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『ありがとう 看護婦編』 [ドラマ]

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先日、
昭和のドラマ、「ありがとう」の「婦人警官編」を見て、
レビューを書いたけれど、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-08-01
そのあと、
すぐに、シリーズ第二弾、
「看護婦編」に取り掛かった。


取り掛かったといっても、もう何度も見ているので、
流れはすっかり分かっているのだけれど、
やはり何度見ても、面白い。


なにせ、52話もあるので、
何話かに1度、クライマックスシーンがあって、
飽きる事がない。


物語は、東京の阿佐ヶ谷にある、
十(つなし)病院を舞台に、
そこで働く人々の人生模様が描かれ、
メインは、山岡久乃さんと水前寺清子さんの母娘。
そこに、病院長の次男で、
小児科医の石坂浩二さんと水前寺さんの恋愛が絡んでくる。


水前寺さんと、石坂さんは、
お互いに恋し合いながらも、
中々気持ちを打ち明ける事ができず、
顔を合わせば喧嘩ばかり。


しかも、石坂さんには、
彼に熱烈に片思いする同僚看護婦の上村香子さんや、
関西の病院のお嬢様の見合い相手などがいて、
見ているこちらは、ヤキモキヤキモキ(笑)。


あぁ、でも、
見た事のあるかたならご存だと思うのだけれど、
石坂さんが、水前寺さんにプロポーズする場面は、
胸キュンすぎて、悶絶死しそう(笑)。


沢山の俳優さん、女優さんが出ておられて、
皆様、とても魅力的なのだけれど、
私が好きなのは、
河内桃子さん。


河内さんは、病院長の長男・児玉清さんの妻で、
小学生の息子の母親でもあるのだけれど、
日本中の女性が全員、
河内さんのような妻であり、母であったら、
どんだけ品のいい国になるだろうってくらい、素敵。


Wikipediaによると、
河内さんは、女優さんの中では、
久我美子さんと並ぶ、名家の出身なんだとか。
あー、お二人とも納得。


このレビューを書くにあたり、
河内桃子さんの事を調べていたら、
児玉清さんと河内さんは、
1979年のドラマ「沿線地図」で、
またご夫婦を演じておられるのですね。


「沿線地図」も再放送で見た事があるけれど、
(私はドラマをリアルタイムで見た事が、殆ど無い)
お二人の事は忘れていた。


そうなると、「沿線地図」が見たくなってくる。
TBSさん、再放送してほしいです。

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『ありがとう 婦人警官編』 [ドラマ]

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あー、また見てしまった。


1970年のドラマ「ありがとう」。


世間では、「半沢直樹」や「BG」が話題になってるってのに、
なんで自分だけ、
こんな50年も前の昭和のホームドラマを見てるんだか、
時代に乗り遅れるのも大概にしろって感じ。
にしても、私の「ありがとう」好きは異常(笑)。


私が持っているのは、
以前、TBSで再放送されていたのを、
ビデオテープに録画し、
それを、その後、DVDに焼き直したもの。


画像は綺麗じゃなし、
音声も良くないけど、
とにかく、あの時、録画しておいて良かったと思うし、
消したり、捨てたりもしなくて良かった。
(最近はBSで放送されているようですが)


以来、何度、このドラマを繰り返し見ていることか。
面白い、とにかく面白い。
時代が違うとはいえ、
民放ドラマ史上最高の視聴率、56.3%というのも分かる。
脚本を手懸けられた、
平岩弓枝さんは天才だと思う。


「ありがとう」は、
山岡久乃さんと水前寺清子さんが母娘を演じる、
「婦人警官編」
「看護婦編」
「魚屋編」と、
そして、
京塚昌子さんと佐良直美さんが母娘を演じる
「カレー屋編」
の4シリーズがあり、
見る時は、必ず、
「婦人警官編」から始まって、
「魚屋編」まで一気に見る。


今、この文章は、
「婦人警官編」を見終わったタイミングで書いているのだけれど、
何度見ても笑えるし、
何度見ても感心する。
伏線がきっちり回収されるのも、めちゃくちゃ気持ちいい。


山岡さんと水前寺さんのシーンもいいけど、
私が大好きなのは、
煎餅屋「豆せん」と、
質屋「洞外質店」の場面。
この2つの家族のやり取りは何度見ても爆笑。
(って、何の事やら分かりませんよね)
(完全な自己満足ですね(笑))


そして、凄いのは、
ホームドラマでありながら、
クライマックスが、
「猟銃所持犯による保育園立て籠もり事件」という点。
本当に緊迫する場面。


ところで、先ほど、
このドラマには第4シリーズまであると書いたけれど、
再放送を私が録画している時、
第4シリーズまで放送されたというのに、
主演が、山岡&水前寺ではない、という理由で、
「カレー屋編」だけは、録画をしなかった。


その後、何年も経って、
インターネットが出現して、
私もブログをするようになって、
オフ会なるものに参加した時、
一人の参加者さんから、
「ありがとう」の3シリーズまでは見ているのだけれど、
4だけ未見なので見たくてたまらない、と言われて驚いた。


なんて事!
こんな未来が待っていると分かっていたら、
あの時、第4シリーズも録画しておいたのに。


BSで何度か放送されても、
なぜか、第4シリーズだけは省かれるそうだ。


今の、新コロな世の中、
新しいドラマの制作も中々思うようにいかないと聞きます。
TBSさん、どうかこういった、
昭和のドラマの再放送をしてはいただけないでしょうか。
その時は、「ありがとう」の、
第4シリーズまで、お願いします。

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