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「花の恋人たち」 [映画]

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〔1968年/日本〕


東都女子医大の寮では、
操(吉永小百合)、
有為子(十朱幸代)、
藤穂(和泉雅子)、
万千子(山本陽子)ら、学生たちが、
医師国家試験に向けて、
勉強に励んでいる。


特に、操は、
貧しい母子家庭の中から、
医大に行かせてくれた母(奈良岡朋子)の苦労に報いるために、
他の学生のような息抜きもせず、
勉強とバイトに明け暮れる日々。


国家試験が終わると、
次の狙いは学長賞。
学長賞を取ると、
多額の賞金が出る。
操は、喉から手が出るほど、
それを欲している。


そして、その学長賞を、
有為子も狙っていた。
有為子は経済的に恵まれているが、
自分の実力を試すために、
論文を提出する・・・。





観始めてすぐ、「あれ?」と思う。
このストーリー、
私が去年に観た映画、
「女の教室」とまるで同じだ。
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2018-02-13


DVDを一時停止して、
ネットで確認してみると、
なるほど、
吉屋信子さんの、同じ小説を
映画化したもののようだ。


同じ小説でも、
大映と日活、
それはそれで、違うんじゃないかと、
その辺りを気にして観ていたけれど、
あまり違いは感じられなかった。


まぁ、それほど深い話ではないし、
演出するにしても、
どうしても、
似たようなものになってしまうのは仕方ないのだろう。


目立った違いは、
有為子の弟が、
「女の教室」では、目が不自由なのに対して、
こちらでは、脚が不自由な事。


そして、その弟の役を演じているのが、
川口浩様の弟さんの、
川口恒さん。


兄弟だから、
そのお顔を真剣に見てみたけど、
似ているようで違う。
(当たり前だ(笑))


やっぱり浩様の可愛さは、
浩様だけのものだと再認識(笑)。


こんな感想しか書けなくて、
すみません(笑)。


評価 ★★★☆☆

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