「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」 [映画]
〔2017年/アメリカ〕
ある高校で、男子2人女子2人が、
居残りをさせられ、
地下室の片付けを命じられる。
すると、そこにあったのが、
古いテレビと、ゲームソフト。
片付けなんかしてられっか、ってんで、
スイッチを入れて、ゲーム開始。
参加者が、それぞれ自分のキャラを選ぶと、
なんと、全員がゲームの世界へ吸い込まれてしまう。
行った先は、深いジャングル。
元の世界に帰るには、
いくつかあるステージを全クリしなければならない。
しかも、各人に与えられたライフは3つ。
かくして4人はジャングルを進んでゆくが・・・。
試写会で観た。
以前、「ダンケルク」の試写会で、
IMAXで観られてラッキーだったと書いた記憶があるけれど、
今回はさらに上をゆく、
「IMAX」+「3D」で観させていただいた。
ありがたい事です。
大好きな「ジュマンジ」。
映画も、原作の絵本も、とってもいい。
映画日記を読むと、
オリジナルを観たのは、
1996年3月22日。
あの頃は、3Dはなかったけれど、
「最高に面白い!
CGがなければ出来なかった映画」と書いてある。
あれから、22年。
アナログなボードゲームだった「ジュマンジ」が、
テレビゲームで戻ってくるという噂を聞いて、
一体どんな風になるのかと、
心配な気持ちでいたのだけれど、
「ジュマンジ」の不思議(不気味?(笑))なパワーは、
私の心配なんか余計なお世話とばかりに、
ちゃんと辻褄が合うような、
ストーリーになっていた。
4人の高校生が、
ジュマンジが用意したジャングルに入って、
冒険するわけだけれど、
高校生が本人の姿形でいるわけでなく、
選択したキャラになる、というのが、受けた(笑)。
ヘタレだった男の子は、マッチョに。
ジャイアンだった黒人の男の子は、小柄に。
自分に自信がなかった女の子は、美人に。
スマホ命のギャルは、オッサンに、
といった具合に。
そして、4人以外に、
重要なのが、
なぜか、既にジャングルにいた、
アレックスという高校生。
4人がジュマンジの世界に入り込む前に、
色々エピソードがあるわけだけど、
それがアレックスの登場で、
「なるほど、そう繋がるわけか」と
納得できて、
そこがまた、面白い。
5人で、危機を乗り越えていく様子に
ハラハラさせられて、
観終わった時は、
ヘトヘトに(笑)。
この映画、アメリカでは、
公開3週目に、
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を抜いて1位に
なったのだそうだ。
やっぱり、みんな「ジュマンジ」が大好きなのね。
評価 ★★★★☆