「喜劇 女の泣きどころ」 [映画]
〔1975年/日本〕
旅回り一座の女剣劇の2人、
駒太夫（太地喜和子）とモンロー（中川梨絵）は、
浪曲師・天光軒満月から
同時に捨てられ、
同時に自殺未遂するが、
救急隊員の藤井（湯原昌幸）に助けられる。
一年後。
駒太夫とモンローは、
レズビアンコンビとして、
劇場でストリップショーをしていたが、
ひょんなことから、藤井が2人のマネージャーをする事になる。
商売上手な藤井の才覚で、
駒太夫とモンローのコンビは、
大金を稼ぐが、
途中、駒太夫は、
昔の男と再会し、
結婚すると言って、出てゆく。
残された藤井とモンローは、
男女の関係となり、
同棲を始めるが、
ある時、
藤井は、男に捨てられた駒太夫と再会し・・・。
昨年、高畑充希さん主演の、
「浜の朝日の噓つきどもと」を観た時、
↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2021-09-05
映画の中で、
大久保佳代子さんが、
男に振られる度に、
この、「喜劇 女の泣きどころ」を観ては泣いている、と書いた。
それ以来、
この映画を観ることが、
一つの目標だったのだけれど、
思いの外早く、
そのチャンスがやって来た。
名画座のスケジュールに、
このタイトルを見つけた時は、
嬉しくて、
「やった！」
と声を上げちゃって(笑)。
この映画、
以前にも、何度か、
名画座にかかった事があるのだけれど、
「浜の朝日の～」を観る前は、
特に観たいとは思わず、
スルーしていた。
映画が映画を呼ぶ。
なんて素敵な事だろう。
物語は、
同じ男に捨てられて、
自殺未遂した、
レズビアンコンビのストリッパー・駒太夫とモンロー、
それに絡む、湯原昌幸さんのすったもんだが描かれるのだけれど、
クライマックスは、
2人の取っ組み合いの喧嘩の場面だろう。
湯原さんは、なりゆきで、
駒太夫とも、モンローとも、関係してしまう。
（どちらも、女の方から激しく迫られた結果）
駒太夫が、あるアパートを借りると、
なんとそこは、
湯原さんとモンローが同棲するアパートで、
しかも向かいの部屋。
そこで、湯原さんを巡って、
女同士の大バトルがおっぱじまるのだけれど、
この場面が、哀れであると同時に、
笑えて笑えて。
にしても、
湯原昌幸さんが、
こんなにモテるとは、知らなんだ(笑)。
湯原さんだけじゃない。
駒太夫と、モンローを二股かけ、
自殺未遂の原因になった、
浪曲師を演じるのが、坂上二郎さん(笑)。
湯原さんも、
坂上さんも、
いわゆる、世間一般でいうところのイケメンではないし、
モテ男のイメージもないので、
それがかえって可笑しくて。
京唄子さん、ミヤコ蝶々さんの演技も最高。
私は大久保佳代子さんのようには泣けなかったけど(笑)、
楽しい映画だった。
評価 ★★★☆☆
QRコード
坂上二郎さんは、お会いした事があります。
もぅ普段の会話がコントをやってるようで面白くて笑っちゃいましたよ(;^ω^)
by 英ちゃん (2022-11-19 14:44)
松竹の喜劇映画のような映画はもうないですね
配役が懐かしい
by kiyotan (2022-11-19 16:57)
女の泣きどころってなんだろう。
ダイヤ？サフアイヤ？。身体？そんなもんじゃないですね(^_-)。
by お散歩爺 (2022-11-20 08:21)
映画が映画を呼ぶ・・・！
良かったですね＾＾
by mitu (2022-11-20 10:22)
湯原昌幸さんは確かにイケメンではありません。
ゆるい感じしかしない人ですが、モテる役が多かったように記憶。
よっぽど映画関係者に強いコネがあるのか。
あるいは了家のお方なのか。
でも、全くイケメンじゃないおサルさん、火の正平もモテたし。
やっぱり顔じゃないんだと、それなら嬉しく思います。
でも、田中碧みたいな顔で生まれると、それだけでお得感満載。
ハイ、サッカーW杯が始まります。
日本の中盤で期待されます、いちどお顔をご覧あそばせ。
キュっと抱きしめたくなります。
京都の夜に激痛で、深夜に救命救急センターに行きました。
京都第二赤十字病院で、対応した若いドクター、眩暈がしました。
田中碧にそっくり、しかも懇切丁寧で優しいのです。
電話でたらいまわしされた後だから、泣きそうになるほど嬉しい！
同性ではありますが、お腹を押されたりする中、心が快感でした。
もっとあちこち押して欲しくなるほど、素敵な好青年。
うん、イケメンだと思います、好き。
ただ、大人振る舞いで、心を打ち明けずに京都を去りました。
おしまい。
by tommy88 (2022-11-20 17:10)
またすごいお話ですね！(;^ω^)
＞映画が映画を呼ぶ。
なんて素敵な事だろう。
青山さんのようにたくさん映画をみていないけれど、
同感です！
川本三郎さんの「映画のメリーゴーラウンド」が、
そういう芋づる式に色んな映画を思い出すという形式の
エッセー集でしたが、川本さんはシアーシャ・ローナンという
女優さんにぞっこんみたいで、すぐに彼女の出ている映画に
つなげるのが面白かったです！！私は、クルエラでいいなぁーと
思って、エマストーンの出ている映画が見たいです！
by su-nya (2022-11-20 17:56)
英ちゃんさん
コメントありがとうございます。
この映画の坂上さんも、
めちゃめちゃ面白くて、
劇場内からは笑い声がしていました＾＾
もしかしたら、萩本さんより、
面白いかもしれませんね＾＾；
by 青山実花 (2022-11-20 19:15)
kiyotanさん
コメントありがとうございます。
こういう泥臭い喜劇映画が
また作られればいいけど。
でも、今だと、
どこか「お洒落風」になってしまうのかもしれませんね。
by 青山実花 (2022-11-20 19:15)
お散歩爺さん
コメントありがとうございます。
女の泣きどころは、
この映画でいえば、
やっぱり「男」でしょうね＾＾
by 青山実花 (2022-11-20 19:15)
mituさん
コメントありがとうございます。
はい＾＾
映画に呼ばれて、
待っていたら、
向こうからやって来ました＾＾
幸せなひとときでした＾＾
by 青山実花 (2022-11-20 19:15)
tommy88さん
コメントありがとうございます。
湯原昌幸さんはイケメンではありませんが、
たしか、アイドル歌手とご結婚されているとか。
もしかしたら、
実際会うと、とても魅力的なかたなのかも
しれませんね。
田中碧さん？
存じ上げないので調べてみました。
スポーツマンタイプのイケメンですね。
このような医者がいたら
嬉しいと思います。
最近思います。
性別ってなんだろうと。
男性だってイケメンが好きでしょうし、
女の私も美人を見ると、ドキドキするし、
憧れます。
意外と、性別って曖昧なものなのかもしれません。
by 青山実花 (2022-11-20 19:16)
su-nyaさん
コメントありがとうございます。
ほんと、この凄い話がコメディなのだから、
また凄いのです＾＾；
芋づる式に映画が映画を呼ぶ、
本当にいいですね＾＾
シアーシャ・ローナンもいいですが、
私もエマ・ストーン派です＾＾
本当に魅力的なかたですね＾＾
「ラ・ラ・ランド」
「マジック・イン・ムーンライト」など、
最高すぎですね＾＾
by 青山実花 (2022-11-20 19:16)
太地喜和子って昔からセクシー系なんだね。
ミヤコ蝶々の演技は、自然でリアル。復讐するは我にありですごく良かったです。母ちゃんって甘えたくなってしまう位。
by beny (2022-11-21 18:03)
■警告■
このブログ記事は、タレント・湯原昌幸氏、
坂上二郎氏に対する誹謗中傷、名誉棄損、
侮辱罪が成立するものとして、これを評します。
令和四年十一月二十三日 裏・市長
おめでとう！青山実花さん。
これであなたも一人前のSSブロガーだ！
弁護士名で警告が来るぐらい、社会を
揺るがさないと、この世に生まれた意味が
ないよな！
湯原昌幸をバカにするなよ！
湯原昌幸は歌手なんだぜ！
大ヒット曲があるんだぜ！
「雨のバラード」というんだぜ！
ほかにはヒットは…ヒットは…
ヒットはないんだぜ！
せんだみつおさんと組んで一時期は
アイドル並みの売れ方をしたんだぜ！
すぐに落ちぶれたけどな！
ほかに…ほかに…なんかないか…、
なんかないか…あ、そうだ！
嫁があの！荒木由美子さんなんだぜ！
アイドル絶頂期になぜか、電撃結婚して
しまったんだぜ！？どうやって騙したのか？
荒木由美子さんの主演した「燃えろアタック」
というバレーボールを題材にしたドラマは、
中国で絶大な人気を誇り、荒木さんが中国に
行けば国賓なみの扱いを受けるんだぜ！
一緒について行った湯原さんは、
下男扱いだったんだぜ？！
そんな湯原さんに対して、青山実花さん、
あなたって人は…よくもよくも…。
まぁ、オレとキミの仲だ。
オレの言う事を3つ聞けば、
昌幸には黙っててやるよ。
いいか、3つだぜ、3つ。
ひとつでも拒否すれば、湯原もせんだも
黙っちゃぁいないぜ？わかってんだろ？
by 裏・市長 (2022-11-23 03:17)
benyさん
コメントありがとうございます。
この映画の太地喜和子さんは、
ヌードシーンが凄く多かったです＾＾；
ミヤコ蝶々さん、いいですね。
つまらない事には拘らないお母さんって感じですね。
「復讐～」は大昔に観たきりなので、
もう一度観てみたいです。
by 青山実花 (2022-11-23 18:45)
裏・市長さん
コメントありがとうございます。
裏・市長さん、
わたくしは今、驚いております。
裏・市長さんには、
弁護士の資格がおありだったのですね。
だって、このわたくしに、
あなたの名前で
警告文を出されるとは、
大変な権限です。
まさか、資格もないのに、
そのような事はされませんわよね？
明日にでも、
うちの顧問弁護士に、
あなたの弁護士資格を確認させに、
大和高田市の警察まで行かせます。
免許証をご用意の上、
お待ちになっていてくださいませね。
わたくしは、湯原昌幸さんや、
坂上二郎さんを、
誹謗中傷などしておりません。
「イケメンではなく」
「モテるイメージもない」
けれど、
こんな可愛い2人の女にモテモテで、
自殺未遂されたり、
取っ組み合いの喧嘩をさせたり、
それはそれは、
魅力的な男性たちだと
褒めているではありませんか。
なぜ、あなたは、
湯原さんや、坂上さんご本人でもないのに、
そこまで必死になって、
2人を庇うのですか？
「イケメンではなく」
「モテるイメージもない」
からですか？
2人に同情したんですか？
告訴上等。
どんどん訴えてください。
わたくしも、顧問弁護士に頼んで、
最高裁まで戦う覚悟でございます。
by 青山実花 (2022-11-24 20:36)