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「カニを喰べる。」 [映画]

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〔2015年/日本〕


フリーターで、その日暮らしの田宮(染谷俊之)は、
中学時代の友人で、これまたフリーターの青島(赤澤燈)から、
「富山にカニを食べに行こう」と誘われる。


なんでも、富山県在住の青島の先輩が、
「カニを腹いっぱい食べさせてやる」と言ったと言う。


2人は青島の乗ってきた、
軽トラで出発するが、
所持金、合わせて2,400円しかなく、
途中で、別の同級生・大滝を誘うも、
呆れられ、断られる。


大滝から金を借り、
出発した2人は、
途中で同世代の女・マチ子を拾う。
果たして彼らはカニを食べられるのか・・・。





最近、カニやイカの話題が続いたので、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2024-01-04
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何か、カニの出てくる映画はないかと、
探してみたら、
この映画に行き当たった(笑)。


定職につかず、
ブラブラしている30歳近い青年2人が、
カニを食べるという目的で、
富山に向かうというロードムービーだけど、


出だしの15分ほどは、
私には合わないかなぁと思いながら観ていた。


2人がどんな生き方をしようと、
彼らの勝手だけど、
軽トラが盗んだものだったり、
闇金から借金返済の催促があったりと、
うーん、って感じで。
それで、富山までの旅費がないからと、
別の同級生を巻き込むのはやめてほしいと。


で、呼び出された、その同級生・大滝は、
ちょっと気が弱そうで、
人の誘いを断れなさそうな雰囲気。
私は、圧をかけられて、
何かを仕方なくするってのが大嫌いなので、
心配な気持ちで観ていたのだけれど、


良かった。
大滝は、もうすっかり真っ当な大人で、
2人が全く言い返せないような理論で、
誘いを断る。


特に、最後の一言は、
2人を打ちのめす。
中学時代、ちょっと軽んじていた(と思われる)大滝が、
自分らがヘラヘラ生きている間に、
違う道を歩んでいるのだと、
痛感させられたショックは大きい。


しかし、衝撃を受けるだけの焦りが、
まだ2人の心に残っているのだと思うと、
これからでも遅くない、
頑張ればいい、と応援する気持ちも生まれるし。


この場面は絶対必要だった。
もしなかったら、
まるで面白くない映画になっていたと思う。


評価 ★★★☆☆





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ところで、先日また、
ドムドムハンバーガー銀座店で、
カニバーガーを食べてしまいました。
(どんだけ好きなんだよ(笑))


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あぁ、嬉しいなぁ。


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目が合っている気がします(笑)。

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