「パニック・マーケット」 [映画]

〔2012年/オーストラリア〕
オーストラリアの海岸で、
ライフセイバーの仕事をするジョシュ(ゼヴィア・サミュエル)は、
婚約者・ティナ(シャーニ・ヴィンソン)の兄が、
サメに食われるのを助ける事ができず、
ティナともギクシャクし、
別れる事になってしまう。
1年後。
ライフセイバーを辞め、
スーパーで働くようになったジョシュは、
買物に来たティナと久し振りに会うが、
彼女は新しい恋人と一緒だった。
そんな中、
店に強盗が押し入り、
大騒ぎになりかけたところに、
巨大地震が発生。
大きな津波が押し寄せ、
殆どの人間が死亡する。
店内で生き残ったのは13人。
なんとか商品棚の上に避難した彼らだが、
人食い鮫が店内を泳ぎ回り・・・。
津波で崩壊した建物の中に
取り残された人々を
鮫が襲うという、
パニック映画。
実際の津波は、
こんな風ではないだろうと、
日本人なら誰でも知っているけれど、
まぁ、映画だからこんなものか。
登場人物のキャラが、
バラエティに富んでいて、
中々楽しい。
主人公や、元カノ、
強盗や、
強盗を捕えようとした警察官、
その警察官の娘などなど。
そして、当たり前だけど、
ピンチの連続。
こういう映画で、
「いい人」が鮫に食われると、ガッカリしない?
人の命の重みの差はないとはいえ、
やっぱり、
いい人と、強盗とでは違う(気がする)。
場面は、スーパーの店内と、
地下の駐車場の2か所が、
2元中継みたいに交互に映るんだけど、
地下のバカップルが、
本当に馬鹿っぽくて笑える。
くだらないけど、
それなりに楽しめる。
評価 ★★★☆☆