「悪魔からの勲章」

〔1967年/日本〕


私立探偵・田宮二郎が、
妹分の梓英子とドライブをしていると、
タクシーとトラックの衝突を目撃する。


怪我をしたタクシーの乗客を
病院に運んだ田宮と梓だが、
その日から、
怪しげな男たちが、
周囲をうろつき始める。


どうやら、連中は、
タクシーの客が持っていた、
「何か」を、
田宮が持ち去ったと思い込んでいるらしい・・・。





田宮二郎が、
カッコいい探偵を演じている、
軽妙な映画。


彼は、交通事故の被害者を助けたが故に、
ギャングから狙われる事になる。
それも2組の。


つまり、
どこへ行っても敵だらけ。
でも、強い。
どこで鍛えたのか、
強面の男たちを、
殆ど腕力だけで、倒す。


キザなのに、
強い探偵という設定は、
ちょっと外国映画みたい。


実際、ちょっとおしゃれっぽくて、
田宮二郎のイケメンっぷりが、
うまく生かされている。
「あばよ」なんてセリフも、
決まっているし。


いつものごとく、
タイトルと内容は、
全く合っていないけれども(笑)。


評価　★★★☆☆