「アフター・アース」

〔2013年/アメリカ〕


人類が地球に見切りをつけ、
他の惑星に移住してから1000年が経った。


13歳のジェイデン・スミスは、
父・ウィル・スミスのような優秀な兵士になるべく、
日々訓練に励んでいるが、
思うような結果が出せていない。
父も、そんな息子を歯痒く思い、
2人の関係はギクシャクしている。


ある日、ジェイデンは、
父の宇宙遠征に同行するが、
宇宙嵐に遭ってしまい、
ある惑星に不時着する。
その星こそ、人類が捨てた地球であった。


機体は大きく破損し、緊急通信機が搭載された後方部分は、
100キロ離れた場所に墜落している。
何とかそれを取りに行かなければ助からない。
しかし、父は両足を骨折しており、
ジェイデンが1人で行くしかない。


ジェイデンの行動は、モニターに映るようになっている。
父と通信しながら、
ジェイデンは、荒れ果てた地球を走り出す・・・。





観終わって、家に帰って、ネットの各サイトを見てみて、
かなりの評価が低さが、
やっぱりなのか、ビックリなのか、
私の中では、両方の複雑な気持ち。


凄いよね、ウィル・スミス。
自分の息子・ジェイデンの主演映画を作る為に、
家族総出(笑)。
自分に、妻に、妻の弟に・・・、
親バ・・・いやいや、親の愛情もここまで来ると感心する。


アクションが得意なはずのウィル・スミスが、
今回は、ほぼ椅子に座ったっきり。
映画全体で、100歩くらいしか歩いていないような気がする(笑)。
あとは全て息子が大活躍。
息子を引き立たせる為に、
自分は得意分野を封印する。
立派なことだ(笑)。


ジェイデンは、1000年後の地球を進む。
そんな先の地球がどうなっているかなんて、
私には想像も付かないけれど、
この映画では、殆どジャングルのような景色が広がっていた。
まぁ、あれくらいなら、
今の地球（南米とか）でも、ありそうな感じだけど。


そんな先の未来を描くなら、
もっと思いもよらないような、
地球が見たかった。
ジャングルの中に、朽ち果てた大都会があるとか。
（それもよくある話か(笑)）


ただ、やっぱり、ジェイデンの事はとても気になる。
子供の時から見てきたのだもの、
あんな可愛い子が、大きくなって・・・と、
なんだか感慨無量。
別に親戚でも何でもないんだけど(笑)。


思春期に入った今のジェイデンは、
父・ウィル・スミスと一緒に仕事をする事をどう思っているのだろう。
反抗しようとか、そういった気持ちはないのだろうか。
それとも、恵まれている自分を、
ラッキーだと思っているとか？


エンドロールで、
監督が、M・ナイト・シャマランと知ってビックリ。
と思ったら、
やはり、宣伝ではそれが伏せられていたそうだ。
どこまでもスミス親子の映画という事なのだろうか。
しかも、3部作の予定だとか。
ウィル・スミスも頑張るね(笑)。


評価　★★★☆☆

コメント 6

こんにちは。
スミス家の、ものすごく大金をかけたプライベート・フィルム。そして、それを見せられる我々一般大衆....（＾皿＾:）。
予告編になんか変な生物がちらりと映っていましたが、モンスター好きとしてはその場面だけ見たいです（笑）。
by 堀越ヨッシー (2013-06-22 19:50) 

何か「猿の惑星」を思い出します＾＾

by yu-papa (2013-06-23 08:47) 

堀越ヨッシーさん
コメントありがとうございます。

本当に。
たぶん大変なお金持ちであろうスミス家の為に、
さらにまた、お金を使ってしまう私たち。
何か納得のいかないものを感じないわけではないですが、
世の中とは、そうやって回っているものなのでしょうね(笑)。


モンスターは、
対峙したジェイデンの心を試すかのように登場します。
結構面白かったです。
機会がありましたら、ご覧になってみて下さいね。

by 青山実花 (2013-06-24 13:53) 

yu-papaさん
コメントありがとうございます。

全く仰られる通りです。
「猿の惑星」、よく似ています。
映画もストーリーを考えるのは、
結構大変なのでしょうね・・・。
by 青山実花 (2013-06-24 13:56) 

こんばんは！
本当にジェイデン君のココロのなかが心配です。
父親大好き！と言っていても反抗期はくるもんですもんね。
こういう作品をバネに大きくはばたいてもらいていです。
そして、、M・ナイト・シャマラン！絶対ラズベリー狙ってます(^^)/ ﾀﾌﾞﾝ
by コザック (2013-06-27 23:28) 

コザックさん
コメントありがとうございます。

なんだか面白い親子関係ですよね。
これだけお金持ちの大スターになると、
一般人には理解できない感情が生まれてくるのでしょうか(笑)。

あっ！確かに！
ラジー賞受賞という手がありましたね。
なんだかめっちゃ楽しみになってきました。
アカデミー賞よりラジー賞が楽しみなんて、
初めてです(笑)。

by 青山実花 (2013-07-01 22:56)