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『ありがとう 婦人警官編』 [ドラマ]

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あー、また見てしまった。


1970年のドラマ「ありがとう」。


世間では、「半沢直樹」や「BG」が話題になってるってのに、
なんで自分だけ、
こんな50年も前の昭和のホームドラマを見てるんだか、
時代に乗り遅れるのも大概にしろって感じ。
にしても、私の「ありがとう」好きは異常(笑)。


私が持っているのは、
以前、TBSで再放送されていたのを、
ビデオテープに録画し、
それを、その後、DVDに焼き直したもの。


画像は綺麗じゃなし、
音声も良くないけど、
とにかく、あの時、録画しておいて良かったと思うし、
消したり、捨てたりもしなくて良かった。
(最近はBSで放送されているようですが)


以来、何度、このドラマを繰り返し見ていることか。
面白い、とにかく面白い。
時代が違うとはいえ、
民放ドラマ史上最高の視聴率、56.3%というのも分かる。
脚本を手懸けられた、
平岩弓枝さんは天才だと思う。


「ありがとう」は、
山岡久乃さんと水前寺清子さんが母娘を演じる、
「婦人警官編」
「看護婦編」
「魚屋編」と、
そして、
京塚昌子さんと佐良直美さんが母娘を演じる
「カレー屋編」
の4シリーズがあり、
見る時は、必ず、
「婦人警官編」から始まって、
「魚屋編」まで一気に見る。


今、この文章は、
「婦人警官編」を見終わったタイミングで書いているのだけれど、
何度見ても笑えるし、
何度見ても感心する。
伏線がきっちり回収されるのも、めちゃくちゃ気持ちいい。


山岡さんと水前寺さんのシーンもいいけど、
私が大好きなのは、
煎餅屋「豆せん」と、
質屋「洞外質店」の場面。
この2つの家族のやり取りは何度見ても爆笑。
(って、何の事やら分かりませんよね)
(完全な自己満足ですね(笑))


そして、凄いのは、
ホームドラマでありながら、
クライマックスが、
「猟銃所持犯による保育園立て籠もり事件」という点。
本当に緊迫する場面。


ところで、先ほど、
このドラマには第4シリーズまであると書いたけれど、
再放送を私が録画している時、
第4シリーズまで放送されたというのに、
主演が、山岡&水前寺ではない、という理由で、
「カレー屋編」だけは、録画をしなかった。


その後、何年も経って、
インターネットが出現して、
私もブログをするようになって、
オフ会なるものに参加した時、
一人の参加者さんから、
「ありがとう」の3シリーズまでは見ているのだけれど、
4だけ未見なので見たくてたまらない、と言われて驚いた。


なんて事!
こんな未来が待っていると分かっていたら、
あの時、第4シリーズも録画しておいたのに。


BSで何度か放送されても、
なぜか、第4シリーズだけは省かれるそうだ。


今の、新コロな世の中、
新しいドラマの制作も中々思うようにいかないと聞きます。
TBSさん、どうかこういった、
昭和のドラマの再放送をしてはいただけないでしょうか。
その時は、「ありがとう」の、
第4シリーズまで、お願いします。

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