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「ショック療法」 [映画]

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〔1973年/フランス〕


36歳のエレーヌ(アニー・ジラルド)は、
忍び寄る老いに不安を感じ、
ブルターニュ地方の海辺にある
診療所にやってきた。


ここは、若返りのための施術が行われており、
患者はセレブばかり。


院長のデビレ(アラン・ドロン)は、
驚くような美貌のうえに、
気さくで、親切。
高級ホテルのように居心地が良かった。


しかし、エレーヌは、
何か不安を覚え始める。
ここで働く外国人労働者たちの様子がおかしいし、
突然、いなくなったりする。
さらに、男友達のジェロームが自殺をし・・・。





先日、アラン・ドロン主演の、
「太陽が知っている」を観た流れで、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2023-07-22
もう1本、ドロンの映画を観ようと思い、
この映画を選んだんだけど、


こ、これは(笑)。
凄いわ。
ちょっとビックリ。


何がって、
アラン・ドロンファンのかたなら、
有名な事なのでしょうが、
ドロンの全裸が、
なんと、ボカシ無しで拝めるという、
優れ映画(笑)。


予備知識無しで観たので、
問題のシーンが始まった時は、
え! 嘘でしょ!?
と、映像を戻して、
もう一度見て、
更にもう一度戻して、
一時停止して眺めたことは、
誰にも言えない(笑)。
スクショしなかっただけ、
偉い、自分(笑)。


で、観終わって、
ネットで人々の感想を読んでみたら、
殆どのかたが、
内容より、
ドロンのヌードについて書かれている(笑)。


1973年の映画だから、
アラン・ドロン38歳。
「太陽がいっぱい」の12年後という事になる。


「太陽がいっぱい」の、26歳のドロンは、
とても美しかったけど、
個人的には、
38歳のドロンの方が、
好みかも。


長く映画界に身を置いて、
垢抜けて、
お兄さんと、おじさんの間くらいの、
絶妙な年齢。
モテてモテて、
どうしようもなかったのではないかと思われる(笑)。


この映画での、
若返り専門の、
高級病院の院長という、
怪しげな役が、
めっちゃ似合ってたし、
女性患者の殆どと、
ベッドを共にすると仄めかすセリフがあるのも、
ドロンっぽくていい(笑)。


一つだけ、気になったのは、
主演のアニー・ジラルドさんのルックスが、
あまりにおばちゃんっぽい。


ルッキズムのような意見になってしまうけど、
これは美を扱う映画なのだから、
おばちゃんはおばちゃんでも、
もう少し、違うタイプの女優さんの方が良かったような。


おばちゃんのアニーさんが、
病院に興味をもって、
あれこれ詮索する様子が、
まるで、「家政婦は見た!」
みたいになっちゃってる(笑)。


ドロンとのベッドシーンも、
なんだか合わなかった。


評価 ★★★☆☆

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