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渋谷のカクテルバー「八月の鯨」へ。 [できごと]

5月某日。
友人からLINEに連絡があり、
そこに、
「どうしても行ってみたいお店がある」と書かれていました。
私はあえて、店名を聞かず、
渋谷で待ち合わせをして、行ったのが、
カクテルバー「八月の鯨」。

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今回、この事をブログに書こうと思ったのは、
こちらのお店、
映画のタイトルを
そのまま名付けたオリジナルカクテルが沢山あり、
それから、
メニューに載っていなくても、
バーテンダーさんが観た事のある映画なら、
注文に応じてくださるという、
映画ブログに相応しいお店だったからです。



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メニューを見ただけで、
「おぉ!」と思い、
どれにしようか、本当に迷ってしまいます。


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友人は、お酒が強くないので、
度数のあまり高くなさそうなものを、という事で、
「小さな恋のメロディ」。


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私は、メニューに載っていないものを
頼んでみようと思い、「ガタカ」を。


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2杯目。
今度は友人が、メニューに載っていないものを、
という事で、
「はじまりのうた」を。


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私は、若尾文子さんの出演作で、
何か飲んでみたくて、
「浮草」をお願いしてみたのですが、
バーテンダーさんが未見だという事なので、
メニューの中から、「座頭市」。
「座頭市」シリーズの中には、
若尾さんが出演している作品もあるので、
それはそれで、満足です。
入れ物からして「座頭市」っぽくて、カッコいい。


友人と私と、
お互い注文したお酒を、
交換して飲み、
4種類を味わったわけですが、
メニューのタイトル、
全部が気になる。
全部飲んでみたい(笑)。


渋谷には、そうしょっちゅう行くわけではありませんが、
映画の帰りなどに、
また寄ってみたいと思っています。
楽しみがまた増えました(笑)。

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23区内全駅制覇・西武豊島線 [23区内全駅制覇]

SI06.練馬駅
     toshima06.JPG

SI39.豊島園駅
     toshima39.JPG




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全駅制覇、9回目の掲載は、
西武豊島線です。


練馬駅と豊島園駅の2駅だけの、
西武鉄道の中では、
最も短い路線のようです。


豊島園には、
子供の頃に行った事があるだけで、
あとは、夏の風物詩、
猛暑日に、
「豊島園のプールがいかに混雑したか」というニュースを
見るくらいです。


・・・と、ここまで書いて、
気になったので調べてみましたら、
園内に、天然温泉があるのですか。
しかも、
1,200 坪の日本庭園まで。
俄然、気になってきました。
機会があったら、行ってみます。


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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 一応貼り付けておきます。
 初めて来られたかたは、
 駅名表示板が並べられているのを見ただけでは、
 わけが分からないと思いますので(笑)。


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いつの頃だったか、
都内の初めての駅に降り立った時、
せっかく来たのだからと、ホームの駅名表示板を
写真に撮った事がありました。


そんな事が何回か続いた時、
23区内に駅っていくつあるんだろう、
全て制覇したら面白いだろうな、と考えるようになり、
数年間かけて、
先日、やっと全駅制覇を完了いたしました。


条件は、
駅は、必ず改札を入るか出るかする、
もしくは、
違う路線に乗り換える事。
駅に降りて、写真だけ撮って、また乗るというような
「ズル」はしていません。


駅は、数え方にもよるのでしょうが、
延べにして720ほどあります。
当初はブログにアップしようとは全く考えていませんでしたが、
友人にこの事を話しましたら、
ぜひ見てみたいと言われましたので、
順次、載せていこうと思います。


駅を降りたあと、
周辺を、少し歩いてみたりもしましたが、
とりあえず、「一周目」は全制覇が目標でしたので駆け足で、
「二周目」に、街歩きのような事をしてみたいと
考えています。

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「女房学校」 [映画]

nyobogakko.jpg
〔1961年/日本〕


料亭を切り盛りする山本富士子は、
婿養子の夫・森雅之が、
ヒモ同然な事に腹を立て、
家を追い出してしまう。


専業主婦の叶順子は、
夫・川崎敬三が仕事ばかりで
自分をまるでかまってくれない事に
ストレスマックス状態。


川口浩と朝丘雪路夫妻は、契約結婚。
1年ごとに契約を交わし、
嫌になったら、契約更新しないと決めている。


そんな3人の妻たちは、
ひょんなことから、
山本は川崎と、
叶は川口と、
朝丘は森と、
それぞれ、危うい雰囲気になってしまい・・・。





この映画にはビックリした。


川口浩様の未見の作品という事で、
ウキウキ気分で劇場に出掛けたのだけれど、


主題歌に乗せて、
出演者の皆様の名前が出てきたら、
なんと、朝丘雪路さんの文字が。


朝丘さんが亡くなった事は
19日のニュースで知ったのだけれど、
まさか、こんな偶然のタイミングで、
観に行った映画に出演されていたとは。
しかも、役柄は、浩様の奥様。
このお二人が夫婦役を演じていた事にも、ビックリ。


朝丘さんといえば、
私の中では、
豊かなバストの持ち主の、
羨ましいような体型の方という印象なのだけれど、
この映画でも、
そのバストが強調される場面があり、
女の私でも、ちょっとドキドキした。


とにかく、
ここのところ、
西城秀樹さん、星由里子さん、朝丘雪路さんと、
昭和のスターが立て続けに亡くなり、
古い映画好きには、淋しいばかり。


で、映画は、といえば、
3組の夫婦、
特に妻が、
夫に大きな不満を持ち、
そんな時、
夫と正反対のタイプの男に出会って、
気持ちが揺れる・・・という物語。


そんなに上手い具合に、
3組の夫婦の浮気相手が、
スワッピングみたいに、
円を描くわけがないのは分かってるけど、


それぞれの出会いが、
そう不自然でなく、
なんだか納得してしまう。


ただ、いつも思うのは、
この手の映画は、
もう殆どのオチが、
夫婦が元の鞘に収まるのがお約束なんだけど、
たまには、全員が新しい相手と新生活を始める、
というのを見てみたい気もする。
それじゃ、シャレにならないから、
駄目なのかなぁ。


小沢栄太郎さんが、
山本富士子さんの父親役を演じておられたけど、
今回は、良かった。


すごくいい父親で、
いつもの嫌味な様子は微塵もなかったわ(笑)。
これこそが、
小沢さんの素に近いんじゃないかと、
思ったりして。


全体的に、
モダンでお洒落な映画だった。


評価 ★★★☆☆

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「おれの行く道」 [映画]

orenoikumichi.jpg
〔1975年/日本〕


千葉県成田市で旅館を経営する土屋家で
母親の一周忌の法要を行うため、
6人の子供たちが集まった。


そこには、祖母のキク(田中絹代)も来ていた。
キクが、最近、
北海道の広大な土地を売り、
2億円の金を持っている事を、
孫たちは知っている。


長男・栄一(河原崎長一郎)
次男・健二(北浦昭義)
長女・松子(弓恵子)
次女・竹子(夏純子)は、
その金を狙い、
「キクは自分が引き取って、面倒をみる」と言い張り、
誰も一歩も譲らない。


ところが、キクが、
その2億円を、
全額老人ホームに寄付をしてしまった事が分かった。
栄一たちは、途端に、
手の平を返したように、
キクを邪魔者扱いに。


そんな兄たちの態度に、
三男・耕三(西城秀樹)と、
三女・梅子(池上季実子)は憤り・・・。





西城秀樹さんが亡くなった。


第一報を聞いた時は、
ショックで、悲しくて、
それは、日本中の多くの方が、
同じ気持ちな気がする。


病気になられたあとは、とても大変だったと思うけど、
それより私は、
元気いっぱいだった頃の、
ヒット曲を連発していた時のお姿が見たくて、
YouTubeで検索して、
沢山の曲を聞いて、歌った。


それから、
以前から、DVDを繰り返し見ている昭和のホームドラマ、
「寺内貫太郎一家」の、
周平役も大好き。
特に、梶芽衣子さん演じる、
足の不自由な姉を大切にする「周ちゃん」の演技が素晴らしく、
セリフを空で言えるくらい。


ワイルドで、カッコよくて、
悪い噂なんか、
一つもなかった西城さん。
彼がもうこの世にいないなんて、
いまだに信じられない。


西城さんが出演している映画で、
未見の作品を観たい、と思い、
ソフトを探してみたら、
この「おれの行く道」を見つけたので、
早速借りた。


西城さんが、
あの名女優・田中絹代さんと
共演していたというのが驚き。


ただ、タイトルやジャケットに反して、
西城さんの出番はめっちゃ少ない。
ネットでは、
「忙し過ぎたからだ」とか「怪我をしていたからだ」とか、
色々な説が書かれているけれど、
まぁ、私は、
やっぱり単純に、忙しかったからかなぁ、と思う。


「寺内貫太郎一家」の翌年の映画、
というわけではないだろうが、
お約束の(?)、ちゃぶ台返しのシーンがある(笑)。
ドラマでは、小林亜星さんがしていた事だけど、
それを西城さんが踏襲していて、笑える。


田中絹代さん演じる祖母が、
2億円を老人ホームに寄付してしまったと聞いた時、
欲張りな私は、ちょっとショックで、


孫たちに面倒をみてもらうために
北海道の土地を売って、上京したのだから、
ある程度の「お土産」は必要だったのでは、
と思ったりしたけど、


ちゃんと、オチがあった(笑)。


評価 ★★★☆☆

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23区内全駅制覇・西武池袋線 [23区内全駅制覇]

SI01.池袋駅
     ikebukuro01.JPG

SI02.椎名町駅
     ikebukuro02.JPG

SI03.東長崎駅
     ikebukuro03.JPG

SI04.江古田駅
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SI05.桜台駅
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SI06.練馬駅
     ikebukuro06.JPG

SI07.中村橋駅
     ikebukuro07.JPG

SI08.富士見台駅
     ikebukuro08.JPG

SI09.練馬高野台駅
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SI10.石神井公園駅
     ikebukuro10.JPG

SI11.大泉学園駅
     ikebukuro11.JPG



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全駅制覇、8回目の掲載は、
西武池袋線です。


昨年、
私の親しい年下の友人が、
学生時代からの夢だった、ある試験に合格し、
(倍率30倍だったそうです)
この西武池袋線で通勤するようになりました。


その子の努力を知っていた私にとっても、
それは、心の底から嬉しい出来事で、
以来、
私の生活圏ではなかったこの路線が、
途端に輝きを増し、
「西武池袋線」という言葉を聞いただけで、
ウキウキするような気持ちになります。


駅や路線には、
そんな風に、
人々の
嬉しくて、幸せな思いや、
また、時に、
悲しい思いが、
無数に染み付いているのでしょうね。


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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 一応貼り付けておきます。
 初めて来られたかたは、
 駅名表示板が並べられているのを見ただけでは、
 わけが分からないと思いますので(笑)。


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いつの頃だったか、
都内の初めての駅に降り立った時、
せっかく来たのだからと、ホームの駅名表示板を
写真に撮った事がありました。


そんな事が何回か続いた時、
23区内に駅っていくつあるんだろう、
全て制覇したら面白いだろうな、と考えるようになり、
数年間かけて、
先日、やっと全駅制覇を完了いたしました。


条件は、
駅は、必ず改札を入るか出るかする、
もしくは、
違う路線に乗り換える事。
駅に降りて、写真だけ撮って、また乗るというような
「ズル」はしていません。


駅は、数え方にもよるのでしょうが、
延べにして720ほどあります。
当初はブログにアップしようとは全く考えていませんでしたが、
友人にこの事を話しましたら、
ぜひ見てみたいと言われましたので、
順次、載せていこうと思います。


駅を降りたあと、
周辺を、少し歩いてみたりもしましたが、
とりあえず、「一周目」は全制覇が目標でしたので駆け足で、
「二周目」に、街歩きのような事をしてみたいと
考えています。

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