SSブログ

「ターミネーター ニュー・フェイト」 [映画]

terminatornewfate.jpg
〔2019年/アメリカ〕


メキシコシティで暮らす21歳の女の子ダニー(ナタリア・レイエス)は、
ある日、弟・ディエゴと共に働く自動車工場で、
父親ソックリの男に襲われるも、
グレースと名乗る女に助けられる。


ダニーとディエゴ、そしてグレースの3人は、
工場を車で逃げ出すが、
男は執拗に追ってきて、
ハイウェイで、もはやこれまでかと思われる事態に
追い込まれる。


するとそこに、
屈強な中年女が現れ、
男に立ち向かう。
彼女こそが、
「審判の日」を阻止した、
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)だった・・・。





なんとも幸せな、
そして、あっという間の128分。


大大大好きな「ターミネーター」の
「1」と「2」。
この映画は、この2本の、
正統な続編と位置付けられるということだ。


じゃあ、「3」と「4」、
そして、
「ターミネーター:新起動 ジェニシス」
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2015-07-21
の存在は一体なんだったの?(笑)
この3本に使った、
時間とお金を返せ!
・・・と言いたいところだけど、言いません(笑)。
あれはあれで、楽しませてもらったわけだし。


で、この、
「ターミネーター ニュー・フェイト」、
サラ・コナーの登場シーンに、
泣けて泣けて。


全てはサラから始まった、「ターミネーター」。
そのサラを演じた、リンダ・ハミルトンが、
還暦を過ぎ、
またサラを演じるなんて、
それは夢のような話で、
しかも、リンダさんは、
もう見た目から女戦士そのもので、
カッコよすぎ。


それに、年の重ね方も、とても自然で、
お顔に変な施しをしてなさそうなのも(たぶん)
素晴らしい。
しわの一つ一つが生きてきた証。
美しい。


シュワ氏と同じスクリーンに収まった絵も最高。
やっぱり、この2人がいてこそ、「ターミネーター」。


ストーリーは、
「1」と「2」を踏襲し、
それをバージョンアップさせただけ、という感じだけど、
とにかくアクションシーンが凄くて、
カーチェイスも凄くて、
圧倒されっぱなし。
最近のストレスが全部吹っ飛んだ(笑)。


それから、忘れちゃいけないのが、
ダニーに貼り付いて、
ボディガードのように守ってくれる、
グレース嬢。


こちらも、長身でカッコいい。
演じるマッケンジー・デイヴィスって、
他の映画で見た事あったっけ?と、調べてみたら、
「オデッセイ」と「タリーと私の秘密の時間」に出ていた。
「オデッセイ」の時の役は憶えてないけど、
「タリー~」は、そうだった、
彼女がタリーを演じていたと、すぐ思い出した。
いい役だった。


全体に、女性大活躍のいい映画だった。
楽しかった。


評価 ★★★★☆

nice!(120)  コメント(18) 
共通テーマ:映画