◆エゴイスト◆ [本]
- 作者: 高山 真
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2022/08/05
- メディア: 文庫
大学を出て、
出版社で働いている浩輔も30代半ばとなり、
体形が気なり始めたため、
8歳年下のパーソナルトレーナー・龍太を紹介してもらう。
2人はすぐに、互いに惹かれ合い、
恋に落ちる。
龍太は、癌に冒された母を養っており、
14歳の時、同じ病で母を亡くした浩輔は、
彼らに手を差し伸べる。
それがこの先、
思わぬ結果を招くとは、
その時は思いもせずに・・・。
編集者でエッセイストの高山真さんが書かれた、
自伝的小説。
タイトルは「エゴイスト」。
エゴイスト？
あれはエゴなのか。
そう言うなら、
この世の愛は、
全てエゴだ。
浩輔と龍太が、
心の底から愛し合い、
龍太の母親まで巻き込んで、
笑い合った日々は、
どのような結末を迎えようと、
人生を彩った、
かけがえのない時間だったはず。
テーマとは関係ないけど、
一つ。
浩輔を、
「オカマ」だと囃し、
自殺を考えるようになるまで、
壮絶ないじめを繰り返し、
浩輔の母の死をも、
小馬鹿にして笑った、
小中学校の同級生ども。
浩輔が、
難関大学を卒業後、
大手出版社に入社し、
高給を得、
ブランド物の服とバッグで身を固め、
颯爽と帰省した際、
偶然出会った、
いじめの主犯格・Aは、
声もかけられず、
目も合わせられず、
こちらを盗み見るだけで、
逃げるように立ち去った場面には、
心底、溜飲が下がる。
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青山実花さんのレポートが、これまたすごく良くて、思わずAmazonに飛んじゃいました^^
映画化では鈴木亮平さん・宮沢氷魚さんが演じるのですね。観てみたいなー！
by Rinko (2023-01-31 08:19)
Rinkoさん
コメントありがとうございます。
こんな与太ブログで、
素晴らしい作品について書いても、
足を引っ張るだけかと心配でしたが、
興味を持っていただけて嬉しいです＾＾
Amazonの試し読み、
結構な量がありますね＾＾
本を持っているのに、
つい入り込んで、
また読んじゃいました＾＾；
私も映画、めちゃめちゃ楽しみです＾＾
by 青山実花 (2023-01-31 09:13)
ほーんと、何処かで聴いた台詞ですが、愛とは捧げるもの....とか。振り返れば我が結婚は「好きだーっ! 結婚してっ!」とエゴだったのかも知れません。何を捧げたかな?(^_^;)
by yokomi (2023-02-01 23:02)
ああ。。
これ、見たいんですよねぇぇ。。
行けるかなぁ・・ぁ・・？？
by 向日葵 (2023-02-01 23:55)
yokomiさん
コメントありがとうございます。
「好きだーっ! 結婚してっ!」
素晴らしい事だと思います＾＾
奥様もお幸せだと思います＾＾
by 青山実花 (2023-02-02 11:32)
向日葵さん
コメントありがとうございます。
おそらく映画の出来も良いと思いますので、
観に行ってみてくださいね＾＾
by 青山実花 (2023-02-02 11:36)
似ている・・・。
「エゴイスト」と「エロイヒト」は
とてもよく似ている・・・。
先日、映画館に行った際・・・、
正確には映画を観ずにチラシだけ
もらいに行った際、この作品の超巨大な
看板が設置されていました。
男と男がチュウしている絵面でした。
それを見て「僕だって見るのも嫌だ。
隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」などと、
どこかの首相秘書官みたいにオフレコ発言を
するのではなく、私は・・・、
日本もここまで自由になったのだなぁと思いました。
この勢いでいけば、私が秘所をさらけ出して、
ポスターにして、あちこちに貼りだされる未来も
来月あたりに来るのではないでしょうか？
もしおイヤであるならば、見なければいいのです。
私にも「見せる自由」と「見せる権利」があるのです。
実はそのお得な見せられる権利を、
青山実花さんに特別に先行販売しようかと
思うのです。今でしたら様々な特典がついてくる
特別限定レアバージョンがご用意できます！
いかがでしょうか？
これは夢グループでも販売しておりません。
今から30分間、オペレーターを増員し、
青山実花さんからのお電話をお待ちしています！
by 裏・市長 (2023-02-21 22:47)
裏・市長さん
コメントありがとうございます。
裏・市長さん、
いくらあなたがエロだからって、
こんな崇高な物語にまで、
エロを絡めてこなくたっていいじゃありませんか。
なぜ、「エ」と「ト」しか共通の言葉がないのに、
エロに見えるのか、
小一時間問い詰めたい気分でございます。
人には、思っても、
口に出していい事と、
悪い事がございます。
たとえ心で、
「見るのも嫌だ、隣に住まわれるのも嫌だ」
と思ったとしても、
荒井秘書官は、
口にするべきではなかった。
同性愛の方々は、
物心ついた時から、
自分の性的志向を知っていたという方が殆ど、
つまりは、
生まれつきなのです。
生まれつき〇〇、というのは、
この世のあらゆる人が持っている個性でしょう。
あなたも、
そこのあなたも。
それを否定するってどういう事でしょう。
どれほど、人を傷つけ、
悲しい思いをさせているか、
気付けないのでしょうか、
荒井秘書官は。
by 青山実花 (2023-03-07 11:34)