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「襟裳岬」 [映画]

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〔1975年/日本〕


原宿でデザイナーの見習いをしている、
靖子(山口いずみ)は、
ひょんなことから、五郎(神有介)と出会った。


北海道・襟裳岬出身の五郎は、
同郷の親友・田口(夏夕介)とルームシェアしながら、
真面目に働く青年。


靖子と五郎は、
デートを重ねるうちに愛し合うようになる。


しかし、ある日、
待ち合わせの喫茶店に五郎が現れず、
彼のアパートに行った靖子は・・・。





森進一さんのヒット曲「襟裳岬」を
主題歌にした映画。


「襟裳岬」の歌は嫌いじゃないけど、
ちょっとイメージしていた内容と、
違っていた(笑)。


私はてっきり、
物語は、
「襟裳岬」の歌詞の内容みたいに、
かの地で暮らす人々の、
厳しくとも暖かい生活を描いたものだと
勝手に思っていたから。


実際の襟裳岬が出てくるのは、
ラスト20分くらい(笑)。
あとは、ずっと、
東京での、
恋愛の話が進行してゆく。


平凡で、どこにでもある、
都会の片隅の男女の出会いの物語。
ただ、途中で、
「え!? そうくるの?」という出来事があり、
それがきっかけで、
山口いずみさんは、襟裳岬に行くことになるのだけれど。


森進一さんが突然出てきて、
「襟裳岬」を歌い出す場面がある。


今回、
歌詞をじっくり聞いてみましたが、
いい曲ですね。


特に、
「わけのわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから」
の部分が、あぁ、いいなぁって。


そうだ、人生の時間は短い。
悲しい事、辛い事を、
いつまでも考えているのは時間がもったいない。
楽しい事だけ考えて行こうと、
あらためて、心に決めた瞬間。


評価 ★★★☆☆

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23区内全駅制覇・国際展示場駅 [23区内全駅制覇]

【23区内全駅制覇・各駅編】


第200回目の掲載は、
 ・東京臨海高速鉄道りんかい線
「国際展示場駅」です。


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「国際展示場駅」で、友人と待ち合わせをして、


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向かったのが「そなエリア東京」。


ここは防災体験学習ができる施設で、
入場無料。


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防災ツアーに参加します。
最初に専用タブレットが渡され、
使い方の説明があります。


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さぁ、出発。
私たちは9階に映画館がある建物内にいる時、
地震がきた、という設定です。
エレベーターで外に出ると、


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そこは架空の街、
「ほくと線 東西駅」の駅前です。


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街は壊滅状態。


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架空なので静かですが、


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現実は、
被災者で溢れかえっているのでしょうから、


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こんなものでは済まないと思います。


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家の中は家具が倒れているのが分かります。


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瓦屋根だけが残っている家。


映像では見た事があるけれど、
実際にこうして見てみると、
物凄いリアルでショックです。


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レジ袋を利用した、
三角巾の作り方や、


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簡易トイレ、


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簡易ベッドの作り方が展示されています。


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幼稚園からも見学に来ていました。


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「乳幼児がいる人」
「高齢者」
「持病がある人」
「ペットを飼っている人」
「特定の宗教を信心している人」
そして「LGBTの人」「ヴィーガンの人」などなど、
思い付く限りのあらゆる状況を想定しての、
避難時における対策が書かれてあります。


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これも重大な問題。
何かあった時のために、
キャッシュレス生活でも、
ある程度の現金は持っていた方がいいのですよね。


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状況別、
23区のハザードマップ。


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震源地別で、
震度を表した地図。


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本当に災害が起きた時、
この施設は、
「緊急災害現地対策本部」になります。


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施設の屋上は庭園になっています。


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庭園大好き。
とても気持ちがいいです。


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「がん研究所有明病院」。


以前読んだ小説「エゴイスト」で、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2023-01-30
主人公が、恋人から、
『母親が、有明の病院で診てもらった』というのを聞いて、
病名を察する場面がありました。


実際来てみて、
あぁ、その病院が、ここなのだなと。


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駅周辺を歩きます。


「花」のオブジェ。


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裏から見ると・・・
まぁ、当然、こうなりますわね(笑)。


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2020年東京オリンピック・パラリンピックの、
聖火台があります。


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あの時のオリンピック・パラリンピックには、
言いたい事は山ほどありますが、
もういいです。
過去を振り返っても仕方ありません。


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ちょっと日本庭園のような、
演出がされています。


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可愛いベンチ。
これが揺れたら最高なのにね、と、
座ってみましたが、
残念ながら固定されていました(笑)。


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シーフードの「メヒコ」さんでお食事。


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通された席の前に、
大きな水槽がありました。


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一推しのカニピラフと、
ソーダ水をいただきました。





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※今まで行った駅のリンク集です。
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13

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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 貼り付けておきます。


2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。


条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。

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「霧の音」 [映画]

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〔1956年/日本〕


昭和22年。
中秋の名月の頃。
信州の山小屋に、
植物学者の大沼一彦(上原謙)と、
助手のつる子(小暮実千代)が滞在していた。
大沼の妻は議員に立候補するような女傑で、
夫婦仲は冷めきっており、
大沼とつる子は、愛し合っていた。
しかし、つる子は大沼の家庭の事を考え、
置手紙を残して、姿を消す。


3年後の中秋の名月の頃。
同じ山小屋に、大沼が14歳の娘・悠子を背負ってやってきた。
悠子が登山の途中、具合が悪くなり、
大沼は困っていた。
実は、山小屋の中に、
芸者になったつる子がいたのだが、
悠子の病気に気を取られていた大沼は、
つる子の存在には気が付かぬままだった。


さらに3年後の中秋の名月の頃。
高校生になった悠子を連れて、
また、大沼が山小屋にやってきた。
大沼は、近所に住む獣医から新婚の妻を紹介され固まった。
それはつる子だったのだ・・・。





同じ山小屋を舞台に、
3年ごとに関わり合う男女を描いた物語。


このような映画、
誰も観ないと思うので、
ネタバレしてしまうけど、
大沼が4度目に山小屋に行くと、
つる子は既に死んでいて、
大沼はショックで男泣きする。


実は、2度目に山小屋に行った時、
大沼は妻は死んでおり、
2人が再会していたなら、
もう、結婚への障害はなくなっていたのだけれど、
運命の神様は、
そうはさせてくれなかった。


どんな事でもそうだけど、
物事、上手くいく時は、
とんとん拍子で上手くいくし、
ケチが付く時は、とことんケチが付く。
それが縁というものなのだろう。


しっかし、この時代、
大沼とつる子が愛し合っているとはいえ、
2人の関係はプラトニックだという。


イマドキだったら、
中高生からでさえ、
「そんなの付き合ってるとは言えないじゃーん」と
言われてしまいそうである(笑)。


もちろん、プラトニックだからこそ、
いつまでも思いが残るという事もあろうし、
ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの名画、
「恋におちて」のテーマでもある、
「体の関係より、心の結びつきの方が、妻としては辛い」
という事もあろうが。


評価 ★★★☆☆

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23区内全駅制覇・永福町駅 [23区内全駅制覇]

【23区内全駅制覇・各駅編】


第199回目の掲載は、
 ・京王井の頭線
「永福町駅」です。


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「永福町駅」の改札を出ると、


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永福町に住まわれていた、
彫刻家・佐藤忠良さんの作品が。


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駅の名前通り、
「永福寺」に行ってみます。


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永福寺の隣にあるのが、
「永福稲荷神社」。


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このキツネ、
2頭の子供が生き生きとしていて、
好きです。


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「御嶽神社」。
こちらは柵に鍵がかかっているので、


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写真だけ。


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「永福橋」から撮った神田川。


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橋の脇にある、
漫画みたいな像が可愛いです。


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川沿いの遊歩道に、
なぜコブラ?(笑)


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ネコの絵も味がありますね。


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「永福中央公園」。
小鳥がお出迎え。


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きっと夏は水が流れるのでしょうね。


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球技専用スペース。


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ユニークな遊具が多いです。


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この赤と緑のマーク、
床屋さんかな、と思いましたら、
美容院でした。


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小さなガードレール。


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古家もあります。


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こちらは古アパート。


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内側も蔦に浸食されていました。


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三叉路にある、
タイ料理のお店ですが、
この文字は読めませんね(笑)。
「Yung Khaw(ユン カオ)」さんです。


カウンターに、椅子が2脚だけの、
小さな小さなお店です。
タイ人の奥さんがお一人で切り盛りされていて、
とても気さくで親切な、
いいお店です。


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メニューは、
カオマンガイとグリーンカレーの
2つだけですが、
半々にできますよ、という事なので、
お願いしました。
どちらもめちゃ美味しかったです。





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※今まで行った駅のリンク集です。
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13

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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 貼り付けておきます。


2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。


条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。

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『プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち』  [ドラマ]

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面白い!
麻薬のような毒があって、止まらなくて、
ここ3カ月くらい、
1日2回は見ている(笑)。


スマホドラマ、
『プロ彼女の条件 芸能人と結婚したい女たち』は、
「芸能人と結婚したい女」、
いわゆる「プロ彼女」たちの戦いを描いた物語。



女子大学生の京香は、
なんとしても芸能人と結婚したいという夢があり、
六本木の芸能人御用達の店で開催された合コンに参加する。


京香は、参加した芸能人の中から、
超人気イケメン俳優・和沙に目を付け、
近付きになるべく、無理矢理隣の席へ。


すると、参加者の中に、
地味で大人しそうな、たぬき顔の女・美織に気付き、
「何? このダサい女」と心でこき下ろす。
「お前みたいな女が来る場所じゃないんだよ」と。


しかし、京香は知らなかった。
甘く見ていた美織こそ、
最強のプロ彼女だという事を。


主人公・京香は、
芸能人と結婚したいという願望が強すぎるあまり、
回りが見えておらず、
また、他人が自分の事をどう見ているか考える余裕もないようで、
強いようで、弱く、
ついにはトンデモ行動に。


大人しそうに見える美織は、
そんな京香を腹で笑い、
とっとと和沙をかっさらう。


この2人のバトルが最高なのよ(笑)。




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そして、先頃公開された第2弾。
ファンが多いようで、
youtubeのお試し動画は、
視聴回数16万回を超え、
人気の高さが窺える。


和沙に自分を惚れさせ、
ついには半同棲にまで
持ち込んだ美織に、
新たな敵が現れる。


それは和沙の古い女友達・玲奈。
玲奈は、
「和沙なんて、男として見てないわ」と言いながら、
実は、何とかして美織から奪おうと画策。


美織と玲奈の、
煽り合戦が見もので、
この第2弾もまた、
一日2回も3回も見てしまう(笑)。




ところで、芸能人たちが夜な夜な集まるバーの経営者の
役をしてるのが袴田吉彦さん。


彼は、表向き、とてもいい人なんだけど、
実は女衒という裏の顔がある。


その演技が素晴らしくて、
すっかりファンになってしまった。
もうアパホテルとは呼ばせない(笑)。

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