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「私をスキーに連れてって」 [映画]

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〔1987年/日本〕


サラリーマンの矢野文男(三上博史)は、
普段は冴えない男だが、
スキーに関してはプロ級の腕前。


あるクリスマスの週末、
文男は、ゲレンデで、
OL・池上優(原田知世)に一目惚れする。


優も文男に好意を持つが、
彼に恋人がいると勘違いし、
聞かれた電話番号に、
でたらめを教えてしまう。


東京に帰り、
優に電話した文男だが、
当然、通じない。
しかし、なんと優が、
同じ会社の秘書課に勤務していることを知り、
誤解も解け、
二人は付き合う事に。


ある週末、
文男と優は、友人たちと志賀高原に
スキーに行くが、
会社から連絡があり、
2人が来ているスキーウェアが、
どうしても必要になり・・・。





観てみたいとずっと思いながら、
中々機会がなく、今まで来てしまったこの映画、
やっと観ることができた。


バブル真っ只中の作品で、
バブルを象徴するようなシーン満載かと思っていたけど、
登場人物たちは、
特に贅沢したり、
散財したりする様子もなく、
意外と普通。
そこに結構、
好感が持てる。


それに、彼らは、
バブルだからと、
浮かれているだけでなく、
仕事はきっちりやっている。
責任感も強いし。


それにしても、
いいなぁ、
ケータイがない頃の恋愛。
もしかして、すれ違っちゃうの?
と思わせておいて、
彼に会えた時の、
あの喜び。
いい年して、めちゃくちゃときめく(笑)。


それは、劇中にかかる、
ユーミンの曲の効果も大きい。
「サーフ天国、スキー天国」
「恋人はサンタクロース」
「ロッヂで待つクリスマス」など、
名曲揃いで、
劇場でなかったら、
大声で歌っていたところだ(笑)。


とはいえ、
私は、スキーを一度もしたことがない。
まぁ、鈍くさい私の事だから、
1度行ったとしても、
2度は行かないかもしれない(笑)。
映画のように、
雪の斜面を颯爽と滑ったら、
気持ちいいんだろうなと想像はするんだけど。
運動神経のいい人が羨ましい。


評価 ★★★☆☆

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