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「吸血鬼」 [映画]

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〔1967年/アメリカ〕 


ジャック・マッゴーランは、吸血鬼研究に一生を捧げた
大学教授だったが、
その研究のくだらなさから、人々から馬鹿にされていた。


教授は、吸血鬼退治に乗り出し、
助手のロマン・ポランスキーを連れて、
旅をする。


途中、泊まった粗末な宿屋は、
何かが怪しかったが、
主人の娘、シャロン・テートは美しく、
ポランスキーは彼女に夢中になってしまう。


しかし、テートは入浴中、
吸血鬼にさらわれてしまうのだ。


彼女を救い出すべく、吸血鬼の城に乗り込んだ
マッゴーランとポランスキーだったが、
ポランスキーは吸血鬼のオカマ息子に惚れられてしまい・・・。





ロマン・ポランスキー監督のホラーといえば、
名作中の名作、「ローズマリーの赤ちゃん」があり、
これもちょっと期待したのだけれど、
「ローズマリー~」とは全く違った、コメディホラーであった。
しかも今一つ笑えない。


ただ、吸血鬼の城の雰囲気はなかなか良かったし、
そこで行われた、吸血鬼たちの舞踏会は、
皆、踊りも上手く、見せ場の一つであった。


シャロン・テートはポランスキーの妻であり、
この映画の直後に、
チャールズ・マンソンに惨殺されたそうで、
これが最後の映画出演になるそうだ。


評価 ★★★☆☆

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