SSブログ

「ビューティフル・デイ」 [映画]

beautifulday.jpg
〔2017年/アメリカ〕


ジョー(ホアキン・フェニックス)は、
行方不明者の捜索をする
スペシャリスト。


普段は、
年老いた母親と地味に暮らす彼は、
海兵隊時代の出来事や、
父親からの虐待のフラッシュバックに
苦しんでいる。


ある日、上院議員のヴォットから、
仕事の依頼があった。
ヴォットの娘・ニーナが、
売春組織にいるので、
それを救い出してほしいと。


早速仕事にかかったジョーは、
ニーナを救い出すが、
ニーナの表情は虚ろで・・・。





試写会で観た。


ホアキン・フェニックスの映画を観たのは、
たしか、
「教授のおかしな妄想殺人」以来、
2年ぶり。


「教授の~」が、
コメディタッチで面白かったのに対して、
こちらは暗く、悲しい。
そして緊張感でいっぱい。


ホアキンは、
行方不明者の救出を生業にしている、
いわば、殺し屋なのだけれど、


何より驚いたのは、
アメリカには、
そんな仕事を専門にする人がいるほど、
行方不明になる人が多いのかって事。


以前、ニュースで、
牛乳の紙パックにまで、
行方不明の子供の写真が印刷されているというのを
見た事があるけれど、
その殆どは、
離婚した親のどちらかが、
子供を連れて行ったケースで、
大きな事件性がある場合は少ないと聞いていた。


でも、この映画を観ていると、
少女売春組織や、人身売買など、
のんきな事は言っていられないような話で、


しかも、ロリコンの政治家などが絡んでくるとなると、
闇が深すぎる。
日本にも、同じようなことが絶対にないとは
言い切れないのかもしれない。


それから、
トラウマによる、
フラッシュバックって苦しいだろうな、と、
想像できる場面多数。


普段は何でもなく暮らしていても、
突然、心の表面に、
過去の強烈な出来事が浮かび上がってきて、
一度そうなると、
中々立ち直れないって、
ちょっと分かる気がするから。


ホアキン・フェニックスというと、
どうしても、
若くして死んだ兄のリバー・フェニックスを思い出す。


リバーが生きていたら、
どんな大人になったんだろう。
ホアキンとは全く違うタイプの男の子だったから、
いまだに気になる。
亡くなった人を悪く言うのは、駄目かもしれないけど、
馬鹿な死に方をしたものだ、と本当に悔しい。


評価 ★★★☆☆

nice!(55)  コメント(4) 
共通テーマ:映画