「流血の抗争」 [映画]
〔1971年/日本〕
東京近郊のある都市では、
秋庭一家と志村組の2つのヤクザ組織が、
共存しながら穏便にやっていた。
ところが、この街に、
利権を求めて、誠心会と宇田川組が入り込んでくる。
誠心会は、秋庭一家の幹部・増沢を、
「預かり盃」と称して、拉致同然に事務所に監禁し、
増沢を開放するには、
志村組と宇田川組をつぶすのが条件だ、と言う。
そんな中、
5年の刑期を終えた秋庭一家の・手塚(宍戸錠)が
出所してくる。
事情を知った手塚は、
志村組の親友・吉永(佐藤允)と、
くだらない争いはしない、と誓い合う。
数日後、
秋庭一家の組長と舎弟の徹(沖雅也)が散歩していると、
突然組長が誠心会の星野に刺殺される。
星野は徹に、
「志村組にやられたと伝えろ」と脅す。
徹からの報告を聞いた手塚は、
吉永に裏切られたと誤解し・・・。
相変わらず面倒くさいヤクザの皆さん(笑)。
筋を通す、通さないって、
別にそんなもの通さなくたって、
人生、楽しくやっていけるのに。
別々の組にいながら、
とっても仲のいい、
宍戸錠さんと佐藤允さんという設定が、
なんだか可愛くて、
面白くはあったけど。
そんな事より、
私は宍戸錠さんの、
頬っぺたのシリコンが気になって気になって。
申し訳ないけれど、
ブルドッグにしか見えない。
なんであんな風にしちゃったんだろう。
グラビアアイドルが胸にシリコンを入れるのとは、
なんだか違う気がする。
だって、そんな事しなくたって、
十分イケメンなのに。
あと、目が行くのがもみあげ。
X-MENか?
ヒュー・ジャックマンか?
(全然違う?(笑))
今回の沖雅也さんは、
目の前で自分の親分を殺されて、
さらに、虚偽の報告をしろと脅される、
ちょっと重要な役どころ。
まだ19歳の、
世間を知らないチンピラヤクザが、
そんな事に巻き込まれて可哀想・・・
って、気分はすっかり沖さんの味方(笑)。
沖雅也ブームなのだから、
それは仕方あるまい。
組長と沖さんが散歩するとき、
沖さんは、増沢の子供を抱っこしている。
イケメンが赤ちゃんを抱いてるって、
なんでこんなに胸キュンなんだろう。
それも、自分の子でなく、
他人の子、というのがミソ。
自分の子なら当たり前すぎて面白くないけど、
他人の子を、ちょっと慣れない手つきで扱う様子は、
なんだか胸ときめく。
映画とは関係ないけど、
SMAPが赤ちゃんの面倒を見るという
テレビの企画でも、
会場の女の子たちから、「きゃ☆」という声が漏れていたっけ。
評価 ★★★☆☆
宍戸錠・・・ホッペに綿を詰めてる人?
って、それはモノマネをする人だニャ(^^;
by えーちゃん (2016-10-10 13:20)
宍戸錠さんと佐藤允さんとの組み合わせ、どちらも好きな役者さんです。
面白そうです。
「アンドロメダ・・・」は観ましたが、(^_^;)
by green_blue_sky (2016-10-10 16:36)
頬にシリコン、おもしろい顔にしか見えませんね^^
役作りのためでしょうが、そこまでしなくてもいいのにと思います
役作りのために、歯を抜いたりした役者さんもいましたよね~
もったいないです。
by mitu (2016-10-10 17:49)
宍戸錠といえばあの頬がインパクトありますから
シリコン入れて人気では成功しましたよね
by きよたん (2016-10-10 19:33)
今は、シリコン取って普通に・・・^^;
こういう映画に、沖雅也さんが出てたんやね。
by hatumi30331 (2016-10-10 20:35)
「相変わらず面倒くさいヤクザの皆さん(笑)。」
激しく同意ー( ̄▽ ̄)
by よーちゃん (2016-10-11 08:23)
おはようございます!。
いやいやいやいや、視点を変えて
ヤクザ目線で見渡せば、
「恋愛」なんかウゼェ・・・って思ってるかも?。
ナオンなんかチカラでねじ伏せてやるんだよ!。
「宇宙モノ」なんかも面倒くさいの一語かも。
言葉の通じねえヤカラなんざ、
チカラでねじ伏せてやるんだよ!。
この理屈でいくとヤクザ映画が
世界で最狂のジャンルかも知れんで。
だけど、実際のヤクザはやる事がセコイ。
こないだもニュースで流れてたけど、
山口組の組長を皆で駅で待ち受け。
全員が手にペンと色紙を持ち、
「サインくださ~い!」と連呼の嫌がらせ。
・・・これが義理と人情に厚い日本ヤクザの末路だ。
昔の任侠映画の中の極道は…死んだ。
宍戸錠さんのホッペタがいつもプックリしているのは、
冬籠りに備えて、ドングリの実を蓄えているからだよ。
これジョーの豆知識26のうちのひとつね。
by 裏・市長 (2016-10-11 08:43)
宍戸さんが頬を膨らませる手術を受けたのは、美しくなる目的ではなく 悪役を演るためだったそうでやすよ(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-10-11 19:13)
えーちゃんさん
コメントありがとうございます
ほっぺに綿を詰めるって、
まるで歯医者さん(笑)。
そっか、宍戸錠さんの物真似の方は、
綿が一番使い勝手がいいのかもしれませんね
by 青山実花 (2016-10-12 19:54)
green_blue_skyさん
コメントありがとうございます
宍戸さんも佐藤さんも
素敵な俳優さんですね。
「アンドロメダ・・・」は合いませんでしたか?^^;
ネットでの評価も高いのですが、
感性は人それぞれですから、
無問題だと思います。
by 青山実花 (2016-10-12 19:56)
mituさん
コメントありがとうございます
せっかくのお顔が
ブルドッグのようになってしまっては、
シリコンを入れた意味があまりないですよね。
歯を抜くなんて、もっと嫌です。
シリコンは除去できますが、
歯は戻ってきませんものね、
怖ろしい・・・。
by 青山実花 (2016-10-12 19:59)
きよたんさん
コメントありがとうございます
他にそんな俳優さんはいませんから(たぶん)、
インパクトありましたよね^^;
映画は観ていなくても、
シリコン頬の人といえば、
すぐ分かりそう^^
by 青山実花 (2016-10-12 20:01)
hatumi30331さん
コメントありがとうございます
取り出して、しまっておいたシリコンは、
例の火事で焼けてしまったようですね^^;
私も沖雅也さんって、刑事のイメージが強かったので、
まさか正反対のヤクザ役をしているとは、
ブームになるまで知りませんでした。
by 青山実花 (2016-10-12 20:03)
よーちゃんさん
コメントありがとうございます
なんというか、
掟やしがらみでがんじがらめになる様子が、
大変そうだなぁ、と(笑)。
by 青山実花 (2016-10-12 20:05)
裏・市長さん
コメントありがとうございます
「恋愛なんてウゼェ」なんてヤクザは、
魅力無さすぎです。
いい女に惚れさせてこそ、真の男。
ナオン一人扱えなくてどうしますか^^
宇宙ものが面倒くさい・・・
それは否定・・・しません(早乙女愛風(笑))。
確かに人類が宇宙人に対して、
力でねじ伏せてる映画も多いかも。
人は宇宙人と対面すると、
ついヤクザになってしまうのかもしれません。
だって~、
司忍組長って、マフィアみたいでカッコいいから~、
サインが欲しかったんだもん・・・
・・・って、私もあのニュース見て笑いました。
今はアルバイト情報誌で組員を募る時代だと
いいますから、
任侠映画の極道なんて、
存在しないのかもしれませんね。
ジョーちゃんはリスちゃん!?
もう10月も半ば。
ずいぶん寒くなってきましたから、
きっと今頃、どんぐり集めに精出してる頃でしょうね。
by 青山実花 (2016-10-12 20:37)
ぼんぼちぼちぼちさん
コメントありがとうございます
今なら、悪役といえば、
頬がこけたシャープな顔の方がいいと思うのですが、
当時は感覚が違っていたのでしょうね^^
by 青山実花 (2016-10-12 20:40)