「プラチナデータ」

〔2013年/日本〕


近未来。
警察は、全国民のDNAデータを登録し、
犯罪の撲滅を図る、
「プラチナデータ」のシステムを開発していた。


これは、
現場に残されたほんの少しのDNAから、
犯人の身体的特徴が得られ、
また、本人の登録が無くても、
身内の登録から、
犯人を割り出せるという、画期的なものだった。


ところが、
このシステムの反対勢力の責任者が、
相次いで殺害され、
さらに、システム側の重要な人間までも殺されるという
事件が発生。


被害者の爪から採取された皮膚片を、
システムにかけた所、
犯人として割り出されたのは、
なんと、システムの考案者である、
神楽龍平（二宮和成）だった。


自分は犯人ではない。
そこから、神楽の逃亡と真犯人探しが始まる・・・。





東野圭吾原作。
本の感想は以前に、こちらのブログでも書いた。


ジャニーズは大好きだけど、
嵐には特別の思い入れはないので、
二宮和成なら何でもかんでもOKみたいな事もなく、
普通に観られた(笑)。


本を読んだ時、
こんなシステムができたら、
犯罪は無くなり、
また起こったとしても、
犯人の検挙率は大変に高くなる、
凄い！と思ったものだ。


けれど、やはりどんなシステムにも欠陥がある。
そして、人間がそれを管理する以上、
それを利用したり、抜け道を探す者が出てくるのは当然で、
そうなるともう、いたちごっことしか言いようがない事態が
起こるのは想定の範囲内。


そんなこんなの内容を、
追われる二宮と、追う豊川が熱演するわけだけれど、
やっぱり豊川の貫録勝ちかな。
年齢的にも、それは仕方ないんだろうけど。


ニノも悪くはないけど。
どこか大人になりきれない主人公の雰囲気が
よく出ていた。
役にちょっと合わないと感じたのは鈴木保奈美。
雰囲気が甘すぎる。


評価　★★★☆☆

コメント 6

みたいなあと思ってたのです。今週末いってこようかな＾＾
by maru (2013-04-04 19:42) 

maruさん
コメントありがとうございます。

ぜひご覧になってみてくださいね。
逃亡者・ニノと、追跡者・トヨエツの攻防が楽しめます。


by 青山実花 (2013-04-04 20:42) 

雰囲気はとても良かったのですが、正直なところ、
どの登場人物も、あまり印象に残らなかったです・・・
犯行の動機も、ちょっと弱い気がして、ピンとこなくて。
鈴木保奈美は、私もなんか違うなあ、と思ってしまいました^_^;

追うトヨエツに、なんだか愛があるというか、
対立しているのに、バディ物みたいに見えたのが、おもしろかったです。「逃亡者」の後半みたいな感じでしょうか（笑）。

同じ監督の「るろうに剣心」が、思いのほか楽しめたのと、
映画を観る直前に「オデッサの階段」というテレビ番組で
監督を見てから出かけたので（笑）、勝手に期待が膨らみすぎて
しまったかな、と思ってます。
by yonta* (2013-04-04 23:30) 

yonta*さん
コメントありがとうございます。

私も同じです(笑)。
原作のようなインパクトはなかったですね。
それから鈴木保奈美サン・・・、
映画を観ている最中は、
「帰ったらブログに書いてやる！」と意気込んでいたのですが、
やっぱり書けず、あの程度で済ませてしまいました。
いい子でいたいんでしょうね、私は。
そんな自分が情けないです。

トヨエツさんはなかなか良かったですね。
水原希子ちゃんも雰囲気があって可愛かった。


「るろうに剣心」は未見です。
佐藤健君は可愛くて好きなので（今は関係ない！(笑)）、
今度観てみますね。
「オデッサの階段」という番組は知りませんでした。
夜、放送されているのですね。
私の知らない所で、
テレビは色々新しい企画があるのですね。
世間知らずで嫌になります(笑)。
今度観てみますね。

by 青山実花 (2013-04-06 15:36) 

こんにちは。
私も二宮くんよりはトヨエツのよさがめっちゃ引き立っている気がしました。
鈴木保奈美さんは、、締りがなかったというかユルかったですね。
もう少しキツいのか優しさなのかどちらに倒してもよかった気がします(^^)
by コザック (2013-04-07 11:21) 

コザックさん
コメントありがとうございます。

やっぱりトヨエツさんの大人の魅力には
さすがの嵐も負けますね。

鈴木さんは、私はまず声が駄目で・・・。
トレンディドラマじゃないんだから、
もう少し重みのある喋り方をしてほしかったです。

by 青山実花 (2013-04-09 23:08)