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「襲われた手術室」 [映画]

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〔1960年/日本〕


質屋を襲い、店主を殺した3人組が、
警察に追われ、
大山外科医院に押し入ってきた。


3人組の1人は、
警察に撃たれ負傷しており、
医師の沼田に拳銃を突き付け、治療を命令する。


そこに、子供を抱えた母親が、
やって来た。
子供が腹痛で苦しんでいる。
診てやってほしいと。


腸捻転と診断した沼田は、
緊急手術をしないと子供の命が危ないと、
3人組を説得。
手術が始まるが・・・。





64分の短い映画ながら、
緊張感いっぱいで、
めちゃめちゃ面白い。


殆どの場面で、
BGMに軽快なジャズが流れ、
それが、
その緊張感に、
妙に合っていて、
大変に上手い作り。


質屋を襲った3人組が、
病院に立てこもるのだけれど、


一口にワルと言っても、
グラデーション、とでもいうのか、
殺しも厭わない冷酷な者と、
情を見せる者とで、
差がある事がよく分かる。


この映画の場合、
主犯格の男には、
多少の情があるけれど、


もう一人の男は、
笑いながら人を殺せるような、
怖ろしい面がある。


そんな彼らだから、
ラストはそうきたか、という感じ。


評価 ★★★☆☆

nice!(129)  コメント(12) 
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コメント 12

yokomi

高松英郎知っています(^_^)v それにしても凄く縦長なポスターですね(^_^;) 余り記憶に無い形です。
by yokomi (2023-01-12 00:51) 

向日葵

お!凄い!!
思わず見たくなるとても上手い誘い上手な文章!!
流石実花さん!!
でもこんなに古い希少な作品、もう普通には見られないのでは?
by 向日葵 (2023-01-12 03:12) 

扶侶夢

面白そうですね。新東宝の映画のようですが、監督は誰だろう?
by 扶侶夢 (2023-01-12 04:45) 

kousaku

何となく面白そうな映画ですね、新東宝と云えば相当古いですよね、嵐勘十郎などを覚えておりますね。
by kousaku (2023-01-12 09:50) 

青山実花

yokomiさん
コメントありがとうございます。

高松英郎さんは、
ピシッとしていて素敵ですね^^

縦長のポスターは、
想像ですけれど、
当時の立て看板用だったのではないでしょうか。

by 青山実花 (2023-01-12 20:50) 

青山実花

向日葵さん
コメントありがとうございます。

いえいえ、この程度の文章は、
中学生でも書けると思います^^;

この映画は名画座で観ました。
大映の中でも地味な作品なので、
あまり知られていないのでしょうね。

by 青山実花 (2023-01-12 20:50) 

青山実花

扶侶夢さん
コメントありがとうございます。

この映画は大映なのです。
私は、生きている間に
1本でも多く、大映の映画が観たくて^^
(もちろん、他の会社さんの作品も観ますが^^)
監督は、阿部毅さんです。

by 青山実花 (2023-01-12 20:51) 

青山実花

kousakuさん
コメントありがとうございます。

はい、面白い映画でした。
この映画は大映で、
63年も前の作品です^^

by 青山実花 (2023-01-12 20:51) 

お散歩爺

緊張しながら楽しめる映画のようですね。
高松英郎さんが出演する映画は悪役物が多いですね。
by お散歩爺 (2023-01-13 09:16) 

青山実花

お散歩爺さん
コメントありがとうございます。

高松英郎さんは、
あの鋭い眼光が悪役にピッタリですね^^

実生活では、人格者だったと聞いています^^
by 青山実花 (2023-01-13 11:06) 

裏・市長

人間、無防備な瞬間というのは
確かにございますね。

よくヤクザ映画で、散髪の最中に
カミソリで首をかっ切られたり、
周りを取り囲まれて拳銃でハチの巣・・・、
そんなシーンをよく見かけます。

その中でも「手術室」というのは、
最上級に無防備になれる場所では
ないでしょうか?

そんな場所で襲われたとしたら・・・!

青山実花さんは今まで数多くの手術を
受けてこられたと思いますが、
そのすべてを全身麻酔で受けておられますか?
ジャングルの奥地で麻酔がなく、
無麻酔で手術を強行した…そんな経験は
ないのでしょうか。

もし青山実花さんが襲撃されるとしたら、
次の内、どこが一番天国に近い島になれるでしょうか?

1「トイレ」
2「更衣室」
3「多目的トイレ」
4「かわや」
5「便所」
6「せっちん」
7「えっちん」
8「さるとびエッちゃん」


あ、すいません。
このコメント、
「天国に一番近い島田紳助」用でした。

お手数ですが、そちらのコメント欄に
移しておいていただけますか?
よろしくお願いいたします。

by 裏・市長 (2023-01-21 00:37) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

わたくしが無防備になれる瞬間、
それは、ブログで、
ブロガーさんからのコメントをいただき、
それを読むときです。

みなさま、本当にお優しくて、
ご親切で、心温まるお言葉をくださいます。
ホッとできる瞬間です。

ところが、たった一人、
裏・市長さんからのコメントが付くと、
わたくしの心は乱れます。

また、来やがった・・・と。

裏・市長さんからの、
嫌がらせ、セクハラ、ストーカーなコメントを読むと、
わたくしの心臓が早鐘のように打ち始めて、
倒れそうになるのです。

なぜそのような事をされるのか、
わたくしには、全く身に覚えがなく、
運悪く目を付けられてしまった、という以外、
理由が思い付きません。


わたくしが襲撃されるとして、
一番天国に近いのは、

1ニューヨークの別宅
2ロンドンの別宅
3パリの別宅
4ローマの別宅
5トリニダード・トバゴの別宅
6プーケットの別荘
7カンヌの別荘
8軽井沢夫人

でも、襲撃はされたくありません。

by 青山実花 (2023-02-12 21:10) 

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