「僕に、会いたかった」 [映画]

〔2019年/日本〕
隠岐の島で、
漁師をしていた徹(TAKAHIRO)は、
12年前、海の上での事故で記憶をなくして以来、
漁には出ず、
港で働いている。
徹の母・信子(松坂慶子)は、
いつかは徹の記憶が戻るようにと、
日々、願いながら暮らしている。
そんなある日、
島に、島留学の3人の高校生、
めぐみ、雄一、愛美がやって来る。
めぐみたちは、
それぞれ、「島親」の元で生活しながら、
島の人々と、交流を深めていくが・・・。
試写会で観た。
EXILEのTAKAHIROという人が、
とても人気があるのは知っているけれど、
私は、EXILEが何かパフォーマンスをしたり、
トークをしたりという姿を、
ほぼほぼ、見た事がなく、
TAKAHIROさんも、なんとか顔が分かる、というレベル。
でも、そんな私でも、
このポスターに写っている彼は、
なんだか今までのイメージと違う、
というのは分かる。
この映画は、
記憶をなくしたTAKAHIROさんが、
母や、島の人々の尽力で、
それを取り戻し、
その過程で、
観ているこちらが、
え!そうだったの!
という、
ちょっと驚きの秘密を知る、物語。
全てのシーンが、
島で撮影されているせいか、
都会の喧騒とは無縁の、
とてもゆったりとした空気が流れているのが、
なかなかいい。
そういえば、
これを書きながら、ふと思い出した。
元AKBの板野友美さんが、
ご自身のブログに、
川遊びの写真をアップされた時、
その写真の隅っこに、
明らかに、TAKAHIROさんと分かる人物の腕が
写り込んでいたことがあった。
(EXILEは見た事ないくせに、
芸能スキャンダルには詳しい私(笑))
世間は、
「匂わせするな!」
「わざとらしいことするな!」と、
散々な叩きようだったけど、
私は、その切ない女心、
ちょっと分かる気がしたなぁ。
モテモテで、
女性が放っておかないTAKAHIROさんを、
板野さんは、
「彼は私と付き合ってるのよ」と
世間に知らしめたかったんだろう。
けれど、その後、
TAKAHIROさんは、武井咲さんとデキ婚。
板野さん、辛かっただろうなぁ。
と、勝手に想像。
まぁ、恋は戦いだから仕方ないけど。
そんな時は、スッパリ諦めて、身を引いて、
次の恋に行くしかないのよねぇ。
・・・って、
映画と全然関係ない事書いてるじゃん(笑)。
評価 ★★★☆☆