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23区内全駅制覇・六本木駅 [23区内全駅制覇]

【23区内全駅制覇・各駅編】


第4回目の掲載は、
 ・東京メトロ日比谷線
 ・都営大江戸線
「六本木駅」です。


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六本木駅の7番出口を出ると、
私は、必ず、
立ち寄らずにはいられない場所があります。


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外苑東通りの渡って、すぐの所にある、
このお家。
何らかの力によって、壊れた、
というより、
長い時間を掛けて、朽ちていった、そんな印象。
普通の住宅街だって、
このような家を見たら驚くのに、
それが、六本木の駅前の一等地に、なぜ?って。


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夜になると、さらにシュールです。
左の向こうに、
あの、富の象徴でもあるような、
六本木ヒルズが、
煌々とした光を放っていて、
その対比がなんとも。


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正面の写真。
この感じから、
元は、何かのお店だったような気がします。


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きっと、何らかの理由があって、
この建物が放置されているのでしょうし、
もしかしたら、世間では有名な物件なのかもしれません。
ただ、私は、
敢えてそれを調べようとは思っていません。
ここに来た時、
この建物を見るのが好きなだけのです。


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ミッドタウンの向こうの、
檜町公園。
人工的な小川や池なのでしょうけれど、
水のある所は大好き。


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ここは、昔、
SMAPの剛が逮捕された所でもありますね。


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公園の注意書きには、
「全裸になって、大声を出してはいけない」とは
書かれていないけどなぁ・・・
・・・って、嘘です(笑)。


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ミッドタウンの中の「DEAN & DELUCA」。
アボカドと海老のグラタン。


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kino filmsさんの試写室。





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※今まで行った駅のリンク集です。
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13

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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 貼り付けておきます。


2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。


条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。

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「おしえて!ドクター・ルース」 [映画]

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〔2019年/アメリカ〕


試写会で観た。


アメリカでは知らない人がいないという、
90歳のドクター・ルースの人生を追った、
ドキュメンタリー。


彼女は、1981年に、
深夜ラジオ、「セクシュアリー・スピーキング」に
登場し、
聴取者の、誰にも話せない性の悩みの相談に乗っているうちに、
大人気者になった。


その回答は明確で、
分かりやすく、
相談者を絶対否定しないのが、
聞いていて、とても気持ちいい。
どんな悩みだって、
先生にかかると、
全ては、
「当たり前の事」になる。


小柄な、その体から湧き出すパワーは、
90歳の今でも、
全く変わっておらず、
現在も、大学で教えたり、
テレビやラジオに出演するなど、
多忙な日々を送っている。


先生曰く、
「私がブロンドの美女だったら、ここまでの人気は出なかった」。
確かに、それはあるかも。
もしも、モデルみたいな女性が、
性の相談を受ける、なんて番組があったら、
回答如何によっては、
「そ、それは、先生の実体験?」なんて、余計な事を考えてしまって、
色物な番組になってしまった気がする。


底抜けに明るい先生だけど、
実は、とても悲しい過去がある。
ユダヤ人の先生は、
10歳の頃、
家族と離れ離れになり、
その後、両親をホロコーストで失ったのだ。


明るい人は、
能天気とか、
何も悩みがないなんて
思われがちだけど、
人はみんな、人に言えないような辛い出来事がある。


先生は、
映画に出演した事もあるそうだ。


チラッと、
ジェラール・ドパルデューに抱き上げられているシーンが映り、
「何の映画だろう、観た事あるかしら」と思い、
家に帰って調べてみたら、
「シガニー・ウィーバーの大発掘」という、
日本未公開の映画らしかった。
それから、もう1本、
「ウーマン・イン・ニューヨーク」という、
こちらも、日本未公開の映画に出演されているようだ。
観てみたいけど、
ソフトがレンタル店にないのが残念。


評価 ★★★☆☆

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「ガーンジー島の読書会の秘密」 [映画]

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〔2018年/フランス〕


1946年。
戦争が終わり、
落ち着いた生活を取り戻しつつあるロンドン。
人気作家のジュリエット(リリー・ジェームズ)は、
ガーンジー島で行われている読書会のメンバーと
文通するようになる。


ナチに怯えていた戦時中、
その会は結成された。
創始者は、若い女性・エリザベス。


本を読む事によって、
結び合った、人々の心に感動したジュリエットは、
読書会について記事を書こうと、
ガーンジー島を訪ねる。


しかし、なぜか島にはエリザベスがいない。
メンバーと交流してゆくうちに、
その理由を知るジュリエット。
さらに、ジュリエットの人生を
変えてしまう出会いがあり・・・。





試写会で観た。


若き人気女流作家・ジュリエットが、
戦時中に作られた読書会の存在を知り、
その島を訪ねるという物語だけれど、


読書会そのものより、
主人公の人生が今後どうなっちゃうの?と
そちらの方が気になる。


なにせ彼女は、
島に行く直前、
ある男性から、プロポーズされて、
めっちゃゴージャスな指輪をもらっているのだ。


しかも、そのプロポーズ、
船が、「さあ、今から出ますよ」というタイミングの、
人でごった返す、港でされる。


そんな状況で、いやだなぁ、
みんなが見ている前じゃ、
断る事もできやしない。
絶対断らせないという、
男の執念というか、執着というか、
そんなものが透けて見えるよなぁ、
なんて思いながら観ていたけど、


やっぱり、彼は運命の人じゃなかった、
という風に進んでゆく。


リリー・ジェイムズがとっても綺麗。
彼女の事は、
「シンデレラ」で初めて知って、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2015-05-23
これからが楽しみ、と思っていたけれど、
やっぱり活躍している。


それに、「シンデレラ」の時は、
とても若いと思っていたけど、
4年経った今は、
落ち着いた女性になりつつあって、
それもいい。


私も、読書会のような会があったら、
入ってみたいな。
あまりガチガチなのは嫌だけど、
ゆるーく参加できるようなのがあったら。


評価 ★★★☆☆

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◆私以外みんな不潔◆ [本]


私以外みんな不潔

私以外みんな不潔

  • 作者: 能町 みね子
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2018/11/22
  • メディア: 単行本


先日の試写会で、
能町みね子さんのお話を生で聞けた事を書いた。
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2019-07-25


能町さんの本を、
また何か読んでみたくて、
リストを眺めていたら、
タイトルと、
そして、
「私小説です、たぶん」という帯の文字に惹かれたので、
この本を選んだ。


物語は、北海道で生まれた「私」が、
家族で茨城県に引っ越してきたところから始まる。
母に連れられ、
転園した幼稚園に行き、
卒園までが描かれているのだけれど、


ガサツな園児たちに辟易し、
不潔なトイレに絶望する「私」。


大人になった今なら、
対処のしようもあるんだろうけど、
無力な幼稚園児の「私」には、
どうする事もできず、
狭い世界の中で、
なんとか、時をやり過ごすしかない・・・。


やっぱり能町さんって、凄い。
繊細で、
敏感で、
頭が良すぎる子、というのは、
幼稚園の頃から、
世界をどんな風に見ているのかが、
分かる。


そして、
能町さんには足元にも及ばない私だけど、
子供の頃の、
心許なさ、
不安、
哀しみ、
などが、あぁ、分かるなぁって。


私は、誰かに頼まれたとしても、
もう子供時代には戻りたくないな。

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「よこがお」 [映画]

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〔2019年/日本〕


リサ(筒井真理子)は、
ある美容院で、美容師・米田和道(池松壮亮)を指名する。
初対面のはずなのに、
自分を指名したリサを訝しく思う和道だったが、
その日から急接近した2人は、
何度目かのデートの末、肉体交渉を持つ。
しかしそこには、リサのある思惑があった・・・。


リサの本名は、市子。
半年前まで、訪問看護師をしていた。
その仕事ぶりは、高く評価されており、
特に、担当しているうちの1軒・大石家では全幅の信頼が寄せられ、
長女・基子(市川実日子)が
介護福祉士になるための勉強までみてやっていた。


そんなある日、基子の妹・サキが、
何者かに、拉致監禁されてしまう。
数日後、無事解放されるが、
市子は、犯人を知って驚愕する。
男は市子の20歳の甥だったのだ。


その事を、
大石家に告げようか、迷っているうちに、
ある人物の裏切りにより、
マスコミにそれがリークされ、
世間は大騒ぎになってしまう・・・。





細かい事を気にしなければ、
とても面白い。


平凡に暮らしていた
訪問看護師の女性が、
甥の起こした事件をきっかけに、
全てを失う。


犯罪者の伯母にまで、
マスコミがあそこまで押しかけるだろうか、
という疑問はあるけど、
そこには巧妙に仕組まれた、というか、
結果的に、仕組んだ感じになってしまった
裏切者のある行為があって、
あれならマスコミに追われるのも仕方ないかなぁ、とも思う。


それで市子は、
その裏切者の憎むわけだけど。


ただ、ちょっと待ってね。
その裏切者も、確かに悪い。
市子のショックな気持ちも分かる。
でも、その人を責める前に、
一番悪いのは誰かと、考えた方がいいんじゃない?


だって一番悪いのは、
犯人である甥っ子じゃん。
甥っ子さえ、馬鹿な事をしでかさなければ、
何事も起こらなかったし、
市子は、あのまま幸せになれたんじゃん。


なのに、甥っ子の母親(市子の妹)は、
オロオロして泣くばかり。
劇中、誰かが甥っ子を叱る場面は一つもなかった。
しかも、市子はご丁寧に、
出所する甥っ子を迎えにまで行ってるし。
私だったら、縁切りするな。


ところで、
観終わって、家に帰って、
筒井真理子さんの年齢を調べたら58歳だった。
いや、別にそれはいいんだけど、
そんな彼女が、
私の大好きな池松壮亮くんと結ばれるってのが。


だって、池松君は29歳よ。
筒井さんのちょうど半分よ。
いくら何でも羨ましすぎ・・・・・・
・・・・・・じゃなくて、
ちょっとそれは凄い事だなぁと思って(笑)。


評価 ★★★★☆

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