◆明日の風◆ [本]
梁さんが山本周五郎賞を受賞した名作、
「血と骨」の焼き直しと言おうか、ダイジェスト版と言おうか。
ほぼ同じ内容の本をなぜ出版したのか、
ちょっと分からないけれど、
「血と骨」を再読したいと思いつつ、
あのページ数に躊躇していた所だったから、
まぁ、よしとするか。
戦中、戦後の在日コリアンの暮しは、
やはり何回読んでも面白い。
同じ言葉を話しながら、
日本人の私には理解できないような、
その暮らしぶり、考え方。
これが外国の話なら、
そういうものかで終わってしまうのだろうが、
この日本で、このような文化があった事に、
いつも、強い興味を感じる。
2011-08-23 12:00
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