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「恐喝こそわが人生」 [映画]

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〔1968年/日本〕


新宿のクラブでボーイをする・村木(松方弘樹)は、
店のマネージャーが、
酒屋と密造酒の取引をしているのを聞いてしまい、
口止めのため、殴られる。


憤った村木は、
仲間の、
関(室田日出男)
野口(城アキラ)
お時(佐藤友美)と組み、
酒屋を強請り、金をせしめる。


それがきっかけとなり、
「四つ葉会」を結成した彼らは、
恐喝に精を出すようになるが・・・。





昨日書いた、
「わが恐喝の人生」
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2019-04-15
のタイトルを最初に見た時、


「たしか、『恐喝こそわが人生』という映画があった気がするけど、
2つの映画は何か関係があるのだろうか」、と思い、
調べてみた。


するとやはり、
こちらの「恐喝こそわが人生」は、
「わが恐喝の人生」をリメイクしたもののようで、
深作欣二監督の作品ということを知る。


そうなると、もう気になっていられない。
早速、観る。


うーん、これはもう、
どう考えても、
「わが恐喝の人生」の勝ち。


このストーリーは、
仲の良かったチンピラが、
片方が、犯罪者に、
そして片方が、刑事になる、というのが、
面白い所なんだと思うけど、


この映画には、
将来、刑事になる友人は出てこない。


なので観ているこちらは、
ただひたすら、主人公の恐喝だけを
見せられる事になる。


まぁ、あまり捻らず、
犯罪映画に徹したかったのかもしれないけど。


村木と、お時が、
途中、男女の関係になるというのも、
わたし的には、あんまり好みじゃないかなぁ。


仲間は仲間として、
一線を守っていないと、
雰囲気が生々しくなるよね。


ラストは、
え!?え!?え!?って感じで、
巻き戻して、もう一度観てしまった。
そこは中々面白かった。


評価 ★★★☆☆

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