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「シャッフル」 [映画]

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〔2007年/アメリカ〕


サンドラ・ブロックは、
夫と、2人の幼い娘がいる、
幸せな専業主婦。


ところがある日、
夫が交通事故に遭い即死したとの連絡を受ける。
気が動転し、
どうする事もできない。
しかし、葬儀の準備をしなくてはならない。


ところが、翌日、目を覚ますと、
夫は生きており、
何事もなかったかのように出勤していく。
そうか、あれは夢だったのか。


ところが、また翌日目覚め、パジャマのまま階下に行くと、
人々が喪服を着て集まり、
気の毒そうにサンドラを見る。
母親から、早く着替えるようにと促され、
混乱するサンドラ。


何かがおかしい。
サンドラはふと、
この一週間の曜日が、
シャッフルされている事に気付く。
それならそれを逆に利用して、
夫を死を阻止せねば・・・。





一週間の曜日がシャッフルされてしまうという、
不思議な物語。


けれど、これは、
どのジャンルにも当てはまらない気がする。
SFでもない、
オカルトでもない、
スリラーでもない。
強いて言うなら、夫婦の再生物語?


しっかし、
突然、夫が死んだと知らされ、
翌日には普通に生きていた、となると、
私なら、
自分が認知症か何かになったのではないかと、
そちらの方に不安を覚えるだろうなぁ(笑)。


だって、夢にしては、
昨日の出来事はあまりにリアルで、
記憶もハッキリしている。
それなのに、死んだはずの人が生きていたら、
いよいよ自分も駄目か、と、
絶対思うと思う。


この映画の好きなところは、
この現象に、
悪魔を持ち出さなかったところ。


洋画で悪魔を持ち出されると、
悪魔の概念のない私には、
なんだか釈然としないというか、
全てをそれで解決しないでーと言いたくなるので。


もちろん、「エクソシスト」みたいな、
悪魔映画の大傑作もあるので、
全部が悪いわけではないのですが。


評価 ★★★☆☆

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