「グリーンランド 地球最後の2日間」

〔2020年/アメリカ〕


ある日、突然、
地球に巨大隕石が降り注ぐ事が分かる。
それは地球を壊滅状態にする規模で、
殆どの人間は死ぬだろうと予測される。


建築技師・ジョン（ジェラルド・バトラー）のスマホに、
電話が入る。
「こちら、大統領からの通達です。
　あなたと、
　あなたの妻・アリソンと、
　息子・ネイサンが選ばれました。
　シェルターのある某国行き飛行機が飛ぶので、
　空港に来てください」と。


ジョンたちは、急いで家を出るが、
助かりたい気持ちは誰もが同じ。
空港は人でごった返し、
ジョンたちのチケットは狙われ、
そうこうしている間にも、
各国から、
次々、被害情報が入ってくる・・・。





うーん、すごいな、
大統領からの電話（そこ？(笑)）。


ある時、息子とスーパーで買い物をしていた、
ジェラルド・バトラー演じる主人公のジョンのケータイに
電話がかかってくる。
粗筋に書いたような内容の。


ジョンは、別に政府高官でもなく、
高名な学者でもなく、
有名タレントでもない。


なぜ選ばれたのか、
本人も、
観ているこちらも、
ハッキリとは分からない。
劇中、
「お金があるから」みたいなセリフがあるけど、
でも、それも絶対ではない。
超大金持ちという感じでもないし。


無作為抽出だとしたら、
運がいい。
もし、本当に地球が終わりそうなくらいの
災害が迫ってきているとして、
そんな中、
菅総理から電話があって、
「あなたは、特別なシェルターに入れる権利に当選しました」
と言われたら、どうだろうと、
妄想は膨らむ一方(笑)。


それから、毎度のことだけど、
人の、生に対する執着を見せつけられる。
当選できなかった者たちは、
どんな卑怯な手を使ってでも、
その権利を奪おうとする。
それは観ていて、
気持ちのいいものじゃないけど、
それが、究極の「生きる」「生き残る」という事なのかなぁとも
思ったり。


隕石が落ちてきて、
逃げ惑う、というより、
色々あって、
離れ離れになってしまった家族が、
合流できるのか、
そこに重きが置かれている。


ジェラルド・バトラー、
本作では、
殆ど腕力に走らず、
普通のおじさん(笑)。


評価　★★★☆☆

コメント 12

隕石が地球に激突して放たして地球は無事なんですかね、その後はどうなんでしょうかね・
by kousaku (2021-07-14 12:51) 

ジェリーもねぇ、50代？そりゃ疲れるしおじさんだよー
まぁービジュアル崩れてないから？良いんじゃない。

by 拳客の奥様 (2021-07-15 06:57) 

いざとなったら人間はどう立ち回るのか興味ある映画ですね。
爺ならどうするかな？婆さんと手と手を取り合って・・やだね～！”

by 旅爺さん (2021-07-15 20:01) 

昔々、『タワーリング・インフェルノ』という、意図せず青少年たちに消防士へと志を向けさせてしまう映画がありました。特に、 スティーブ・マックイーンの大活躍は、よし、と青少年の背中を押すのでした。背中を押された私は臨時消防団員になり、山火事を消しに行ったのですが、火が怖いと言うことを知り、消防士にはなりませんでした。閑話休題。その映画の中で、高層階で不倫中の男女が、もうダメだ絶体絶命、キャー助けて、と火に囲まれながら、もうあきまへんと、ふたりで諦めて愛し合う姿を見て。これだ、と思いました。それ以来、往生際の悪いことはしないように努めており、おそらく隕石が降って来ることが分かれば、私は妻と押し入れに入って、妻に抱き着いているでしょう。追い詰められて生きるために人肉を食べる話も聞きますが、生き残った余生が地獄だと思うのです。あっさりと、延命措置は拒否、菅首相から電話があっても、私はここで治安の維持とケガ人の介護に努めます、と宣言して、押し入れに入ります。案外、押し入れの中は精神的な安全圏だと思うのです。

by tommy88 (2021-07-17 05:29) 

この手のプロット、好きですねぇ。
ただ今までのハリウッドは最後の最後まで描き切ってしまうのが嫌で(コンタクトしかり、インディペンデンス・デイしかり、2012しかり…)、あまり好きになれなかったのですが、今回はどうなんでしょうか…。

by ぼの (2021-07-17 22:43) 

殆どの人間は死ぬだろうと予測。

ということは、生き残る人間は確実にいる、
ということである。生き残るのは誰だ？！。
菅か！小池か！吉村か！？。

残り48時間だというのに、
のんきにどこかで誰かが抽選して、
このオッさんのスマホを鳴らしたのか・・・。
…余裕やな。

この余裕はどこからくるの？。
この隕石群、どっかの国の陰謀ちゃうのん？。
じゃないと政府も大慌てやろ？。
残り48時間やで？こうしてコメントを
打ち込んでいる間にも時間はすり減っていく…。

残り48時間では青山実花さんの大いなる野望の
数々が果たせそうにないのが残念です。

もう2軒ぐらいラーメンブログ記事を増やす事
ぐらいはできるかも知れません。

塩と味噌と醤油…あなたはどれを選びますか？。
しまった…とんこつもあったか。
by 裏・市長 (2021-08-14 20:13) 

kousakuさん
コメントありがとうございます

この映画によると、
隕石は地球を壊滅的な状態にしますが、
助かる人はいるらしいです＾＾

by 青山実花 (2021-09-01 19:39) 

拳客の奥様さん
コメントありがとうございます

ハリウッドスターも、
みんな年齢上がってますが、
どうも、そう多くの後進は育っていない印象・・・。

by 青山実花 (2021-09-01 19:40) 

旅爺さんさん
コメントありがとうございます

旅爺さんさんは奥様ととても仲良しですから、
手と手を取り合うって、
すごく素敵だと思います＾＾

by 青山実花 (2021-09-01 19:40) 

tommy88さん
コメントありがとうございます

私も、いざとなったら、
自分はどうなるのかと考えます。
開き直れるか、
それとも、往生際が悪いかは、
ちょっと予測できません＾＾；
できれば、堂々としていたいものですが。

by 青山実花 (2021-09-01 19:40) 

ぼのさん
コメントありがとうございます

私もこういったパニック映画、好きです。

この映画も、最後まで描いていますね＾＾；
隕石映画は沢山ありますが、
私は「ディープインパクト」が好きですかね。
あ、「アルマゲドン」も別の視点で好きです＾＾

by 青山実花 (2021-09-01 19:41) 

裏・市長さん
コメントありがとうございます

「スカ総理、グリーンランドに埋めてある、
　地下シェルターに送る人間の
　名簿ができました。
　すぐに携帯に一斉送信します」・・・

「スカ総理、全員に連絡しましたが、
　たった一人、連絡のつかない人がいます。
　大和高田市在住の、裏・市長という人です。
　どうやらこの人、
　携帯の電波は魂を抜く、と言い張って、
　未だに携帯電話を持っていないようです」

「もういい、ほっとけ。
　次点の人間に連絡しろ」

「次点ですね、えーっと、
　青山実花という人か・・・。
　あ、もしもし、青山さんですか、
　あなたは特別なシェルターに入れる権利を獲得しました、
　すぐ空港に来てください」・・・。

人生何があるか分からない・・・。


by 青山実花 (2021-09-01 19:41)