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「スペシャルアクターズ」 [映画]

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〔2019年/日本〕


売れない俳優・和人(大澤数人)には、
致命的な欠点があった。
「極度に緊張すると、気絶する」
という病を抱えているのだ。


そんな和人は、
ある日、5年間音信不通だった弟・宏樹(河野宏紀)と
偶然再会する。


宏樹も、役者をしていると知った和人は、
宏樹が所属する事務所、
「スペシャルアクターズ」に入れてもらう事になる。


「スペシャルアクターズ」は、
映画やドラマの仕事の他に、
人々の悩みを芝居で解決するという
依頼も請け負っているという。


そんな中、事務所に一人のJKがやって来る。
JKの姉は、両親亡きあと、
旅館を経営しているのだが、
あるカルト宗教に洗脳され、
旅館が乗っ取られそうなので、何とかならないか、
と言うのだ・・・。





試写会で観た。


大ヒットした、「カメラを止めるな!」の、
上田慎一郎監督の、長編映画第2弾。


ワールドプレミアム試写会という事で、
監督と、出演者の皆様、
総勢19人が舞台挨拶に登壇された。

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出演者の皆様は、全員が、
オーディションで選ばれた方々ばかりだそうで、
主演の大澤数人さんは、
10年間で、3回しかお芝居の経験がなく、
ご両親は、俳優をしている事を、
この映画の宣伝のテレビで知ったそうだ(笑)。


そんな数々の爆笑エピソードを、
お一人お一人が話され、
舞台挨拶は大変な盛り上がり。


そんなわけで、
知っている俳優さんは一人もいなかったのだけれど、
途中で、2作目公開のお祝いという事で、
「カメ止め」に出演されていた、
女優さん3人が登壇され、
その中に、どんぐりさんがいたので、
「お!」と思う。
生どんぐりさんは、物腰の柔らかく、素敵でした。

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「カメ止め」の大ヒットで、
やはり期待も大きいのだろう。
マスコミの数も大変に多くて、
上田監督は、
嬉しさは勿論だけど、
恐縮しているように見受けられて、
あぁ、いいなぁ、と。


そして、大きく期待されているだけに、
プレッシャーも大変なものだっただろうなぁ、と思う。
まぁ、今回は、2作目という事で、
仕方のない面もあるけど、
これが3作目、4作目、となるにつれ、
大騒ぎはされなくとも、
普通に公開されていくようになればいいのではないだろうか。


舞台挨拶の話ばかりになってしまったけど、
上田監督の作品の性質上、
映画本編について、
どこまで書いていいのか、ちょっと分からなくて。


ネタバレは、絶対ご法度だけど、
予告で観られるまでなら、粗筋OKかな、と、
私としては、気を使ったつもりなのですが、
どうでしょう。


とにかく、とても面白かったです。


評価 ★★★★☆

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