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「トールキン 旅のはじまり」 [映画]

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〔2019年/アメリカ〕


ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン(ニコラス・ホルト)は、
幼い頃、父を亡くし、
また、母も彼が12歳の時に亡くなる。


母の友人のモーガン神父が後見人となり、
学校に通える事になったトールキンは、
ロバート、ジェフリー、クリストファーという
3人のかけがえのない友を得る。


彼らから刺激を受けたトールキンは、
絵の才能と、物語の想像力を開花させ、
それを磨く。


また、同じ家に下宿する、
エディス(リリー・コリンズ)と恋に落ち・・・。





試写会で観た。


J・R・R・トールキンといえば、
誰もが知る、
大作ファンタジー小説、
「指輪物語」の作者であり、
「指輪物語」を映画化した、
「ロード・オブ・ザ・リング」は、
アカデミー賞作品賞を受賞するほど、
凄い物語だったけど、


ただ、解説にもあるように、
不思議と、
トールキンの半生について、
考える人はあまりいない。


そう言われてみると、確かに私もそうだ。
うーん、なぜだろう。
物語が壮大すぎて、
作者にまで考えが行かないのかもしれない。


で、今回、
そんなトールキンが映画化されたわけだけど、


「ロード・オブ・ザ・リング」という作品が、
こんな風な背景で生まれたのかと考えると、
興味深いものがある。


トールキンという人は、
大変に頭がいい上に、
努力家で、
しかも、真っ直ぐな性格だ。


そして、運も大切な要素。
私から見ると、
彼は、中々に運がいい(笑)。
もちろん、運も才能のうちだ。
それに、彼がいい人間だから、
運が味方に付いた、とも言えるわけで。


それから、
一度は壊れかけたエディスと恋も成就させる。
やっぱり、結ばれるべき相手とは、
どんな邪魔が入っても、最後は必ず結ばれるものなのね(笑)。


評価 ★★★☆☆

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