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「サラエボの叫び」 [映画]

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〔2017年/ボスニア・ヘルツェゴヴィナ〕


試写会で観た。


ヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデンのボーカル、
ブルース・ディッキンソンが、
1994年に、
当時、戦時下にあったサラエボで、
ライブを行った時の様子を描いたドキュメンタリー。


時々書いているけれど、
私はヘヴィメタやハードロックが大好きなので、
この試写会に行ける事になって、
とても嬉しかったし、楽しみだった。
もちろん、アイアン・メイデンも好きなバンドの一つだ。


ただ正直、このような試写会に、
観客が来るのかという思いで、
劇場に向かったのだけれど、
なんと、超満員でビックリした。


しかも、
アイアン・メイデンのTシャツ着用率めっちゃ高し(笑)。
ヘヴィメタ、ハードロックのファンは、
まだまだ沢山いる。
そういえば、去年行った、
ナイトレンジャーのライブも満員だった。
 ↓
http://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2017-10-11
なんか、嬉しい(笑)。



映像は、
いわゆる戦場カメラマンのような、
戦争に慣れているかたが撮っているのではないようで、
その分、とても生々しい。


カメラの目の前で、
幼い少年が、
頭を撃ち抜かれて死ぬ場面まである。
かなりの緊迫感。


映画の中でも言われる事だけど、
サラエボといえば、
1984年に、冬季オリンピックが行われた地だ。


オリンピックといえば、
平和と豊かさの象徴だと思うのだけれど、
(イメージだけかもしれぬが)
たった10年で、
一体何があって、内戦などという事態に陥ったのか。


けれど、そんな中でも、
ブルースは、ライブを敢行し、
人々は熱狂する。


やっぱり音楽はいい。
たとえ戦時下にあっても、
音楽を愛する心を、
人々は忘れてはいない。




映画の前に、
ハードロック評論家の伊藤政則さんが登壇され、
映画の解説をしてくださったのだけれど、


私は、10年ほど前、
イベントで伊藤さんと、
ほんのちょっとだけ会話した事があって、
1人勝手に、懐かしさを感じてしまった。


というのも、
大好きだった、あるドイツ人の女性ロッカーが来日した際、
30人ほどの小さなイベントに行ったのだけれど、
開催前に、
その女性ロッカーへの質問を書く紙を渡された。


憧れのロッカーと、
通訳さんを介してでも会話をするためには、
何とかして、質問を読んでもらわなくてはならない。
そのためには、
人と違う事を聞かなくては駄目だと考え、
「〇〇さんは、とてもお綺麗ですが、
 お化粧品はなにを使っているのですか?」と書いて出した。


すると、やった!(笑)
司会をされていた伊藤さんが、
私の質問を読んでくださったのだ(笑)。


その時、
ちょっとだけ、会話した、というわけで。
もちろん、女性ロッカーも、
私の質問に、
とても丁寧に答えてくださり、
嬉しかった事を思い出す。


すみません、
映画とは何の関係もない、
つまらない思い出話でした(笑)。


評価 ★★★☆☆

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