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「愛ってなんだろ」 [映画]

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〔1973年/日本〕


浅見麻里子(天地真理)は、
おもちゃ会社のデザイナー。
そして、会社の女の子4人で、
バンドを作り、ボーカルを担当している。


そんなある日、
企画部に新人・河村俊二(森田健作)が、
やって来る。
イケメンの俊二をバンドに入れてはどうかと
麻里子たちは画策するが、
俊二は音楽が嫌いだった。


人気者の俊二に嫉妬する、
専務の息子・青木(小松政夫)は、
俊二が昔ミュージシャンで、
デビュー直前の恋人とドライブ中、
事故を起こし、
恋人を死なせてしまった事を、
皆の前で暴露する。


俊二はそのまま姿を消す。
麻里子は、俊二からプレゼントされた曲を
テレビで披露し、
俊二に呼び掛けると・・・。





今、世間を騒がせている、
森田健作千葉県知事。


どうした?森田さん?
爽やか青春スターのイメージは
微塵も感じられない、苦しい言い訳。


しどろもどろで、
目は虚ろ、
手が震えている。
ごちゃごちゃ言わず、
潔く、
「すみませんでした!」と言ってしまった方が
カッコいいし、
世間も納得するような気がするけど。


あれでは、長年ファンだった人がいたとしても、
嫌になってしまいそうだなぁ。
いや、彼の言っている事が、
絶対ウソだと決めつけてはいけないんだろうけど。


奇しくも、そんな森田さんが出ている映画を、
友人Aちゃんが貸してくれたので、観た。
なーんて、この映画の主役は、
あくまで、天地真理さんだけど。


天地さんの人気は、
当時、そうれはもう凄まじかったようで、
劇中、彼女の歌が何曲も歌われ、
ご本人も生き生きしている。


それに、とっても都合がいい(笑)。


人気スター・尾藤イサオさんに、
森田さんの作った歌を歌ってもらおうと、
テレビ局に押しかける、天地さん。


当然、入れてもらえるはずもないが、
すると、ラーメン屋の白衣に着替えて、
岡持を持って、
まんまと入館(笑)。


さらに、尾藤さんに拝み倒して、
曲を聞いてもらうと、
「この曲は、僕が歌うより、君が歌った方がいい」ってんで、
ど素人だというのに、
いきなりテレビで歌を!
しかもフルコーラス(笑)。


まぁ、いいや。
アイドル映画だもん。
夢物語だもん。
楽しんだもの勝ちね。


ところで、ラストに流れる天地さんの曲、
「ひとりじゃないの」って、
じっくり聞くと、とってもいい歌詞ね。


「ひとりじゃないって すてきなことね
 あなたの肩ごしに 草原も輝く 
 ふたりで行くって すてきなことね
 いつまでも どこまでも」


評価 ★★★☆☆

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