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「泥棒貴族」 [映画]

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〔1966年/アメリカ・イギリス〕


イギリス人の泥棒・ハリー(マイケル・ケイン)は、
相棒のエミール(ジョン・アボット)と組み、
アラブの大富豪・シャバンダーが持つ、
古代中国の女性の胸像を手に入れようと画策していた。


ハリーたちは、香港で踊り子をする、
ニコール(シャーリー・マクレーン)に目を付けた。
ニコールは、シャバンダーの亡くなった妻にソックリなのだ。


今でも妻を忘れられないシャバンダーの前に、
ニコールが現れれば、
必ず夢中になる。
2人でデートをしている隙に、
胸像を盗み出すというのが、
彼らの計画。


アラブに飛んだ3人が、
シャバンダーが泊っているホテルに行くと、
予想通り、シャバンダーから食事の誘いが。
ハリーは計画通り、胸像を盗み出すが・・・。





うわー、素敵。
すごく洒落ている。


オシャレな泥棒・マイケル・ケインが、
踊子のシャーリー・マクレーンを
半ば無理矢理、仲間に引き入れて、
アラブの富豪から、
古代中国の胸像を盗み出すんだけど、


ネタバレになるから、詳しい事は書けないけど、
途中で、
え?そうくるの?という展開になって、
それが、すごくいい。
すっかり騙されちゃったけど、
その先が、また面白くていい。


まだ若いシャーリー・マクレーンが
可愛くて、キュートで、
この物語にピッタリ。
最初は乗り気じゃなかった、
胸像盗みに協力する場面なんか、
こっちがヒヤヒヤしちゃって、
頑張れ、ってな気持ちになる(笑)。


その主犯の、マイケル・ケイン。
世界中のおじさまが、
全員マイケル・ケインだったらいいのに、ってくらい、
素敵。
泥棒なのに紳士。
紳士なのに泥棒。
彼なら許せちゃう(笑)。


ところで、この映画、
2013年に観た、
コリン・ファースと、キャメロン・ディアスの
「モネ・ゲーム」のオリジナルだそうで、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2013-05-31
「モネ・ゲーム」を観たあと、
すぐにでも観たかったけど、DVDになっていないし、
半分、諦めていたのだ。


それが気が付いたら、
2018年にDVD化されていたようで、
今回、やっと観る事ができたというわけで。
こんないい映画が埋もれずに済んで、
本当に嬉しい。


こうして観てみると、
「モネ・ゲーム」とは全然違うような(笑)。
別物と考えた方がいいかも(笑)。


それから、とても残念に思っているのが、
「モネ・ゲーム」のコメント欄にも書き込みをしてくださった、
羅刹シャチさんという方が作る、
妄想DVDジャケットというのが、
本当に素晴らしい出来栄えで、
リンクも貼っていたのですが、
サイトを閉じられてしまったこと。
羅刹シャチさんの作られたジャケットの画像を
保存しておかなかった事が本当に悔やまれる。
もうこんな与太ブログ、
見られていないでしょうね。


評価 ★★★★★

nice!(135)  コメント(10) 
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コメント 10

英ちゃん

シャーリー・マクレーンと聞いて、ジョン・マクレーンを思い出しました(^▽^;)
ジョン・マクレーンはダイハードの主人公です。
今は、日本でドラえもん役(CM)をやってるね(;^ω^)
by 英ちゃん (2020-12-18 14:03) 

リュカ

あ、おもしろそう!
これは見てみよう♪♪
by リュカ (2020-12-19 07:49) 

ヤマカゼ

キャメロン・ディアスさん聞いたことあるなと思ったら、マスクのヒロイン役された方でしたね。残念ながらチャリーズエンジェルは見ていなかったのですが。映画の内容からするとキュートな女優さんが似合う映画なんですね。青山様の紹介もキュートですね^_^。
by ヤマカゼ (2020-12-20 02:03) 

向日葵

わぁ~~ぁ!!
ワタクシも大好き!になりそうぅ~~ぅ!!

見てみたいなぁ~~ぁ。。
by 向日葵 (2020-12-20 23:21) 

青山実花

英ちゃんさん
コメントありがとうございます

ダイハードの主人公の名前を
すぐに思い出すなんてすごいです^^

ブルースもついに、
ドラえもんですか(笑)。

by 青山実花 (2020-12-21 13:27) 

青山実花

リュカさん
コメントありがとうございます

はい、とっても面白いです。
ぜひぜひ観てみてくださいね^^

by 青山実花 (2020-12-21 13:27) 

青山実花

ヤマカゼさん
コメントありがとうございます

キャメロン、綺麗で可愛いですよね。
それに思い切りがいいようで、
もう女優さんの仕事は
辞めたという噂がありますね。

by 青山実花 (2020-12-21 13:27) 

青山実花

向日葵さん
コメントありがとうございます

すごく魅力的な映画でした。
向日葵さんもきっと楽しめると思います。

by 青山実花 (2020-12-21 13:27) 

裏・市長

★5つもつけて、この作品に比べりゃ、
「タイタニック」なんてクソ!と、
絶賛しておられるところ、
話の腰を折って申し訳ない。

1966年の作品に対して「ネタバレ」も
「アバズレ」も「マタズレ」もねぇだろう?。

遠慮なく書いてくれよ!。

でも、SNSなんかを見渡すと、
「ローマの休日」なんていう古典に対しても、
「ネタバレしやがって!」と怒る層が
少なからずおられますね。

ネタバレもクソもねぇだろう?と思いますが、
そんな人に限って、「いつか見ようと思ってたのに」。

「いつか」なんて言ってるヤツは絶対に見ません。

見ようと思うなら、今までにもう見ています。
そういう輩はとりあえず難癖がつけたいのです。

だから青山実花は遠慮する事はないのですよ。
試写会で観られた作品であっても、ネタバレしてください。
映画会社が「結末は書かないで!」と、
釘を刺した場合も遠慮なく書いてください。

そしてひとこと。
「ワシに観せるヤツが悪い」。

・・・決まった。
by 裏・市長 (2020-12-31 01:35) 

青山実花

裏・市長さん
コメントありがとうございます。

人は大抵、親や、教師や、世間から、
「何事も諦めるな」
「途中でやめるのは、ダメな人間のすることだ」
と刷り込まれて生きています。

でも、時には、
「引き返す勇気も必要」だと、
教えてあげなければ駄目なのではないでしょうか。

何が言いたいかって?
映画ブログですよ。

「ネタばれしやがって」って、
そんな事言う奴はアホですか?
何のためにブログにタイトルが
付いているのですか?

ネタばれを読みたくなければ、
タイトルを見た瞬間、引き返せっつーんですよ。
ネタばれのない映画の記事なんて、
この世に一つでもあるのでしょうか。


ところで、裏・市長さん、
馬子にも、
「引き返す勇気も必要」だと、
教えてやってくれませんか?

父親Aさん、母親Kさんが、
「途中でやめるのはダメな人間」と
厳しく育てすぎたのでしょうね。

それに引き換え、
「叱らない育児」を実践されたI子は、
はなから学校にも行きゃしない。
ずいぶん極端な従姉同士ですこと。

by 青山実花 (2021-01-04 21:48) 

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