「日曜はダメよ」 [映画]
〔1960年/ギリシャ〕
ギリシャの港町に住むメリナ・メルクーリは、陽気で可愛い娼婦。
気に入った客としか関係しないし、
日曜日には仕事をしない主義の、
自由に生きる女。
ギリシャの研究に彼(か)の地を訪れたアメリカ人、ジュールス・ダッシンは
そんな彼女に一目惚れ。
彼女を不幸な境遇と決め付け、
「教育」によって、人生を変えてやると意気込むのだが・・・。
「マイ・フェア・レディ」のギリシャ版みたいな話だが、
あちらのようには上手くはいかない。
だってメルクーリは、自分を不幸だとは思ってないもの。
思っていないものを変えようというのが、無理な話で。
全体的に、とっても陽気。
ギリシャの太陽が見えるようだ。
自分を文化人だと思っているダッシンが滑稽で、
何も考えていないギリシャ人たちに笑われているように見える。
音楽も良い。
評価 ★★★☆☆
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