「ナラタージュ」 [映画]

〔2017年/日本〕
大学2年生の泉(有村架純)に、
高校時代の演劇部の顧問・葉山(松本潤)から
ある日、連絡が来た。
部員が少ないので、
卒業公演を手伝ってくれないか、と。
泉は、高校時代の自分を思い出す。
葉山に恋していた、
あの切ない日々を。
母校で葉山と再会した泉は、
胸の奥にしまっていた恋心が、
再び動き出したのを感じる。
そんな中、彼女は、
大学の同級生・小野(坂口健太郎)から
愛を告白され、
葉山への思いを断ち切るように、
交際を始めるが・・・。
懸賞でいただいたチケットで観た。
そんな事でもなかったら、
劇場で観ようとは思わなかっただろうけど、
私はどんな映画でも、
観られれば嬉しいので、
とてもありがたい。
それに、松潤の映画のチケットって、
相当な倍率だったのではないかと想像する。
ジャニーズが絡むのイベントの懸賞は、
ほぼ当たらないと考えた方がいい。
なので、とてもラッキーだ。
当選させていただけた事に感謝します。
で、映画。
出てくる人出てくる人、
みんなが苦しそうで、
辛い。
全員が、報われない恋に悩んでいる。
全員が、両思いのようで、片思いのようで。
でも、どんな恋でも、
しないよりはマシだと、
私は、いつもそう思ってる。
たとえ報われなくても、
その恋が、
一瞬でも人生に彩りを与えてくれたのなら、
それはとても幸せではないかと。
まして、この映画のキャッチコピー、
「壊れるくらい、あなたが好きでした」
という経験は、
誰もができるわけじゃない。
色々、思うところはあるけど、
無粋な事は言うまい。
「壊れるくらい、あなたが好きでした」
とまで言う恋に、
他人が口出しできるわけがない。
評価 ★★★☆☆