
10代の美しい少女に出会って、
向こうも自分も愛してくれて、
いちゃいちゃいちゃいちゃ(笑)。


特にラスト近くの2人の楽しそうな事ったら。
ナスターシャ・キンスキーは、
全裸でマストロヤンニの前をウロウロし、
猫のように絡みつく。
その体はスレンダーで、
無駄な脂肪など一つもついておらず、
とっても綺麗。
最大の見せ場であろう(笑)。


ただ、自分の愛した相手が、
実の子供の可能性が1%でもあると知ったら、
私だったら、その時点で萎えるけどな。
それって禁忌中の禁忌な気がする。


キンスキーの父親を調べようと
マストロヤンニ、必死(笑)。
なんとか自分が父親じゃない証拠を見つけて、
彼女とは交際を続けたいらしい。
50歳のおっさんが、16歳の女の子に、
そんなに夢中になってどうする(笑)。


ネットで皆さまの感想を読んでみたけれど、
実の親子かも問題に触れている方は殆どいない。
皆さま、キンスキーの美しさとヌードで
満足されたようだ。
やはり、それを鑑賞する映画なのだろう。


けれど、こんな映画でも、
ラストはとても切なく、胸にギュッときた。
映画って本当にラストが大切。
途中がどんなにくだらなくても、
ラストで全てが決まってしまう事がある。


評価 ★★★☆☆

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snow

ナスターシャ・キンスキーのファンでしたが、この作品は見てませんでした。この頃の彼女は本当に魅力的でしたね〜。懐かしいです。
by snow (2013-08-13 16:20) 

青山実花

snowさん
コメントありがとうございます。

ナスターシャ・キンスキーは、
本当に美しいですね。
この映画の1年後の「テス」などは、
その美しさが怖いようでした。
なんだか特別な女優さんという気がします。



by 青山実花 (2013-08-13 21:31) 

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