23区内全駅制覇・小菅駅 [23区内全駅制覇]
【23区内全駅制覇・各駅編】
第207回目の掲載は、
・東武伊勢崎線
「小菅駅」です。
「小菅駅」といえば、
「東京拘置所」を思い出す方が殆どだと思うのですが、
以前、ここの近くの住む友人に、
「東京拘置所って、小菅のどの辺りにあるの?」と
聞いたところ、
「駅から見える、あのとてつもなく大きな建物がそうなのよ」と
教わり、
驚いた記憶があります。
駅前はこんな感じで、目立つお店などはないようです。
拘置所の方へ向かって歩いてゆくと、
なるほど、と思われる看板が。
拘置所前です。
本当に大きくて、
何も知らなければ、
マンションとか、大企業の本社とか、大学とか、
そんな感じのものだと思ってしまうかも。
茶化してはいけないのでしょうが、
デザインもカッコよく、
一般の人より、いい所に住んでるな、
なんて思ったり。
もちろん内部は、そんな甘いものではなく、
Wikipediaに詳しく載っていますが、
・窓ガラスはハンマーで叩いても割れない特殊仕様
・特殊な曇りガラスで、中から外の景色は見えない
・地下に、死刑執行の施設が備えられている
など、書かれています。
拘置所の正門の真ん前にたった一軒ある
喫茶店「アイアイ」さん。
いつもの駅巡りの時は、お店のかたとお話しする事は
殆どないのですが、
この日はママに色々お尋ねしました。
こちらのお店は、
拘置所が以前あった巣鴨から移転してきた頃から、
もう53年も営業されているそうで、
面会のかたがお食事してゆく事も多いそう。
ママから、
「ご面会ですか?」と聞かれてしまい、
「いえいえ、違います」と、
ちょっと強めに否定してしまいました(笑)。
ハンバーグ定食をいただきました。
「アイアイ」さんの並びには、
「小菅稲荷神社」や、
「松原児童遊園」があり、
それから、「差し入れ店」という看板を掲げた
お店もあるのですが、
そこは入口に大きく、
「写真撮影禁止」と書かれていました。
明治時代、
刑務作業として、
囚人たちが煉瓦製造をしていたそうで、
その碑と、煉瓦の実物があります。
それから、小菅には、
もう一つ、興味深い場所があります。
1949年に、当時の国鉄総裁・下山定則さんが、
電車に轢かれて亡くなった事件、
所謂「下山事件」がこの近くであり、
追悼の碑が、
拘置所の真裏にあるのです。
この事件は、
結局、迷宮入りで、
犯人は捕まっていません。
熊井敬監督、仲代達矢さん主演の、
映画「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」も面白く、
事件についてもっと知りたいと思っています。
松本清張さんも事件には強い関心があったようで、
「日本の黒い霧」という本を出されていますね。
「五反野親水緑道」。
裏側から見た拘置所。
「小菅万葉公園」。
「旧東京集治監レンガ塀」。
そして、煉瓦塀の内側にある、
「小菅御殿石灯籠」。
とっても見づらいです。
歴史ある灯籠ですし、
もっと分かりやすく展示すればいいのに、
なんて思います。
駅の裏にある、
「馬頭観音・地蔵尊」。
見過ごしそうになるくらい、
小さくて可愛いお地蔵さまたちです。
「足立区立日吉児童遊園」にあった、
少女の像。
タイトルは「夢」。
荒川の土手に上がってみました。
スカイツリーが見えます。
拘置所しかないと思っていた小菅ですが、
思っている以上に色々見どころがあり、
歩き甲斐がありました。
また行きたくなります。
--------------------
※今まで行った駅のリンク集です。
↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13
--------------------
※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
貼り付けておきます。
2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。
条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。
第207回目の掲載は、
・東武伊勢崎線
「小菅駅」です。
「小菅駅」といえば、
「東京拘置所」を思い出す方が殆どだと思うのですが、
以前、ここの近くの住む友人に、
「東京拘置所って、小菅のどの辺りにあるの?」と
聞いたところ、
「駅から見える、あのとてつもなく大きな建物がそうなのよ」と
教わり、
驚いた記憶があります。
駅前はこんな感じで、目立つお店などはないようです。
拘置所の方へ向かって歩いてゆくと、
なるほど、と思われる看板が。
拘置所前です。
本当に大きくて、
何も知らなければ、
マンションとか、大企業の本社とか、大学とか、
そんな感じのものだと思ってしまうかも。
茶化してはいけないのでしょうが、
デザインもカッコよく、
一般の人より、いい所に住んでるな、
なんて思ったり。
もちろん内部は、そんな甘いものではなく、
Wikipediaに詳しく載っていますが、
・窓ガラスはハンマーで叩いても割れない特殊仕様
・特殊な曇りガラスで、中から外の景色は見えない
・地下に、死刑執行の施設が備えられている
など、書かれています。
拘置所の正門の真ん前にたった一軒ある
喫茶店「アイアイ」さん。
いつもの駅巡りの時は、お店のかたとお話しする事は
殆どないのですが、
この日はママに色々お尋ねしました。
こちらのお店は、
拘置所が以前あった巣鴨から移転してきた頃から、
もう53年も営業されているそうで、
面会のかたがお食事してゆく事も多いそう。
ママから、
「ご面会ですか?」と聞かれてしまい、
「いえいえ、違います」と、
ちょっと強めに否定してしまいました(笑)。
ハンバーグ定食をいただきました。
「アイアイ」さんの並びには、
「小菅稲荷神社」や、
「松原児童遊園」があり、
それから、「差し入れ店」という看板を掲げた
お店もあるのですが、
そこは入口に大きく、
「写真撮影禁止」と書かれていました。
明治時代、
刑務作業として、
囚人たちが煉瓦製造をしていたそうで、
その碑と、煉瓦の実物があります。
それから、小菅には、
もう一つ、興味深い場所があります。
1949年に、当時の国鉄総裁・下山定則さんが、
電車に轢かれて亡くなった事件、
所謂「下山事件」がこの近くであり、
追悼の碑が、
拘置所の真裏にあるのです。
この事件は、
結局、迷宮入りで、
犯人は捕まっていません。
熊井敬監督、仲代達矢さん主演の、
映画「日本の熱い日々 謀殺・下山事件」も面白く、
事件についてもっと知りたいと思っています。
松本清張さんも事件には強い関心があったようで、
「日本の黒い霧」という本を出されていますね。
「五反野親水緑道」。
裏側から見た拘置所。
「小菅万葉公園」。
「旧東京集治監レンガ塀」。
そして、煉瓦塀の内側にある、
「小菅御殿石灯籠」。
とっても見づらいです。
歴史ある灯籠ですし、
もっと分かりやすく展示すればいいのに、
なんて思います。
駅の裏にある、
「馬頭観音・地蔵尊」。
見過ごしそうになるくらい、
小さくて可愛いお地蔵さまたちです。
「足立区立日吉児童遊園」にあった、
少女の像。
タイトルは「夢」。
荒川の土手に上がってみました。
スカイツリーが見えます。
拘置所しかないと思っていた小菅ですが、
思っている以上に色々見どころがあり、
歩き甲斐がありました。
また行きたくなります。
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※今まで行った駅のリンク集です。
↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13
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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
貼り付けておきます。
2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。
条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。