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「わたしは最悪。」 [映画]

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〔2021年/ノルウェー〕


30歳の大台に乗ったユリヤ(レナーテ・レインスヴェ)は、
どうにも、人生の軸が定まらずにいた。
恋人のアクセルは、
グラフィックノベル作家として成功し、
そろそろ子どもを作ろうと言われるも、
そんな気にもなれない。


そんなある日、
ユリヤは、
知らない人たちのパーティに紛れ込み、
アイヴァンと知り合い、
意気投合する。


数日後、ユリヤが働く書店に、
偶然、アイヴァンが現れる。
2人は、互いの恋人と別れ、
同棲を始めるが・・・。





「わたしは最悪」か。
なんだか、しょっちゅう思っている気がする(笑)。


何か失敗したり、
理由もなく、落ち込んだり、
些細な事から、大きな事まで、
日々、生きる中で起こる、様々な出来事で、
「私ったら、最悪だわ」って(笑)。


でも、この映画の主人公・ユリアは、
このタイトルほどには、
最悪とは感じない。


仕事はしているし、
恋人もいる。
しかも、
別の恋人と付き合う時、
修羅場にもならず、
実にスムーズに、
電車にでも乗り換えるように、
次の男に移る。
これは凄い事だ(笑)。


私が、ちょっと生理的に合わないなぁと思ったのは、
ユリアが、新恋人のアイヴァンと出会った夜にした、
様々な行為。


2人は肉体関係には至らないのだけれど、
肉体関係のある男女でも
しないような事を、
やってのける。


申し訳ないが、
ちょっと気持ち悪い。
いや、もしかしたら、
初対面であんな事が出来ちゃう2人こそ、
運命なのだと、
表現したかったのかもしれないけど。


遊び心のある映像は、
ちょっと面白い。


評価 ★★★☆☆

nice!(135)  コメント(6) 
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コメント 6

mitu

わたしは最悪って、わたしも思うことあるあるですよ



by mitu (2022-07-07 18:23) 

青山実花

mituさん
コメントありがとうございます。

ほんと、
一日に一度は思っているような気がしますですよ^^;
by 青山実花 (2022-07-07 23:44) 

tommy88

やってのける。
なにをやねん!
伏せられた表現が刺激して眠れません。

by tommy88 (2022-07-14 23:09) 

青山実花

tommy88さん
コメントありがとうございます。

この映画をご覧になって、
安眠してくださいね^^
by 青山実花 (2022-07-16 22:13) 

裏・市長

わかりました。

青山実花さんがそうまで望むのならば、
私も長い付き合いです。
協力を無下に断る訳にはいきません。

「肉体関係のある男女でもしないような事」を
いたしましょう!

肉体関係のある男女でもしない…ですから、
もちろん肉体でも体肉関係でもない…という
事ですね。

逆に考えると、肉体関係があれば「しない」
という事ですね。

…なんか末恐ろしい考えが浮かびました…。
色々とめんどくさくなってきました。

もう、簡単に肉体関係、もしくは
焼肉定食を食いに行く…で
いいんじゃないでしょうか?





by 裏・市長 (2022-08-11 23:48) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

嫌です。

この映画の2人がしたような行為を
人とするのは
絶対に嫌です。

あんな事や、
そんな事や、
こんな事や、

普通なら、きっといたしません。

人の行為を見た事がないので、
絶対とは言えませんが、
多分しません。

まして、私と裏・市長さんは、
62年前に、
一度和歌山でお会いしただけ。
なぜ、あのような事をしなければならないのですか?

by 青山実花 (2022-08-23 18:45) 

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