「クロサワ映画2011 笑いにできない恋がある」 [映画]
〔2011年/日本〕
2011年のクリスマスも近いある日。
女芸人・黒沢かずこ、大久保佳代子、光浦靖子、椿鬼奴の4人は、
ミッツ・マングローブのゲイバーで、
一人身を嘆いて管を巻いている。
黒沢と大久保が居酒屋で飲みなおしていると、
酔客に絡まれてしまうが、
そこを助けてくれたのが、
韓国から来たという、コン・テユとイ・テガンの男性二人組。
内気な黒沢は、テユの連絡先を聞けずじまいだったが、
その後、ロケで行った韓国のエステで、
偶然彼と再会し、
町を案内してもらう。
2人はその後、日本でデートを重ねるが、
実はテユには重大な秘密がある事が発覚する。
また、大久保はテガンと同棲するまでの仲に発展し、
鬼奴は幼馴染の青年実業家と恋仲になり、
有頂天となるが・・・。
先日書いた、「クロサワ映画」の続編。
前作より、こちらの方が、
声をあげて笑う場面が増えていて楽しい。
特に楽屋での、ハリセンボンの近藤春菜のセリフ。
例の、「○○じゃねーよ!!」とキレ気味に発するギャグは、
特別な事は何も言っていないのに、
なんであんなに可笑しんだろう。
黒沢かずこの、
体を張ったコントと、
普段の男慣れしていない様子とのギャップがいい。
黒沢の乙女チックな恋が心に沁みる。
だって、とても可愛い。
夜の東京タワーを、誰にも邪魔されずに見られる穴場に
テユを連れて行く場面など、
お笑い映画でなければ、
普通にロマンティックで、私も同じ事をしたくなったりして。
(そういう時、自分の年の事は考えない(笑))
相手が日本人でないのが、
ちょっと気になったけど、
ま、フジテレビの映画らしいしな(笑)。
それに黒沢は、最初テユに、
自分は女子アナだと偽る。
相手が日本人だったら、
そんな嘘は吐けないわけで、
黒沢を知らない外国人でなければ、
この物語は作れない。
黒沢の恋はやっぱり実らないけど、
でも、前作のオチより、
ずっと救いようがあると私は思う。
評価 ★★★☆☆
声をあげて笑うのって大事ですよね
思いっきり泣ける映画と、思いっきり笑える映画は心と体に必要と思います!
by mitu (2015-03-05 13:18)
mituさん
コメントありがとうございます。
声を上げて笑うって、
気持ちのいいものですよね。
これからも、他愛のない事で笑っていけたらいいのにと思います。
そういえば、最近、映画で号泣してないです。
久し振りに泣いてみたいような・・・(笑)。
by 青山実花 (2015-03-06 13:13)